こんにちは、しげぞう(@shigezoblog)です!

この記事では私が投資している米国高配当株&積立NISAインデックスファンドに対する投資方針・ルールを紹介します。
- 投資歴:2019年~
- 投資額:約180万円/年
【投資対象】
- 米国高配当株
- 積立NISAインデックスファンド
- 仮想通貨
- 企業型確定拠出年金
私は現在米国高配当株、積立NISAインデックスファンドを合わせて約500万円程度運用しています。
米国高配当株の運用状況を記事にまとめていますので、良ければご覧ください👇
<米国高配当株>
他の投資家がどんな考えで投資方針、ルールを決めているか知ることは、これから投資を始める方、始めたての方には参考になるかと思います。
【米国高配当株&積立NISAインデックスファンド】株式投資の方針・ルール
まずはそもそも何を目指して何の為に投資をするか、が一番重要です。
その目的に沿った投資方針・ルールを自分なりに考えています。
投資目的

私の投資目的は、3STEPで配当収入、総資産を増加させ、50歳までに
- 配当収入:10万円/月
- 総資産:6,000万円
を達成して、様々なことに挑戦出来る「選択の自由を得る」ことです。
(※投資額追加に伴い、達成年度を変更しました)
色んな挑戦したいこと、やりたいことがたくさんあります。
でも、すぐ出来ることもありますが、なかなか出来ないこともあります。
そこで選択肢を狭めている要因はいくつかありますが、一番はやはり「お金」
以上から、「選択の自由を得るために、株式投資による資産形成、配当収入の積み上げ」を行っています。

株式投資にはいくつか選択肢がありますが、まずはどの国に投資するか、が重要ですね
どの国に投資するか

私は現在、米国株一択で投資しています。
- 過去の結果から、やはり強いのは米国株
- 全世界株の半数は米国株
- 会社は株主のものという考えが強い
- 25年以上連続増配企業は100社以上(日本は花王の1社のみ)
- 今後も米国は人口の増加が続く予測=経済成長が続く予測
- 企業の新陳代謝が活発で、GAFAMのような伸びる企業が出てきやすい
積立NISAを開始した初期は色々購入していましたが、上記理由から米国株のみの買い増しを続けています。
まだまだこれからも米国株の強さは続くと信じてます。
もちろん他の考え方を否定しているわけではなく、私はこう考えて投資しているということです。
未来は誰にもわかりませんが、自分の考えを持って投資していきます。

次に、どんな株に投資するかです
高配当株、インデックス 両方に投資する理由

私は上記の考えから、米国株のみに投資しています。
その中でも長い連続増配年数や、高い配当利回りを持つ高配当株をメインに株式投資をしています。
その高配当株には主に以下のようなメリット・デメリットがあると考えています。
- キャッシュフローが改善し、日々の生活が良くなる実感を得られる
- 収入の分散が出来る
- 株価暴落時も配当金は大きく下がりにくい
- 将来キャッシュフローの計算がしやすい
- 資産拡大のスピードが遅い
- 配当金も減配、停止の恐れがある
高配当株投資のメリットは概ね気に入って、自分にも合っているしこれからも続けていきたいと思っています。
「選択の自由を得る」という目的に対して、合致したメリットだと実感しています。
しかし、高配当株のデメリットの中でも特に「1. 資産拡大のスピードが遅い」は実感しています。
企業の利益を企業自身の成長ではなく、株主に配当として還元しているんですから当然ですよね。
そもそも高配当株は
- 成熟しきった銘柄
- ブランドが確立されて他社が参入しにくい業界
- 新たな設備投資、開発投資の必要がない銘柄
が多数です。
だから利益を株主に還元しているんですが、株価はなかなか上がりにくい傾向です。
逆に積立NISAのインデックス投資は、高配当株投資と真逆に近い特性を持っていると考えています。
そのためメインの高配当株に加え、S&P500や楽天VTIといったインデックスファンドにも投資し、
両刀を持つことでそれぞれのデメリットを補完し合えないかと考えています。

ではメインの米国高配当株に対する私の投資ルールをご紹介します
米国高配当株の投資ルール

高配当株にどんなやり方で投資するかを考える際に、
一般的には高配当株は積立投資ではなく、株価が下がった時に購入すべきということを聞いたことがある方は多いのではないでしょうか?
でもいつまでも買わないと、下図のイメージのように暴落が来て株価が下がっても、元の株価より高かったというような機会損失の可能性も十分にあり得ます。


じゃあなんでそもそも高配当株の積立はダメって言われているの??
その疑問にお答えする為には、その前に「高配当株と無配株の違い」について解説する必要があります。
- 高配当株:企業の成長ではなく、配当で投資家に還元するバリュー株
- 無配株:企業の成長にお金を投資し、成長による株価上昇で株主に還元するグロース株
上記の通り、基本的に高配当株は無配株よりも株価の成長が少ない銘柄が多い傾向にあります。
- 積立はあくまで長期でみて、株価が右肩上がりの銘柄に適用できる手法
- 株価が低成長では、積み立ててもいつまでたっても資産は増えない、インカムも伸びは少ない
また、株価の成長率があまり高くなく、暴落率が高めの銘柄は暴落時スポット買いの方が効率が良いとも言えます。
その為、高配当株は積立よりも株価が下がった時に購入すべきと言われるのです。
つまり、高配当株は積立がダメなわけではなく、株価が低成長の銘柄が積立よりも暴落時スポット買いの方が効率が良いということです。

じゃあ、高配当株の中でも
- 株価高成長で暴落してもすぐ回復する銘柄と
- 株価低成長で暴落率が高めの銘柄(でも高い配当利回り)
にグループ分けしたらいいのでは?
上記のように考えて、以下の表で私のポートフォリオの13銘柄+今後購入予定の1銘柄、計14銘柄を整理しました。


※2(年平均株価成長率):直近5年の年平均株価成長率
※3(暴落率):コロナ時株価下落率
各銘柄毎に、
- 暴落時回復年数:暴落して元の株価に回復するのに何年程度かかるか
- 年平均株価成長率:株価の成長率がどの程度あるか
- 暴落率:暴落時にどの程度株価が下がるか
でまとめました。
この表は「暴落時回復年数」が少ない=暴落時にすぐ回復する高成長銘柄を左から順に並べています。
※SPYDはまだ購入していませんが、今後ポートフォリオに加える予定です。
またこの表をグラフ化すると下のようになります。

上記の表のように、ポートフォリオの銘柄を以下の2つのグループに層別しました。
- 株価が高成長で、暴落から回復が早い7銘柄:積立購入
- 株価の成長率が高くなく、暴落からの回復も時間がかかるが配当利回りが高い7銘柄:暴落時スポット購入
こうすることで機会損失も避け、それぞれの特性を活かした運用が出来ると考えました。
※’21/5分までは全ての銘柄を積立購入の対象にしていましたが、’21/6から上記ルールを適用します。
また、積立て購入銘柄は以下のルールで買い増しします。
- 「評価損益率 最低銘柄」を毎月約3.5万円分
- 「組み入れ比率 最低銘柄」を毎月約3.5万円分
- 現金を毎月約6万円分+配当金をストック:暴落時のスポット購入に備える
上記のように運用します。
考え方は
- 評価損益率 最低銘柄:割安で配当利回りが上昇している銘柄の買い増し
- 組み入れ比率 最低銘柄:ポートフォリオのバランス維持
- ETF+個別銘柄:ETFで分散を盤石にし、個別銘柄でさらなるインカムゲイン(配当)の上乗せを計る
上記のように考え、毎月積立て+暴落時の備えを並行して進めていきます。

続いて積立NISA インデックスファンドの投資ルールについてご紹介します
積立NISAインデックスファンドの投資ルール

積立NISAでは現在以下2銘柄を積立てし続けています。
- 楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI):15,000円分
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500):18,333円分
積立NISAは優良なインデックスファンドの投資信託のみが選択肢です。
そのため、最初から選択肢はあまり多くありません。
- 投資対象国は米国:上記「どの国に投資するか」ご参照下さい
- S&P500と全米株式VTI両方を積立て:正直どちらでもいいです。差は小さい。手数料が少ないS&P500の比率を多めにしています
上記のように、基本的に2つの銘柄の差は小さいです。
手数料が安いeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)を多めに積立てしていますが、今後VTIの手数料下落の可能性等を考えて両方を買っています。
VTIとS&P500の違いは、簡単に言うと「VTIはほぼ全米に投資」し、「S&P500はVTIの中の優秀な500社に厳選して投資」するということです(下図イメージ)


今後も基本はこの方針のまま続けていこうと考えています
まとめ

本記事では、私が投資している米国高配当株&積立NISAインデックスファンドに対する投資方針・ルールを紹介しました。
- 投資目的:お金に縛られない「選択の自由を得る」こと
- どの国に投資するか:米国株のみに投資
- 高配当株、インデックス 両方に投資する理由:高配当株をメインに、デメリットをインデックスで補完
- 米国高配当株の投資ルール:「積立購入」と「暴落時スポット購入」銘柄の2グループに層別
- 積立NISAインデックスファンドの投資ルール:米国のインデックスに投資
投資に正解はありません。
現在は上記のように考えていますが、今後も少しずつ変わるかもしれません。
でも目的に沿って筋を通して、最新状況に合わせて変える分には私は変えていいと思います。
むしろ全く何も変えずに思考停止する方が危険だと考えています。
これからも選択出来る豊かな生活を目指して、常に考え続けていきたいと思います。

今日もありがとうございました!
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