米国の高配当株投資に興味があるけど、どのくらい利益が出るの??
こんな方たちの参考になればと思います。
私は2019年から米国株投資を実践しているブロガーです。
愛する米国連続増配・高配当株をメインに資産運用、キャッシュフローの改善中です。
米国連続増配・高配当株の投資方針は以下の記事でまとめています👇
➣【米国連続増配・高配当株】投資の方針・ルール
【米国高配当株投資】2021年6月 運用成績、ポートフォリオを公開(個別株+ETF)
米国高配当株 2021年6月 運用成績
2021年6月時点の米国高配当株投資 運用成績を紹介します。
評価損益はドル建て、円建て両方の状況を説明します。
評価損益額[USドル]
ドル建て評価損益額:+4,273.44ドル
配当金(税引き後受取金額)も含めるトータル損益額:+5256.40ドル
評価損益額[円]
円建て評価損益額:+577,134円
配当金(税引き後受取金額)も含めるトータル損益額:+682,870円
ドル建てに対して円建ての利益が高くなっているのは、「為替の影響」です。
コロナショック後、’21/2月くらいまでは1ドル106円程度でしたが、今年は円安が進み、投稿時点は1ドル111円程度になっています。
円高の時に買い増ししてきた株が、円安になったことで利益に繋がり、円建ての利益増になっています。
また現時点ではベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)以外は評価損益はプラスに転じています。
米国株を購入する際は、この為替の影響があることをしっかり認識した上で購入する必要がありますね。
良い面も悪い面もあります。
米国高配当株 これまでの運用成績
昨年はコロナショックの影響で低迷していましたが今年に入りプラス損益に転換し、6月末で損益率+22.9%になりました。
評価額、損益率共に順調に増加傾向です。
株価低迷時も淡々と買い増しし続けたので、今年は結果が現れてきています
米国高配当株 構成比率(ポートフォリオ)
米国高配当株ポートフォリオは次の通りです。
昨年はコロナ渦で大幅に下落したエネルギー株であるエクソンモービル(XOM)の買い増し月が多く、結果として株数が大幅に増加し、構成比率も大幅に増えました。
エクソンモービルの株価は原油価格の回復と共に既に戻っているので、しばらく買い増しはなさそうです。
今年のエクソン株は、増えた株から配当金を受け取ることに徹します。
では続いて6月に買い増しした銘柄と、その運用ルールについて紹介します
2021年6月購入銘柄、運用ルール
6月に購入した銘柄を紹介します。
購入銘柄
- バンガード・米国高配当株ETF(VYM)を3株:約337ドル分(約3万8千円分)
- アッヴィ(ABBV)を3株:約312ドル分(約3万5千円分)
買い増ししました。
運用ルール
今月から購入ルールを見直し、米国高配当株はポートフォリオの銘柄を以下の2つのグループに層別しました。
「毎月積み立てする高成長銘柄」と、「暴落時スポット買いする配当利回りが高い銘柄」に分けています。
そのグループ分けを示すと以下のようになります。
詳しい投資方針については以下の記事にまとめていますので、良ければご覧ください。
上記のようにグループを分けてルールを変えることで、高成長銘柄の成長の取りこぼしを防ぎ、低成長高配当銘柄は配当利回りを最大化することが出来ると考えています。
正解はないですが、自分で考え実践しています
購入銘柄 日足チャート
それでは買い増しした銘柄の日足チャートを見ていきましょう。
バンガード・米国高配当株ETF(VYM) 日足チャート
VYMの日足チャートです。
VYMはFTSE ハイディビデンド・イールド指数をベンチマークにした、米国の高配当株400銘柄以上に広く分散された高配当株ETFです。
主な投資先は金融、生活必需品、ヘルスケア関連です。
’21/7/5時点配当利回りは約2.8%で極端な配当利回りではなく、株価、増配率含めて全体的に高い安定感を特徴としています。
VYMの詳細及びSPYD、HDVとの比較は以下の記事で紹介しています👇
➣【結局何が違うの?】米国高配当株ETF VYM/SPYD/HDVの3種類を比較、分析
6月半ばに株価を下げている理由は、FRBによるFOMC会合の結果、利上げの予測を’23年末までに2回とし、当初予測よりも少し早められたためです。
さらに、ブラード・セントルイス連銀総裁が最初の利上げは’22年後半にと、FOMC予測より早める考えを発言したことも影響しました。
これらにより、景気敏感株を中心に値を下げ、VYMも一時値を下げています。
アッヴィ(ABBV) 日足チャート
アッヴィ(ABBV)の週足チャートです。
アッヴィは高い配当利回り、高い増配率を持った米医薬品大手です。
2013年にアボット・ラボラトリーズ(ABT)から分社化されましたが、分社前と合わせると連続増配は49年になります。
現時点は関節リウマチ治療薬の「ヒュミラ」が主力商品となっています。
しかし、2023年に特許が切れ、バイオ後続品(バイオ医薬品の特許が切れた後発売される後発薬)との競争にさらされるという問題があります。
それに対して、既に以下のような取り組みを実施しています。
- 「リンボック」「スキリージ」という2つの自己免疫疾患治療薬の投入
- アラガンの買収によるボトックス領域への拡充
こういった取り組みにより、今後も売り上げを堅調に推移させていくと考えられます。
アッヴィの詳細情報については以下の記事でまとめています👇
➣アッヴィ(ABBV)の配当金(利回り・増配率・推移)、企業概要、株価、業績を紹介【連続増配49年】
それでは現在の高配当株 構成比率を見ていきましょう
高配当株投資のメリット・デメリット
私が考える高配当株投資のメリット・デメリットは以下の通りです。
詳しい内容は以下の記事にまとめています。
【米国高配当株投資】2021年月6 運用成績、ポートフォリオを公開(個別株+ETF) まとめ
本記事では、
- 米国高配当株でどれくらい利益が出るか
- 他の投資家がどんな考えで運用しているか
- 高配当株のメリット/デメリット
について解説しました。
高配当株投資は、毎年キャッシュフローが改善していくことで生活がどんどん楽になっていく、メリットの大きな投資手法です。
また株高になれば含み益も大きくなり、増配に繋がり、大きく利益を増やすことも可能だと考えています。
まず資産を買って、買った資産からの配当金(=収入)で欲しいものを買う!
少しずつですが資産家の側に回っていければ、豊かな生活が送れると思っています。
これから高配当株投資を始める方、始めたての方に少しでも参考になればと思います。
最後までご覧頂きありがとうございました!
米国には優良な連続増配・高配当銘柄が多数あります。
以下の記事で銘柄を紹介しています。
米国株投資を始める為のネット証券を紹介
米国株投資を始める為には、まずは証券口座を開設する必要があります。
手数料が安いネット証券がおすすめで、どの証券会社も無料で簡単に開設することが出来ます!
主要なネット証券3社のメリデメを一覧にすると以下のようになります。
SBI証券 | 楽天証券 | マネックス証券 | |
メリット | ・米国株の取り扱い銘柄数が最多 ・SBIネット銀行を経由することで為替手数料を抑えられる ・シンプルで使いやすい | ・シンプルで使いやすい ・楽天経済圏と組み合わせることで、ポイントがたまりやすい | ・買付の為替手数料が無料 ・情報が多く、詳しく調べたい人には有益 |
デメリット | ー | ・為替手数料の節約がしにくい | ・取引画面に情報が多く複雑 |
証券会社にはそれぞれ特徴があるので、どの証券会社を選ぶかはみなさんそれぞれの投資目的、何を優先するかによって変わります。
以下の記事で、各社の特徴や手数料、メリットデメリットなどを通して、米国株を有利に行うポイントを紹介していますので、良ければ参考にしてみて下さい。
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