
興味あり
ジョンソン・エンド・ジョンソンは配当金をどれくらいもらえるの?
株価は?業績は?詳しく知りたい!

こんな疑問にお答えする為、本記事ではジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)について銘柄分析を行いました
ジョンソン・エンド・ジョンソンは長く安定した増配、高い業績/株価推移を持った米国の製薬、医療機器、ヘルスケア関連製品を扱う多国籍企業です。
連続増配は61年で、「配当王」という連続増配年数50年以上の企業に名を連ねています。
- ジョンソン・エンド・ジョンソンの配当金情報(利回り、増配率、それぞれの推移)
- ジョンソン・エンド・ジョンソンってどんな会社?(基本情報、株価(現状・S&P500との比較・高配当ETFとの比較)、事業内容、業績)
- ジョンソン・エンド・ジョンソンの今後の見通し
私は2019年から米国株投資を実践しているブロガーです。
愛する米国連続増配・高配当株をメインに資産運用中です。
配当王、配当貴族といった米国の連続増配銘柄を以下の記事でまとめています。
同じヘルスケアセクターの「アッヴィ」、「アムジェン」、「メルク」、「ユナイテッドヘルス・グループ」も紹介しています。
結論:[連続増配61年]ジョンソン・エンド・ジョンソン:JNJの配当、株価、今後の見通し
まず最初に本記事でわかる結論からご紹介します。
<ジョンソン・エンド・ジョンソンの配当金情報>
- 利回りは約2.5%~3.5%の水準で推移
- 増配率は約5~8%の水準で安定して推移
- 配当性向は約40%~50%の水準で安定して推移
<ジョンソン・エンド・ジョンソンってどんな会社?>
- 130年以上続く世界最大級のヘルスケア企業で、NYダウ、S&P500指数にも採用
- 株価はコロナショックの下落からは早期に回復しコロナ前の水準は超えているが、2022年は横ばい傾向
- トータルリターンはS&P500を上回り、高配当ETFとほぼ同等
<ジョンソン・エンド・ジョンソンの今後の見通し>
- 今後も医薬品需要の増加、収益性の高い製薬市場への注力により成長が期待される
ジョンソン・エンド・ジョンソンは米国ニュージャージー州に本社を置く、世界最大級のヘルスケア企業です。
配当による株主還元に積極的で、連続増配年数61年を継続し、「配当王」に名を連ねています。
今後も医薬品需要の増加、収益性の高い製薬市場への注力により成長が期待されます。
ただし、ヘルスケアセクターに投資する際は、政治動向や、訴訟リスクにも注意が必要です。
ではこれ以降は、上記結論に対する詳細内容をご紹介します。
ジョンソン・エンド・ジョンソン:JNJの配当金情報
それでは早速、配当金に関する情報からご紹介します。
ここでは、
- 配当利回りの推移
- 配当額の推移
- 年増配率の推移
- 配当性向の推移
についてご紹介します。
JNJの配当利回りの推移
ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)の2010年以降における年間配当利回りの推移です。
※年間配当利回り = 年間配当金 ÷ 年末株価 で計算しています

- 約2.5%~3.5%の水準で安定して推移
JNJの配当額の推移
ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)の2010年以降における配当額の推移です。

- 全体的にきれいな右肩上がりで順調に増加傾向
JNJの増配率の推移
ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)の2011年以降における年間配当増配率の推移です。

- 約5~8%の水準で安定して推移
JNJの配当性向の推移
ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)の2010年以降における年間配当性向の数値及び推移です。
※配当性向 = 年度毎の(1株当たり配当金÷1株当たり希薄化EPS)×100 で計算

- 約40%~50%の水準で安定して推移

興味あり
利回りはそこそこだけど、増配率が高いし安定してるのがいいね!
どんな会社なの?

では企業情報、株価についてご紹介します
ジョンソン・エンド・ジョンソン:JNJってどんな会社?
ここでは
- 基本的な情報
- 株価
- S&P500とのトータルリターンの比較
- 高配当ETFとのトータルリターンの比較
- 事業内容
- 業績
についてご紹介します。
JNJの基本情報
ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)の基本的な情報です。
ティッカー(正式名称) | JNJ(ジョンソン・エンド・ジョンソン) |
本社所在地 | 米国ニュージャージー州ニューブランズウィック |
設立日 | 1887年 |
従業員数 | 約134,500人 |
セクター | ヘルスケア |
配当時期(支払い月) | 年4回(3/6/9/12月) |
株価 | 155.63 ドル※ |
配当利回り | 2.90 %※ |
連続増配年数 | 61年 |
採用指数 | NYダウ、S&P500 |
ジョンソン・エンド・ジョンソンは130年以上続く世界最大級のヘルスケア企業です。
NYダウ、S&P500指数にも採用されています。
従業員数は13万人を超え、世界各国に拠点を持っています。
また連続増配年数は61年で、半世紀以上にわたり増配を続けている優良企業です。
JNJの株価
ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)の週足リアルタイムチャートです。
※チャートを操作することで表示期間等の変更も可能です。
- コロナショックの下落からは早期に回復しコロナ前の水準は超えているが、2022年は横ばい傾向
JNJとS&P500とのトータルリターンの比較
ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)と、S&P500に連動するETFであるSPYとを比較しました。
2001年以降から2023年1月末までの期間で、配当再投資込みでの比較です。

- 長期におけるトータルリターンで市場平均のS&P500を上回る
JNJと高配当ETFとのトータルリターンの比較
ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)と、高配当ETFであるVYM、SPYDとを比較しました。
SPYDが設定された’15年以降の比較です。

- 高配当ETFのVYM、SPYDにとほぼ同等のトータルリターンを残す

長期のS&P500よりもリターンがいいんだね!
どんな事業をしている会社なの?

では事業内容、業績についてご紹介します。
JNJの主な事業内容
ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)の主力商品は以下の通りです。
- ヘルスケア製品
バンドエイド、リステリン、ボディーローション等
- 医療機器
- 医薬品
新型コロナワクチン等
商品は大きく「ヘルスケア製品」、「医療機器」、「医薬品」に分かれています。
日本でもバンドエイド、リステリン、ボディーローション等は知らない方はいないのではないでしょうか。
また新型コロナウイルスに対し、ワクチンの開発も実施しています。
ただし、訴訟大国アメリカにおいてはヘルスケア企業は常に訴訟のリスクがあり、実際にこれまでも訴訟に発展している事実があることは認識が必要です。
JNJの業績(売上高、営業利益、営業利益率)
ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)の業績の推移は以下の通りです。

- 売上高は基本的に右肩上がりで推移
- 営業利益率は約20~30%程度の高水準で安定して推移
- 営業利益は160~230億ドル(日本円で2~3兆円程度)を稼ぐ優良企業
JNJのEPS(1株当たり利益)
ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)のEPSの推移は以下の通りです。
※EPS = 調整後希薄化EPS を使用

- 全体的に右肩上がりで順調に推移

興味あり
業績はすごいし、有名な商品も多くて安心できるね。
今後はどうなるのかな?

では今後の見通しについて紹介します
ジョンソン・エンド・ジョンソン:JNJの今後の見通し
ジョンソン・エンド・ジョンソンは主に以下の理由から、今後も成長が期待できると考えられます。
- 先進国の高齢化による医薬品需要の増加
- 収益性の高い医薬品・医療機器事業に注力
市場環境として、先進国の高齢化は進み、医薬品需要は今後も増加し続けることが予測されます。
またジョンソン・エンド・ジョンソンは、医薬品・医療機器事業とコンシューマー製品事業の2つに同社を分割する計画を発表しています。
これにより収益性の高い製薬市場に注力することになります。
ただしヘルスケアセクターに投資する際は、政治動向や、訴訟リスクにも注意が必要です。
まとめ

本記事では、
- ジョンソン・エンド・ジョンソンの配当金情報(利回り、増配率、それぞれの推移)
- ジョンソン・エンド・ジョンソンってどんな会社?(基本情報、株価(現状・S&P500との比較・高配当ETFとの比較)、事業内容、業績)
- ジョンソン・エンド・ジョンソンの今後の見通し
について解説しました。
<ジョンソン・エンド・ジョンソンの配当金情報>
- 利回りは約2.5%~3.5%の水準で推移
- 増配率は約5~8%の水準で安定して推移
- 配当性向は約40%~50%の水準で安定して推移
<ジョンソン・エンド・ジョンソンってどんな会社?>
- 130年以上続く世界最大級のヘルスケア企業で、NYダウ、S&P500指数にも採用
- 株価はコロナショックの下落からは早期に回復しコロナ前の水準は超えているが、2022年は横ばい傾向
- トータルリターンはS&P500を上回り、高配当ETFとほぼ同等
<ジョンソン・エンド・ジョンソンの今後の見通し>
- 今後も医薬品需要の増加、収益性の高い製薬市場への注力により成長が期待される
ジョンソン・エンド・ジョンソンは米国ニュージャージー州に本社を置く、世界最大級のヘルスケア企業です。
配当による株主還元にも積極的で、連続増配年数61年を継続し、「配当王」に名を連ねています。
今後も医薬品需要の増加、収益性の高い製薬市場への注力により成長が期待されます。
ただし、ヘルスケアセクターに投資する際は、政治動向や、訴訟リスクにも注意が必要です。

最後までご覧頂きありがとうございました!
配当王、配当貴族といった米国の連続増配銘柄を以下の記事でまとめています。
同じヘルスケアセクターの「アッヴィ」、「アムジェン」、「メルク」、「ユナイテッドヘルス・グループ」も紹介しています。
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