興味あり
米国のコストコ(COST)は配当金をどれくらいもらえるの?
株価は?業績は?詳しく知りたい!
こんな疑問にお答えする為、本記事ではコストコホールセール(COST)について銘柄分析を行いました
コストコホールセール(COST)は世界大3位の規模を持つ小売業チェーンです。
日本でも会員制の倉庫型卸売として有名ですね。
配当による株主還元にも、連続増配年19年の記録を持っています。
私は2019年から米国連続増配株をメインに投資しています
- 2019年金融資産約200万円程度→2023年 2000万円達成
- 1億円貯めてセミリタイヤが目標
結論:[連続増配19年]コストコホールセール:COSTの配当,株価,将来性
まず最初に本記事でわかる結論からご紹介します。
コストコホールセールは米国ワシントン州に本社を置く、会員制の倉庫型卸売チェーンです。
商品は仕入れ価格に近い価格で販売し、会員費で利益を出す仕組みです。
その為、会員が買い物をしなくても企業としての利益が上がることが強みです。
ではこれ以降は、上記結論に対する詳細内容をご紹介します。
コストコホールセール:COSTの配当金情報
それでは早速、配当金に関する情報からご紹介します。
ここでは、
- 配当利回りの推移
- 配当額の推移
- 年増配率の推移
- 配当性向の推移
についてご紹介します。
COSTの配当利回りの推移
コストコホールセール(COST)の2010年以降における年間配当利回りの推移です。
※年間配当利回り = 年間配当金 ÷ 年末株価 で計算しています
- 標準の配当利回りは約1%前後の水準
- 特別配当が出た年(’12年、’17年、’20年)は利回りが大幅に上昇
COSTの配当額の推移
コストコホールセール(COST)の2010年以降における配当額の数値及び推移です。
特別配当を含めると下のグラフになります。
以下は特別配当を除いたグラフです。
- 配当額は右肩上がりで順調に増加傾向
COSTの増配率の推移
コストコホールセール(COST)の2011年以降における年間配当増配率の数値及び推移です。(特別配当は除いています)
- 増配率は特別配当を除いても年平均約13%の高い増配水準
COSTの配当性向の推移
コストコホールセール(COST)の2010年以降における年間配当性向の数値及び推移です。(特別配当は除いています)
※配当性向 = 年度毎の(1株当たり配当金÷1株当たり調整後希薄化EPS)×100 で計算
- 配当性向は約30%前後の低い水準で推移
興味あり
増配率が高くていいね!
配当性向も低くて余力十分
株価はどうかな?
では株価関係の情報についてご紹介します
コストコホールセール:COSTの株価情報
ここでは
- 株価
- S&P500とのトータルリターンの比較
- 高配当ETFとのトータルリターンの比較
- 連続増配ETFとのトータルリターンの比較
についてご紹介します。
COSTの株価
コストコホールセール(COST)の週足リアルタイムチャートです。
※チャートを操作することで表示期間等の変更も可能です。
- コロナショック前の株価は大きく超え、最高値を更新
COSTとS&P500とのトータルリターンの比較
コストコホールセール(COST)と、S&P500に連動するETFであるSPYとを比較しました。
2001年以降から2024年3月末までの期間で、配当再投資込みでの比較です。
- 長期におけるトータルリターンで市場平均のS&P500を上回る
COSTと高配当ETFとのトータルリターンの比較
コストコホールセール(COST)と、高配当ETFであるVYM、SPYDとを比較しました。
SPYDが設定された’15年以降の比較です。
- 高配当ETFのVYM、SPYDに対しトータルリターンで上回る
COSTと連続増配ETFとのトータルリターンの比較
コストコホールセール(COST)と、連続増配ETFであるVIGとを比較しました。
VIGが設定された’06年以降からの比較です。
- 連続増配ETFのVIGに対しトータルリターンで上回る
興味あり
S&P500、高配当ETF、連続増配ETFよりいいリターンなんだね!!
どんな会社なの?
では銘柄に関する情報についてご紹介します
コストコホールセール:COSTの銘柄分析
ここでは
- 基本的な情報
- 事業内容
- 業績
についてご紹介します。
COSTの基本情報
コストコホールセール(COST)の基本的な情報です。
ティッカー(正式名称) | COST(コストコホールセール) |
本社所在地 | 米国ワシントン州イサクア |
設立日 | 1983年 |
従業員数 | 約31.6万人 |
セクター | 生活必需品 |
配当時期(支払い月) | 年4回(2/5/8/11月) |
株価 | 718.28 ドル※ |
配当利回り | 0.63 %※ |
連続増配年数 | 19年 |
採用指数 | S&P500 |
コストコホールセールは生活必需品セクターの大型銘柄です。
連続増配年数は19年で長期にわたります。
COSTの主な事業内容
コストコホールセール(COST)の主力商品は以下の通りです。
コストコホールセールは会員制の倉庫型卸売チェーンです。
商品は仕入れ価格に近い価格で販売し、会員費で利益を出す仕組みです。
会員が買い物をしなくても企業としての利益が上がることが強みです。
COSTの業績(売上高、営業利益、営業利益率)
コストコホールセール(COST)の業績の推移は以下の通りです。
- 売上高、営業利益共に右肩上がりで順調に推移
- 営業利益率は小売業の為、低めの水準
COSTのEPS(1株当たり利益)
コストコホールセール(COST)のEPSの推移は以下の通りです。
※EPS = 希薄化EPS を使用
- EPSは右肩上がりで順調に増加傾向
COSTのキャッシュフロー(営業CF、フリーCF、営業CFマージン)
コストコホールセール(COST)のキャッシュフローの推移は以下の通りです。
※営業CFマージン = 営業CF ÷ 売上高
- 営業キャッシュフロー、フリーキャッシュフロー共に上下がありながらも全体的には上昇傾向
- 営業CFマージンは小売業の為、低めの水準
興味あり
業績もいい感じだね!
今後はどうなるのかな?
では将来性について私の考えを紹介します
コストコホールセール:COSTの将来性
コストコホールセールは主に以下の理由から、今後も成長が期待できると考えられます。
- 生活必需品は景気動向に左右されにくく、人口増加に伴い一定の需要が続く
- 米国の小売市場は今後も拡大が予測される
- 会員の継続率は約90%と高い
景気が悪くなったからと言って、日々の生活に必要な食品、生活用品の購入を控えることはありませんよね。
つまり米国、世界の今後の人口増加予測に伴い、コストコの売上げも増加していくことが予測されます。
また、米国の小売り市場は、2022年から2030年で年平均約3.0%の拡大が予測されています。
ただし、Eコマース市場の拡大に乗って成長し続ける小売り世界第2位のアマゾンに勝てるかどうかは重要なポイントです。
広大な倉庫型店舗を歩いて商品を探す、店舗独特のワクワク感でいかに顧客を増やせるかが課題となります。
この店舗独特のワクワク感、魅力的な商品、サービスが約90%という高い会員継続率にも繋がっていると考えられます。
まとめ
本記事では、
- コストコホールセールの配当金は?(利回り、増配率、配当性向)
- コストコホールセールの株価は?(現状・S&P500/高配当ETF/連続増配ETFとの比較)
- コストコホールセールの銘柄分析情報は?(基本情報、事業内容、業績)
- コストコホールセールの将来性は?
について解説しました。
まず最初に本記事でわかる結論からご紹介します。
コストコホールセールは米国ワシントン州に本社を置く、会員制の倉庫型卸売チェーンです。
商品は仕入れ価格に近い価格で販売し、会員費で利益を出す仕組みです。
その為、会員が買い物をしなくても企業としての利益が上がることが強みです。
皆さんの投資目的に合った銘柄選定に、少しでも参考になれば嬉しいです。
最後までご覧頂きありがとうございました!
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また、配当王、配当貴族といった米国の連続増配銘柄を以下の記事でまとめていますので良ければ参考にしてみてください。
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