興味あり
米国のホーメル・フーズ(HRL)は配当金をどれくらいもらえるの?
株価は?業績は?詳しく知りたい!
こんな疑問にお答えする為、本記事ではホーメル・フーズ(HRL)について銘柄分析を行いました
ホーメル・フーズ(HRL)はアメリカ ミネソタ州に拠点を持ち、食肉・食品を開発・加工し、多くのブランド商品を世界で販売する企業です。
配当金による株主還元に積極的で、連続増配年数は58年という驚異的な数値を記録し、米国連続増配銘柄の上位に位置しています。
私は2019年から米国株投資を実践しているブロガーです。
愛する米国連続増配・高配当株をメインに資産運用中です。
配当王、配当貴族といった米国の連続増配銘柄を以下の記事でまとめています。
同じ生活必需品セクターの「プロクター・アンド・ギャンブル」、「アルトリア・グループ」、「コカ・コーラ」、「ウォルマート」、「コストコホールセール」、「フィリップモリスインターナショナル」、「ペプシコ」なども紹介しています。
結論:[連続増配58年]ホーメル・フーズ:HRLの配当,株価,銘柄分析と今後の見通し
まず最初に本記事でわかる結論からご紹介します。
ホーメル・フーズ(HRL)はアメリカ ミネソタ州に拠点を持ち、食肉・食品を開発・加工し、多くのブランド商品を世界で販売する企業です。
日本でもスパムが有名ですね。
配当金による株主還元に積極的で、連続増配年数は58年という驚異的な数値を記録し、米国連続増配銘柄の上位に位置しています。
今後も市場の成長に乗り食品需要も増加し、緩やかながらも成長が期待されます。
また米国企業らしく積極的な買収を行うことで、商品ラインナップの拡充を図れる点も有利なポイントです。
ただし、食品事業は急激な成長も期待できない点には注意が必要です。
ではこれ以降は、上記結論に対する詳細内容をご紹介します。
ホーメル・フーズ:HRLの配当金情報
それでは早速、配当金に関する情報からご紹介します。
ここでは、
- 配当利回りの推移
- 配当額の推移
- 年増配率の推移
- 配当性向の推移
についてご紹介します。
HRLの配当利回りの推移
ホーメル・フーズ(HRL)の2010年以降における年間配当利回りの推移です。
※年間配当利回り = 年間配当金 ÷ 年末株価 で計算しています
- 約1.2%~2.3%程度の水準で推移
HRLの配当額の推移
ホーメル・フーズ(HRL)の2010年以降における配当額の数値及び推移です。
- 右肩上がりで順調に推移
HRLの増配率の推移
ホーメル・フーズ(HRL)の2011年以降における年間増配率の数値及び推移です。
- 増配率は約5%~25%程度の水準で、やや右肩下がりの傾向
HRLの配当性向の推移
ホーメル・フーズ(HRL)の2010年以降における年間配当性向の数値及び推移です。
※配当性向 = 年度毎の(1株当たり配当金÷1株当たり調整後希薄化EPS)×100 で計算
- 約30~60%前後の水準で推移
興味あり
増配率が下がってきているね。。
株価はどうかな?
では株価関係の情報についてご紹介します
ホーメル・フーズ:HRLの株価情報
ここでは
- 株価
- S&P500とのトータルリターンの比較
- 高配当ETFとのトータルリターンの比較
- 連続増配ETFとのトータルリターンの比較
についてご紹介します。
HRLの株価
ホーメル・フーズ(HRL)の週足リアルタイムチャートです。
※チャートを操作することで表示期間等の変更も可能です。
- コロナショック時付近の株価で近年は停滞中
HRLとS&P500とのトータルリターンの比較
ホーメル・フーズ(HRL)と、S&P500に連動するETFであるSPYとを比較しました。
2001年以降から2023年7月末までの期間で、配当再投資込みでの比較です。
- 長期におけるトータルリターンで市場平均のS&P500を上回る
HRLと高配当ETFとのトータルリターンの比較
ホーメル・フーズ(HRL)と、高配当ETFであるVYM、SPYDとを比較しました。
SPYDが設定された’15年以降の比較です。
- 近年のトータルリターンは高配当ETFのVYM、SPYDを下回る
HRLと連続増配ETFとのトータルリターンの比較
ホーメル・フーズ(HRL)と、連続増配ETFであるVIGとを比較しました。
VIGが設定された’06年以降からの比較です。
- 連続増配ETFのVIGに対しトータルリターンで上回る
長期では上がってるけど、最近は調子良くないんだね。。
どんな会社なの?
では銘柄に関する情報についてご紹介します
ホーメル・フーズ:HRLの銘柄分析
ここでは
- 基本的な情報
- 事業内容
- 業績
についてご紹介します。
HRLの基本情報
ホーメル・フーズ(HRL)の基本的な情報です。
ティッカー(正式名称) | HRL(ホーメル・フーズ) |
本社所在地 | 米国ミネソタ州 |
設立日 | 1891年 |
従業員数 | 約2万人 |
セクター | 生活必需品 |
配当時期(支払い月) | 年4回(2/5/8/11月) |
株価 | 40.88 ドル※ |
配当利回り | 2.68 %※ |
連続増配年数 | 58年 |
採用指数 | S&P500 |
ホーメル・フーズ(HRL)はアメリカ ミネソタ州に拠点を持ち、食肉・食品を開発・加工し、多くのブランド商品を世界で販売する企業です。
連続増配年数は58年で、米国連続増配銘柄の上位に位置しています。
HRLの主な事業内容
ホーメル・フーズ(HRL)の主力商品は以下の通りです。
ホーメル・フーズ(HRL)は、食肉・食品を開発・加工し、多くのブランド商品を世界で販売する企業です。
ランチョンミート缶・ナッツバター等の常温保存可能な食品や、豚肉・牛肉・鶏肉の加工済み冷蔵・冷凍食品の販売、ターキーの加工・販売なども行っていますが、主力は肉加工品です。
ホーメル・フーズの商品は、米国の食品40カテゴリーにおいて、1位または2位のシェアを獲得しています。
また主力はアメリカですが、世界約80か国で事業を展開しています。
日本でもスパムは有名ですね。
さらに加工食品分野における補完的な買収を積極的に行っており、数年に一度程度のペースで商品ラインナップを拡大してきています。
HRLの業績(売上高、営業利益、営業利益率)
ホーメル・フーズ(HRL)の業績の推移は以下の通りです。
- 売上高は右肩上がりだが、営業利益は横ばいの傾向
HRLのEPS(1株当たり利益)
ホーメル・フーズ(HRL)のEPSの推移は以下の通りです。
※EPS = 調整後希薄化EPS を使用
- 全体的には緩やかに増加傾向だが、近年は停滞
売り上げは安定しているね。スパムも食べたことある!
今後はどうなるのかな?
では今後の見通しについて紹介します
ホーメル・フーズ:HRLの今後の見通し
ホーメル・フーズ(HRL)は主に以下の理由から、今後も緩やかながら成長が期待できると考えられます。
- 米国の人口は今後も拡大が予想され、食品需要の底上げが期待できる
- 米国の加工食品市場は今後も継続した成長が予想される
- 加工食品分野における補完的な買収を積極的に行っていく柔軟さがある
食品事業ですので、人口の増加に伴い、需要の底上げが期待できます。
また下記のように、米国の加工食品市場は2022年~2030年の間で年率約4.8%程度の成長が予想されています。
さらに米国企業らしい特徴ですが、積極的な買収を行うことで、商品ラインナップの拡充を図れる点も有利なポイントです。
ホーメル・フーズ(HRL)は、市場の成長に乗り食品需要も増加し、緩やかながらも成長に期待できると考えられます。
ただし、食品事業は急激な成長も期待できない点には注意が必要です。
まとめ
本記事では、
- ホーメル・フーズの配当金情報(利回り、増配率、配当性向)
- ホーメル・フーズの株価情報(現状・S&P500との比較・高配当ETFとの比較・連続増配ETFとの比較)
- ホーメル・フーズの銘柄分析(基本情報、事業内容、業績)
- ホーメル・フーズの今後の見通し
について解説しました。
ホーメル・フーズ(HRL)はアメリカ ミネソタ州に拠点を持ち、食肉・食品を開発・加工し、多くのブランド商品を世界で販売する企業です。
日本でもスパムが有名ですね。
配当金による株主還元に積極的で、連続増配年数は58年という驚異的な数値を記録し、米国連続増配銘柄の上位に位置しています。
今後も市場の成長に乗り食品需要も増加し、緩やかながらも成長が期待されます。
また米国企業らしく積極的な買収を行うことで、商品ラインナップの拡充を図れる点も有利なポイントです。
ただし、食品事業は急激な成長も期待できない点には注意が必要です。
皆さんの投資目的に合った銘柄選定に、少しでも参考になれば嬉しいです。
最後までご覧頂きありがとうございました!
配当王、配当貴族といった米国の連続増配銘柄を以下の記事でまとめています。
同じ生活必需品セクターの「プロクター・アンド・ギャンブル」、「アルトリア・グループ」、「コカ・コーラ」、「ウォルマート」、「コストコホールセール」、「フィリップモリスインターナショナル」、「ペプシコ」なども紹介しています。
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