【米国連続増配株ランキング】配当王・配当貴族の銘柄一覧

銘柄分析
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米国連続増配株に興味あり
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減配の心配が少ない連続増配株が知りたい

  

しげぞう
しげぞう

こんな方たちの参考になればと思います。

毎年連続で増配する連続増配年数が30年を超える企業は、日本では「花王」の一社のみです。

しかし米国には連続増配年数が30年どころか50年を超える銘柄がごろごろいています。

そんな多数の銘柄を称えて米国では「配当王」、「配当貴族」という称号を定義しています。

  

この記事でわかること
  • 米国の「配当王(連続増配年数50年以上)」銘柄のランキング
  • 米国の「配当貴族(連続増配年数25年以上)」銘柄のランキング
  • (番外編_1)その他の米国連続増配・高配当銘柄
  • (番外編_2)米国高配当ETF

  

私は2019年から米国株投資を実践しているブロガーです。

愛する米国高配当株(個別株+ETF)をメインに資産運用、キャッシュフローの改善中です。

  

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米国の「配当王(連続増配年数50年以上)」銘柄のランキング

「配当王」とは、50年以上連続で増配を継続している銘柄のことです。

これだけの長期で増配を続ける為には安定した財務状況、高い株主還元意識が必要で、非常に優良な企業だと言えます。

  

米国株の配当王銘柄の連続増配年数ランキングは次の通りです。(’23.1.12時点)

セクター銘柄名ティッカー連続増配年数配当利回り
公益事業アメリカン・ステイツ・ウォーターAWR68年1.61%
資本財ドーバーDOV67年1.42%
公益事業ノースウェスト・ナチュラル・ガスNWN66年4.07%
資本財パーカー・ハネフィンPH66年1.79%
生活必需品プロクター・アンド・ギャンブルPG66年2.45%
一般消費財ジェニュイン・パーツGPC66年1.94%
資本財エマソン・エレクトリックEMR65年2.17%
資本財スリーエムMMM64年4.73%
金融シンシナティ・ファイナンシャルCINF62年2.48%
一般消費財ロウズ・カンパニーズLOW61年1.95%
生活必需品コカ・コーラKO60年2.76%
ヘルスケアジョンソン・エンド・ジョンソンJNJ60年2.53%
生活必需品ランカスター・コロニーLANC60年1.66%
資本財ノードソンNDSN59年1.08%
生活必需品コルゲート・パルモリーブCL59年2.42%
資本財イリノイ・ツール・ワークスITW59年2.30%
生活必需品ホーメル・フーズHRL57年2.31%
生活必需品トッツィー・ロール・インダストリーズTR56年0.80%
公益事業カリフォルニア・ウォーター・サービスCWT55年1.55%
資本財ABM・インダストリーズABM55年1.66%
一般消費財ターゲットTGT55年2.62%
不動産フェデラル・リアルティ・インベストメント・トラストFRT55年3.96%
資本財スタンレー・ブラック・アンド・デッカーSWK55年3.89%
公益事業SJWSJW55年1.94%
金融コマース・バンクシェアーズCBSH54年1.43%
素材ステパンSCL54年1.30%
生活必需品アルトリア・グループMO53年8.21%
生活必需品フィリップ モリス インターナショナルPM53年※4.98%
素材H.B.フラーFUL53年0.95%
生活必需品シスコSYY52年2.28%
公益事業ブラック・ヒルズBKH52年3.55%
公益事業ナショナル・フューエル・ガスNFG52年2.92%
生活必需品ユニバーサルUVV52年5.52%
素材PPGインダストリーズPPG51年1.84%
一般消費財レゲット・アンド・プラットLEG51年4.92%
資本財MSAセーフティーMSA51年1.30%
資本財WWグレインジャーGWW51年1.14%
ヘルスケアアッヴィABBV50年※3.80%
生活必需品キンバリー・クラークKMB50年3.40%
生活必需品ペプシコPEP50年2.47%
ヘルスケアベクトン・ディッキンソンBDX50年1.45%
資本財テナントカンパニーTNC50年1.66%

※:スピンオフ前の年数も含む

  

しげぞう
しげぞう

上記の配当王の中から、厳選した銘柄をさらに具体的に紹介します

  

プロクター・アンド・ギャンブル(PG)

引用元:P&G H.P.

  

プロクター・アンド・ギャンブル(PG)は、米国に拠点を持つ世界最大級の生活必需品メーカーです。

  

連続増配年数は66年と、とんでもない配当実績を持っています。

その配当金を支えているのは、私たちの生活に馴染んだ商品ラインナップによる安定した収益と、株主還元の企業思想です。

  

また過去20年のトータルリターンでもS&P500をアウトパフォームしていて、安心して長期で保有していられる銘柄の一つです。

  

  

スリーエム(MMM)

引用元:スリーエム H.P.

  

スリーエム(MMM)はアメリカに拠点を持つ、資本財セクターを代表する大型銘柄です。  

連続増配は64年で、非常に長期に渡る実績を持っています。

  

直近の数年で株価は伸び悩んでいますが、今後も多角的な事業展開、ヘルスケア部門の成長により緩やかながらも成長が期待できると考えられます。

  

ただし中国との取引も多いため、中国の政策、景気動向には注視が必要です。

  

  

ロウズ・カンパニーズ(LOW)

引用元:ロウズ・カンパニーズ H.P.

  

ロウズ・カンパニーズ(LOW)はアメリカに拠点を持つ、住宅リフォーム・建設資材・サービスの小売チェーンで、ホーム・デポ(HD)に次ぐ世界で第二位の規模を持ちます。

  

ロウズ・カンパニーズについて特筆すべきは、61年という半世紀以上も連続増配をしつつ、過去11年で平均約19%という高い増配率を維持していることです。

   

  

ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)

引用元:ジョンソン・エンド・ジョンソン H.P.

  

ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)は長く安定した増配、高い業績/株価推移を持った米国の製薬、医療機器、ヘルスケア関連製品を扱う多国籍企業です。

  

連続増配は60年というとんでもない配当実績を持つ企業です。

  

また同社は、’21/11に医薬品・医療機器事業とコンシューマー製品事業の2つに同社を分割する計画を発表しました。

これにより収益性の高い製薬市場に注力することになります。

  

ただしヘルスケアセクターに投資する際は、政治動向や、訴訟リスクにも注意が必要です。

  

    

コカ・コーラ(KO)

引用元:コカ・コーラ H.P.

  

コカ・コーラ(KO)は米国に拠点を持つ世界最大の飲料水メーカーです。

日本でも知らない方はいないんじゃないかと言えるほど有名ですね。

  

実は米国のコカ・コーラは連続増配60年というとんでもない配当実績を持っています。

  

今後も圧倒的なブランド力で、安定した配当を出し続けてくれることが期待できます。

  

  

ターゲット

引用元:ターゲットH.P.

ターゲット(TGT)アメリカの大手ディスカウントチェーンです。

  

55年という長期の連続増配年数、S&P500、高配当ETFを上回る高いトータルリターンが魅力です。

  

米国の小売り市場は今後も継続した拡大が予測されており、それに連動してターゲットも継続した成長が期待されます。

ただし短期で見るとインフレ、金利上昇による景気不透明感によりターゲットのような裁量消費の小売り売り上げは影響を受けていて、今後も景気悪化には注意が必要です。

  

  

アルトリア・グループ(MO)

引用元:アルトリア・グループ H.P.

  

アルトリア・グループ(MO)は米国最大のタバコメーカーです。

  

連続増配は53年という長期に渡る連続増配実績と、高い配当利回りが魅力です。

  

フィリップモリスと同様に、今後も配当を持続する為には「紙巻タバコの代替である加熱式タバコをいかに浸透させることが出来るか」が重要だと考えられます。

  

  

フィリップ モリス インターナショナル(PM)

引用元:フィリップ モリス インターナショナル H.P.

  

フィリップ モリス インターナショナル(PM)は世界最大のタバコメーカーです。

  

連続増配は53年(アルトリア・グループからの分社化前を含む)で長期に渡る連続増配実績と、高い配当利回りを持っています。

  

タバコメーカーという参入障壁が高い業界ですが、政府の規制や健康志向による逆風は厳しい状態が続きます。

  

今後もある程度の成長を確保し配当を継続していく為には、なんといっても「紙巻タバコの代替である加熱式タバコをいかに浸透させることが出来るか」が重要だと考えられます。

  

  

アッヴィ(ABBV)

引用元:アッヴィ H.P.

  

アッヴィ(ABBV)は高い配当利回り、高い増配率を持った米医薬品大手です

  

2013年にアボット・ラボラトリーズ(ABT)から分社化されましたが、分社前と合わせると連続増配は50年になります。

  

扱う商品は、主力の「ヒュミラ」に加え、

  • 「リンボック」「スキリージ」という2つの自己免疫疾患治療薬の投入
  • アラガンの買収によるボトックス領域への拡充

といった取り組みも進めています。

  

しかし直近の’21/9には、「リンボック」に対して米食品医薬品局(FDA)から厳しい評価を下されています。

  

この状況でも今後の将来性を信じて株を持ち続けることが出来るか、株主は握力を試されています。

  

  

米国の「配当貴族(連続増配年数25年以上)」銘柄のランキング

「配当貴族」とは、25年以上連続で増配を継続している銘柄のことです。

配当王と同様に、安定した財務状況、高い株主還元意識が必要で、非常に優良な企業だと言えます。

  

米国株の配当貴族銘柄の連続増配年数ランキングは次の通りです。(’23.1.12時点)

セクター銘柄名ティッカー連続増配年数配当利回り
金融S&PグローバルSPGI49年0.94%
生活必需品ウォルマートWMT49年1.46%
素材ニューコアNUE49年1.34%
公益事業コンソリデーテッド・エジソンED48年3.23%
素材RPMインターナショナルRPM48年1.61%
通信サービステレフォン・アンド・データシステムズTDS48年6.92%
金融ユナイテッド・バンク・シェアーズUBSI48年3.36%
生活必需品ウォルグリーン・ブーツ・アライアンスWBA47年4.65%
生活必需品アーチャー・ダニエルズ・ミッドランドADM47年1.75%
情報技術オートマチック・データ・プロセッシングADP47年1.87%
一般消費財マクドナルドMCD47年2.22%
公益事業MGEエナジーMGEE47年2.29%
金融RLIRLI47年0.20%
生活必需品クロロックスCLX46年3.15%
資本財カーライルCSL46年1.14%
ヘルスケアメドトロニックMDT45年3.43%
素材シャーウィン・ウィリアムズSHW44年0.95%
金融フランクリン・リソーシズBEN42年4.25%
金融コミュニティー・トラスト・バンコープCTBI42年3.67%
金融アフラックAFL41年2.34%
金融オールド・リパブリック・インターナショナルORI41年3.77%
素材エアープロダクツ・アンド・ケミカルズAPD40年2.08%
素材ソノコ・プロダクツSON40年3.17%
エネルギーエクソンモービルXOM40年3.29%
資本財シンタスCTAS39年0.99%
公益事業アトモス・エナジーATO38年2.52%
生活必需品ブラウン・フォーマン クラスBBF B38年1.11%
資本財ブレイディBRC38年1.92%
不動産ユニバーサル・ヘルス・リアルティ・インカム・トラストUHT37年5.40%
生活必需品マコーミックMKC36年1.82%
金融トンプキンス・ファイナンシャル・コーポレーションTMP36年2.87%
金融Tロウ・プライス・グループTROW36年3.78%
資本財ドナルドソンDCI36年1.51%
エネルギーシェブロンCVX35年3.11%
金融ファースト・ソースSRCE35年2.27%
公益事業UGIUGI35年3.73%
金融ファースト・ファイナンシャルTHFF34年1.12%
金融イリー・インデムニティーERIE32年1.58%
情報技術ジャック・ヘンリー&アソシエーツJKHY32年1.03%
資本財ゼネラル・ダイナミクスGD31年2.00%
公益事業MDUリソーシズ・グループMDU31年2.83%
金融SEIインベストメンツSEIC31年1.27%
公益事業エッセンシャル・ユーティリティーズWTRG31年2.37%
公益アルテシアン・リソーシズARTNA30年2.05%
金融UMBファイナンシャルUMBF30年1.79%
金融ウェストアメリカ・バンコーポレーションWABC30年2.73%
情報技術バジャー・メーターBMI30年0.78%
金融コミュニティ・バンク・システムCBU30年2.71%
素材エコラボECL30年1.34%
資本財フランクリン・エレクトリックFELE30年0.94%
資本財マグラス・レントコープMGRC30年1.84%
資本財AOスミスAOS29年1.98%
金融アロー・ファイナンシャルAROW29年3.08%
素材アプターグループATR29年1.42%
金融バンクファーストBANF29年1.58%
資本財キャタピラーCAT29年2.04%
金融チャブCB29年1.52%
金融カレン・フロスト・バンカーズCFR29年2.47%
素材リンデLIN29年1.39%
不動産リアルティ・インカムO29年4.74%
資本財ローパー・テクノロジーズROP29年0.61%
資本財レイセオン・テクノロジーズRTX29年2.21%
ヘルスケアストライカーSYK29年1.15%
素材アルベマールALB28年0.57%
金融ブラウン&ブラウンBRO28年0.78%
金融エンタープライズ・バンコープEBTC28年2.35%
不動産エセックス・プロパティー・トラストESS28年4.00%
公益事業ネクステラ・エナジーNEE28年2.00%
資本財エクスペディターズ・インターナショナル・オブ・ワシントンEXPD28年1.16%
金融サウスサイド・バンクシェアーズSBSI28年1.89%
ヘルスケアカーディナルヘルスCAH27年2.50%
資本財カナディアン・ナショナル鉄道CNI27年1.74%
情報技術IBMIBM27年4.42%
資本財マシューズ・インターナショナルMATW27年2.88%
公益ニュージャージー・リソーシーズNJR27年3.21%
資本財リンカーン・エレクトリック・ホールディングスLECO27年1.73%
一般消費財ポラリス・インダストリーズPII27年2.88%
金融ルネサンスリー・ホールディングスRNR27年0.81%
生活必需品アンダーソンズANDE26年1.94%
生活必需品チャーチ・アンド・ドワイトCHD26年1.28%
エネルギーエンブリッジENB26年6.31%
金融ファースト・オブ・ロング・アイランドFLIC26年4.36%
金融バンクOZKOZK26年2.89%
エネルギーエンタープライズ・プロダクツ・パートナーズEPD25年7.66%
資本財グレーコGGG25年1.20%
生活必需品JMスマッカーSJM25年2.65%
不動産WPキャリーWPC25年5.25%
公益ヨーク・ウォーターYORW25年1.77%
しげぞう
しげぞう

上記の配当貴族の中から、厳選した銘柄を具体的に紹介します

  

ウォルマート(WMT)

引用元:ウォルマート H.P.

  

ウォルマート(WMT)は米国に拠点を持つ世界最大の小売りチェーンです。

  

連続増配は49年で、長期に渡る連続増配実績を持っています。

  

その長期に渡る増配を支えているのは、’20年のコロナショックもなかったかのような力強い株価、業績の安定感です。

  

その証拠に、直近5年間ではS&P500を上回るトータルリターンを残しています。

  

  

コンソリデーテッド・エジソン(ED)

引用元:コンソリデーテッド・エジソンH.P.

コンソリデーテッド・エジソン(ED)は、アメリカニューヨーク州を中心とし、電力、ガスを供給する公益事業会社です。

48年もの長期に渡って連続増配を続ける配当還元意識が高い企業です。

  

また、近年は再生可能エネルギーへの投資も積極的です。

  

オートマチック・データ・プロセッシング(ADP)

引用元:オートマチック・データ・プロセッシング H.P.

オートマチック・データ・プロセッシングは米国ニュージャージー州に本社を置く人事管理ソフトウェアとサービスを提供する企業です。

米雇用統計の非農業部門雇用者数の先行指標として注目されるADP雇用統計も算出・公表しています。

また、増配率はばらつきはあるものの過去10年で平均すると約10%と高く47年もの長期にわたり連続増配を続けています。

  

  

マクドナルド(MCD)

引用元:マクドナルド H.P.

  

マクドナルド(MCD)は米国に拠点を持つファーストフードチェーンストアです。

知らない方はいないんじゃないかと言えるほど有名ですね。

  

実は米国のマクドナルドは連続増配47年というとんでもない配当実績を持っています。

またそれに加え、S&P500、高配当ETFを上回る優秀なトータルリターンを残しています。

  

その安定した株価、配当を支えるのは、あまり知られていない「不動産業」という本業による安定収益です。

  

  

エクソンモービル(XOM)

引用元:エクソンモービル H.P.

  

エクソンモービル(XOM)は米国に拠点を持つ世界最大級の石油・ガス会社です。

  

連続増配は40年という長期に渡る実績を持っています。

  

また、「コロナショックによる業績の大幅悪化」、「世界的なカーボンニュートラルへの加速」等、エクソンモービルの周囲を取り巻く環境はここ1年で大きく変わり、逆風が吹いています

  

もちろん今後数年で世界における石油使用がなくなることはありませんが、いずれ減少していくことはほぼ間違いありません。

エクソンモービルが今後どういう方向へ進むのか、私はまだまだ粘り強く見極めていく考えです。

  

    

シェブロン(CVX)

引用元:シェブロンH.P.

  

シェブロン(CVX)は、140年以上続く米国の大手石油会社で、NYダウ、S&P500指数にも採用されています。

連続増配は35年と長期に渡る実績を持ち、’20年のコロナ渦でも約8%も増配しています。

  

直近の株価は低迷しており、VYM、SPYDにも劣っています。

ただし突然原油需要がなくなることはあり得ませんし、将来的な対応も前向きに検討されています。

  

  

キャタピラー(CAT)

引用元:キャタピラーH.P.

  

キャタピラー(CAT)はアメリカに拠点を持つ、建設機械シェアで世界一の大型企業です。

平均増配率も高く、かつ29年連続増配を続ける配当還元意識が高い企業です。

  

今後もバイデン政権が掲げる巨額のインフラ投資を追い風に、継続した成長が期待できると考えられます。

しかし資本財セクターは景気に敏感な株の為、景気動向には特に注意が必要です。

  

  

ネクステラ・エナジー(NEE)

引用元:ネクステラ・エナジーH.P.

  

ネクステラ・エナジー(NEE)は、再生可能エネルギーのアメリカ最大手となる持株会社です。

連続増配年数は現在28年で、長期にわたり増配を続けています。

  

今後も世界的な脱炭素の流れに乗り、継続した成長が期待できると考えられます。

  

  

IBM(IBM)

引用元:IBM H.P.

  

IBMはアメリカに拠点を持つ、情報技術セクターを代表する大型銘柄です。

  

連続増配は27年で、高い配当利回りを持っています。

しかし直近の数年においては株価は低迷が続き、その期間が影響して過去20年間のトータルリターンでもS&P500をアンダーパフォームしています。 

  

かつての成長を取り戻せるかどうかは、なんといっても「今後クラウドサービスを発展させられるかどうかが最大のポイントだと考えられます。

  

  

(番外編_1)その他の米国連続増配・高配当銘柄の紹介

これまでは配当王、配当貴族について紹介しましたが、今後配当貴族になっていく可能性がある、または魅力がある連続増配・高配当株についても紹介します。(’23.1.12時点)

セクター銘柄名ティッカー連続増配年数配当利回り
公益事業 サザンカンパニーSO 21年3.80%
資本財ロッキード・マーチンLMT20年2.59%
情報技術クアルコムQCOM20年2.53%
情報技術マイクロソフトMSFT20年1.14%
通信サービスベライゾン・コミュニケーションズVZ16年6.34%
通信サービスコムキャストCMCSA14年2.85%
一般消費財ホーム・デポHD13年2.31%
金融ブラックロックBLK13年2.58%
ヘルスケア メルク・アンド・カンパニーMRK12年2.63%
ヘルスケアアムジェンAMGN11年3.12%
通信サービスAT&TT0年5.72%

  

サザンカンパニー(SO)

引用元:サザンカンパニーH.P.

  

サザンカンパニー(SO)は米国に本社を置く公益事業セクターを代表する大型銘柄で、米国の電力会社やガス会社等を傘下に持つ持株会社です。

  

連続増配年数は現在21年で、長期にわたり増配を続けています。

それに加えて、73年連続で減配していないという実績も合わせもっています。

  

今後も極端な成長は見込めないものの、緩やかに安定した配当を出し続けてくれると考えられます

  

ただし、「再生可能エネルギーへの対応」、「新たな発電所建設」についてはリスクが伴う為、注視が必要です。

  

  

ロッキード・マーチン(LMT)

引用元:ロッキード・マーチンH.P.

ロッキード・マーチン(LMT)は、アメリカメリーランド州に拠点を持つ世界最大級の軍事企業です。

連続増配年数は20年で、高い増配率とS&P500、高配当ETFを上回る高いトータルリターンが魅力です。

  

米国の軍事費拡大予測に伴い、今後も継続した成長が期待されます。

ただし地政学リスクによる急な需要の変動や、大統領交代による方針変更のリスク等には注意が必要です。

  

  

クアルコム(QCOM)

引用元:クアルコムH.P.

  

クアルコムは米国カリフォルニア州に本社を置く半導体メーカーです。

トータルリターンではS&P500、高配当ETFを上回る実績を残しています。

  

また、新型コロナに伴う社会の変化でデジタルトランスフォーメーション(DX)が本格的に進展し、半導体市場は今後も高い成長性が期待できます。

  

  

マイクロソフト(MSFT)

引用元:マイクロソフトH.P.

  

マイクロソフト(MSFT)は米国ワシントン州に本社を置く、ソフトウェアを開発、販売する会社です。

言わずと知れたGAFAMの一角で、S&P500格付けにおいて、世界で2社しかない最高評価のAAAをお与えられている内の1社です(残りの1社はジョンソンエンドジョンソン)。

  

世界のクラウド市場は今後も継続した拡大が予測されており、それに伴いマイクロソフトの「Azure」等のクラウド事業は今後も継続して成長することが期待できます。

  

  

ベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)

引用元:ベライゾン・コミュニケーションズ H.P.

  

ベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)は、アメリカに拠点を持つ通信サービスセクターを代表する大型銘柄です。

  

連続増配は16年で、高い配当利回りも持っています。

  

しかし直近の2~3年においては株価の低迷が続き、その期間が影響して過去20年間のトータルリターンでもS&P500をアンダーパフォームしています。  

  

今後成長を続けられるかどうかは、なんといっても「IoTに向けて5Gを広く提供することが出来るか」だと思います。

また、失敗したメディア事業に代わる新たな事業の発掘も重要だと考えられます。

  

  

コムキャスト(CMCSA)

引用元:コムキャストH.P.

コムキャスト(CMCSA)は、米国ペンシルベニア州に本社を置くケーブルテレビ・情報通信・メディアエンターテイメントの企業です。

設立時はケーブルテレビ事業を行っていましたが、合併によりメディア事業を幅広く手掛けるコングロマリット企業になりました。

また、増配率は高く安定し、配当性向も高くない為余力も十分確保しています。

  

  

ホーム・デポ(HD)

引用元:ホーム・デポ H.P.

  

ホーム・デポ(HD)はアメリカに拠点を持つ、世界最大の住宅リフォーム・建設資材・サービスの小売チェーンです。

  

過去20年のトータルリターンはS&P500を上回り、かつ、高い増配率を長期で継続しています。

  

今後も米国のリフォーム需要は継続し、ホーム・デポの売り上げは増加していくと考えられますが、木材価格の高騰等、不安要素もあるためしっかりと見極めることが必要です。

  

  

ブラックロック(BLK)

引用元:ブラックロックH.P.

ブラックロック(BLK)はアメリカに拠点を持つ、世界最大級の資産運用会社です。

  

投資信託やETFを選ぶ際に、競合であるバンガード、ステート・ストリートと共に目にすることもあるのではないでしょうか?

この3社でETF市場のおよそ8割を占めている状態です。

さらに実はブラックロックは13年という連続増配年数と、高い増配率を両立している配当金も魅力です。

  

世界のETF市場の拡大に伴い、今後も継続した成長に期待できると考えられます。

  

  

メルク・アンド・カンパニー(MRK)

引用元:メルク・アンド・カンパニーH.P.

  

メルク・アンド・カンパニー(MRK)は米国に本社を置く、ヘルスケアセクターを代表する大型銘柄です。

最近では新型コロナウイルスに対する経口治療薬である「モルヌピラビル」に対し、米国での緊急使用許可が出されています

また、増配率はばらつきはあるもののコロナ渦である’20年でも高い増配率を維持しています。

  

  

アムジェン(AMGN)

引用元:アムジェンH.P.

  

アムジェン(AMGN)は、米国に拠点を持つ、世界最大のバイオ医薬品メーカーです。

’20年8月にはNYダウ構成銘柄にも採用されました。

増配率は非常に高く、コロナ渦の’20年でも約10%の増配を継続しています。

  

また、アムジェンが手掛けるバイオ医薬品市場は今後も継続した成長が予測されています。

  

  

AT&T(T)

引用元:AT&T H.P.

AT&T(T)は、情報通信・メディア系を中心とする多国籍コングロマリットの持株会社です。

36年間連続増配を続けていましたが、経費削減などの為に’21年に連続増配記録は途切れました

しかし減配はせず配当額を維持している為、配当利回りは高いままです。

  

  

(番外編_2)米国高配当ETFの紹介

米国連続増配株に興味あり
米国連続増配株に興味あり

個別株は分析が大変!!

しげぞう
しげぞう

こんな方には高配当ETFという選択肢があります

  

SPDR ポートフォリオS&P500 高配当株式ETF(SPYD)

SPYD(SPDR ポートフォリオS&P 500 高配当株式ETF)は、非常に高い配当(分配)利回りが特徴の高配当ETFです。

しかし、設定来で初めての暴落である昨年のコロナショック時には大きく値を下げ、長く低迷するなど安定感に欠ける特徴も見えました。

  

ただし’20年末頃から大きく株価は回復し、’21年は増配も実施するなど、他の銘柄に対して少し遅れた暴落からの回復、株価/配当の推移を見せています。

  

その特徴的な高い配当利回り、値動きを決めているのは、S&P500に採用されている銘柄から、配当利回り順に上位80銘柄を組み入れるという銘柄選定にあります。

  

  

iシェアーズ コア米国高配当株 ETF(HDV)

HDV(iシェアーズ コア米国高配当株 ETF)は、高い配当(分配)利回りと安定感を両立させた特徴を持っています。

昨年のコロナショック時には大幅に増配しました。

さらに’20年後半から大きく株価も戻し、コロナ前の株価付近に戻しています。

  

配当利回り、安定感共にVYMとSPYDの中間くらいの立ち位置を持っています。

  

  

バンガード・米国高配当株式ETF(VYM)

VYM(バンガード・米国高配当株式ETF)は、コロナショックでも力強い株価の回復、増配を維持した安定感が魅力のETFです。

他の2つのETFに比べて配当利回りでは見劣りしますが、その安定感から長期保有としては一番信頼を持てるETFだと思います。

  

その安定感を支えているのは、400銘柄以上に広く分散された構成銘柄と、世界一の資産運用会社であるバンガード・グループによる運営です。

  

  

まとめ

本記事では、

  • 米国の「配当王(連続増配年数50年以上)」銘柄のランキング
  • 米国の「配当貴族(連続増配年数25年以上)」銘柄のランキング
  • (番外編_1)その他の米国連続増配・高配当銘柄
  • (番外編_2)米国高配当ETF

について解説しました。

  

毎年連続で増配する連続増配年数が30年を超える企業は、日本では「花王」の一社のみです。

しかし米国には連続増配年数が30年どころか50年を超える銘柄がごろごろいています。

そんな多数の銘柄を称えて米国では「配当王」、「配当貴族」という称号を定義しています。

長期で増配を続ける為には安定した財務状況、高い株主還元意識が必要で、「配当王」、「配当貴族」は非常に優良な企業だと言えます。

  

長期で連続増配を続ける銘柄を持つことで、配当株投資のリスクである減配のリスクを最小化し、長期的な資産形成に役立てることが出来るのではないでしょうか。

      

皆さんの投資目的に合った銘柄選定に、少しでも参考になれば嬉しいです。

  

しげぞう
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