
興味あり
米国のコカ・コーラ(KO)は配当金をどれくらいもらえるの?
株価は?業績は?詳しく知りたい!

こんな疑問にお答えする為、本記事ではコカ・コーラ(KO)について銘柄分析を行いました
コカ・コーラは米国に拠点を持つ世界最大の飲料水メーカーです。
日本でも知らない方はいないんじゃないかと言えるほど、有名ですね。
実は米国のコカ・コーラは連続増配62年で、「配当王」という50年以上連続増配を続ける銘柄の一つに数えられています。
- コカ・コーラの配当金情報(利回り、増配率、配当性向)
- コカ・コーラってどんな会社?(基本情報、株価(現状・S&P500との比較・高配当ETFとの比較)、事業内容、業績)
- コカ・コーラの今後の見通し
私は2019年から米国株投資を実践しているブロガーです。
愛する米国連続増配・高配当株をメインに資産運用中です。
配当王、配当貴族といった米国の連続増配銘柄を以下の記事でまとめています。
同じ生活必需品セクターの「プロクター・アンド・ギャンブル」、「フィリップ モリス インターナショナル」、「アルトリア・グループ」、「ウォルマート」、「コストコホールセール」も紹介しています。
結論:[連続増配62年]コカ・コーラ:KOの配当,株価,今後の見通し
まず最初に本記事でわかる結論からご紹介します。
<コカ・コーラの配当金情報>
- 利回りは約2.5%~3.5%の水準で安定して推移
- 増配率は近年やや下落傾向
- 配当性向は約50~80%の水準で推移
<コカ・コーラってどんな会社?>
- 世界最大の飲料水メーカー
- 株価はコロナショックからは順調に回復するが、2022年は横ばい傾向
- トータルリターンはS&P500、高配当ETFを下回る
<コカ・コーラの今後の見通し>
- 今後も世界の飲料市場の成長、圧倒的なブランド力により継続した成長が期待される
コカ・コーラは米国ジョージア州に本社を置く世界最大の飲料水メーカーです。
日本でもなじみがあり、コーラだけではなく清涼飲料水、コーヒー、お茶等、身の回りの飲料水の多くがコカ・コーラブランドの製品です。
またなんといっても、62年もの長期にわたり連続増配を続けていることが魅力です。
ではこれ以降は、上記結論に対する詳細内容をご紹介します。
コカ・コーラ:KOの配当金情報
それでは早速、配当金に関する情報からご紹介します。
ここでは、
- 配当利回りの推移
- 配当額の推移
- 年増配率の推移
- 配当性向の推移
についてご紹介します。
KOの配当利回りの推移
コカ・コーラ(KO)の2010年以降における年間配当利回りの推移です。
※年間配当利回り = 年間配当金 ÷ 年末株価 で計算しています

- 配当利回りは2.5%~3.5%の水準で安定して推移
KOの配当額の推移
コカ・コーラ(KO)の2010年以降における配当額の数値及び推移です。

- 安定して右肩上がりで順調に増加傾向だが、近年ペースは鈍化傾向
KOの増配率の推移
コカ・コーラ(KO)の2011年以降における年間増配率の数値及び推移です。

- 近年やや下落傾向
KOの配当性向の推移
コカ・コーラ(KO)の2010年以降における年間配当性向の数値及び推移です。
※配当性向 = 年度毎の(1株当たり配当金÷1株当たり調整後希薄化EPS)×100 で計算

- 約50~80%程度の水準で推移

興味あり
利回りは安定してるけど、増配率は下がってきてるね。。
どんな会社なの?

では企業情報、株価についてご紹介します
コカ・コーラ:KOってどんな会社?
ここでは
- 基本的な情報
- 株価
- S&P500とのトータルリターンの比較
- 高配当ETFとのトータルリターンの比較
- 事業内容
- 業績
についてご紹介します。
KOの基本情報
コカ・コーラ(KO)の基本的な情報です。
ティッカー(正式名称) | KO(コカ・コーラ) |
本社所在地 | 米国ジョージア州アトランタ |
設立日 | 1892年 |
従業員数 | 約8万人 |
セクター | 生活必需品 |
配当時期(支払い月) | 年4回(4/7/10/12月) |
株価 | 59.79 ドル※ |
配当利回り | 3.07 %※ |
連続増配年数 | 62年 |
採用指数 | NYダウ、S&P500 |
コカ・コーラは生活必需品セクターの大型銘柄です。
連続増配年数は62年にわたります。
またNYダウ、S&P500に採用されている米国を代表する企業です。
KOの株価
コカ・コーラ(KO)の週足リアルタイムチャートです。
※チャートを操作することで表示期間等の変更も可能です。
- コロナショックからは順調に回復するが、2022年は横ばい傾向
KOとS&P500とのトータルリターンの比較
コカ・コーラ(KO)と、S&P500に連動するETFであるSPYとを比較しました。
2001年以降から2023年2月末までの期間で、配当再投資込みでの比較です。

- 市場平均のS&P500に連動したSPYに対してトータルリターンで下回る
KOと高配当ETFとのトータルリターンの比較
コカ・コーラ(KO)と、高配当ETFであるVYM、SPYDとを比較しました。
SPYDが設定された’15年以降の比較です。

- 高配当ETFのVYM、SPYDに対しトータルリターンで下回る

S&P500、高配当ETFよりトータルリターンは悪いんだね。。。
どんな事業をしている会社なの?

では事業内容、業績についてご紹介します。
KOの主な事業内容
コカ・コーラ(KO)の主力商品は以下の通りです。
- 炭酸飲料水
コカ・コーラ、スプライト等
- 清涼飲料水
アクエリアス等
- コーヒー、お茶、その他
ジョージア、爽健美茶、ミニッツメイド等
「コカ・コーラ」として知られていますが、実はコーラに限らず、清涼飲料水、コーヒー、お茶等、日本でも身の回りの飲料水の多くがコカ・コーラブランドの製品です。
有名な商品ばかりで、これだけ生活に入り込んだ商品展開をすることで、安定した収益を確保することが出来ています。





KOの業績(売上高、営業利益、営業利益率)
コカ・コーラ(KO)の業績の推移は以下の通りです。

- 営業利益は順調に右肩上がりで推移
- 営業利益率は約20~30%程度の水準で高収益
KOのEPS(1株当たり利益)
コカ・コーラ(KO)のEPSの推移は以下の通りです。
※EPS = 調整後希薄化EPS を使用

- 横ばいの傾向だが、直近で増加

興味あり
収益性は高いんだね!!
今後はどうなるのかな?

では今後の見通しについて紹介します
コカ・コーラ:KOの今後の見通し
コカ・コーラ(KO)は主に以下の理由から、今後も継続して成長が期待できると考えられます。
- 米国の飲料市場は今後も成長見込み
- ソフトドリンク市場における圧倒的なブランド力
下のグラフのように、世界のソフトドリンク飲料市場は今後も継続して成長することが予測されています。
生活必需品ですので、世界の人口増加に伴った市場拡大が期待できます。
さらに、そのソフトドリンク市場の中でコカ・コーラ社は圧倒的なブランド力を誇っています。

まとめ

本記事では、
- コカ・コーラの配当金情報(利回り、増配率、配当性向)
- コカ・コーラってどんな会社?(基本情報、株価(現状・S&P500との比較・高配当ETFとの比較)、事業内容、業績)
- コカ・コーラの今後の見通し
について解説しました。
<コカ・コーラの配当金情報>
- 利回りは約2.5%~3.5%の水準で安定して推移
- 増配率は近年やや下落傾向
- 配当性向は約50~80%の水準で推移
<コカ・コーラってどんな会社?>
- 世界最大の飲料水メーカー
- 株価はコロナショックからは順調に回復するが、2022年は横ばい傾向
- トータルリターンはS&P500、高配当ETFを下回る
<コカ・コーラの今後の見通し>
- 今後も世界の飲料市場の成長、圧倒的なブランド力により継続した成長が期待される
コカ・コーラは米国ジョージア州に本社を置く世界最大の飲料水メーカーです。
日本でもなじみがあり、コーラだけではなく清涼飲料水、コーヒー、お茶等、身の回りの飲料水の多くがコカ・コーラブランドの製品です。
またなんといっても、62年もの長期にわたり連続増配を続けていることが魅力です。
皆さんの投資目的に合った銘柄選定に、少しでも参考になれば嬉しいです。

最後までご覧頂きありがとうございました!
配当王、配当貴族といった米国の連続増配銘柄を以下の記事でまとめています。
同じ生活必需品セクターの「プロクター・アンド・ギャンブル」、「フィリップ モリス インターナショナル」、「アルトリア・グループ」、「ウォルマート」、「コストコホールセール」も紹介しています。
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