[2024年最新]徹底比較:DGRW×VIG(投資目的別のおすすめも紹介)

銘柄比較
DGRWとVIGに興味あり
DGRWとVIGに興味あり

DGRWとVIGって中身も似てそうだけどどう違うの?

DGRWとVIGに興味あり
DGRWとVIGに興味あり

どっちが利益が出るの??

米国連続増配株全力マン
米国連続増配株全力マン

本記事ではこんな疑問にお答えする為、DGRW、VIGの2つについて徹底比較しました

DGRWVIGそれぞれ個別の情報についても詳しくまとめていますので、合わせてご確認下さい。

私は2019年から米国連続増配株をメインに投資しています

  • 2019年資産約200万円程度→2023年資産2000万円達成
  • 1億円貯めてセミリタイヤが目標
  • 30代、妻、息子(4歳/1歳)と4人暮らし

結論:[2024年最新]徹底比較:DGRW×VIG(投資目的別のおすすめも紹介)

まず最初に本記事でわかる結論からご紹介します。

まとめ

<基本情報の比較>

  • 運用会社、ベンチマーク、配当時期、経費率、設定日に差有り

分配金情報(利回り、増配率)の比較

  • 分配利回り約1.5~2.5%で同水準
  • 増配率:平均するとややDGRWの方が高めだが、年毎の変動も大

<トータルリターンの比較>

  • トータルリターン:DGRWがやや上回る

<構成セクター比率の比較>

  • DGRWはVIGに対して情報技術の比率がさらに高く、生活必需品の比率も高い

<投資目的別のおすすめ銘柄はどっち?>

  • どちらもバランスが良いETFだが、どちらを選ぶかは投資目的次第

DGRWは「配当の成長性が期待できる、利益の成長性も重視した大型企業」で構成されているのに対し、VIGは「10年以上連続して増配の実績を持つ米国普通株」で構成されています。

どちらも大きな欠点は無くバランスが良いETFですが、詳細を比較すると差が見えてきます。

どちらに投資するか迷われている場合は「経費率」、「分配時期」、「増配率」「トータルリターン」といったポイントで差があるので良ければ参考にしてみて下さい。

では基本情報から比較していきましょう。

DGRW×VIGの基本情報の比較

DGRW、VIGの基本的な情報は下記です。

ティッカー(正式名称)    DGRW(ウィズダムツリー 米国株クオリティ配当成長ファンド)VIG(バンガード・米国増配株式ETF)
運用会社WISDOM TREE社Vanguard社
ベンチマークウィズダムツリー米国株クオリティ配当成長インデックスNASDAQ USディビデンド・アチーバーズ・セレクト・インデックス
構成銘柄数297銘柄314銘柄
ファンド純資産114.0 億ドル※1742.1億ドル※1
配当(分配)時期毎月年4回(3/6/9/12月)
株価69.60ドル※2168.47ドル※2
配当(分配金)利回り1.76%※21.90%※2
経費率0.28%0.06%
設定日2013年5月22日2006年4月21日
※1:’23.12.29時点、※2:’24.1.7時点

では主要なポイントについて一つずつ比較していきましょう。

運用会社の比較

ティッカー(正式名称)    DGRW(ウィズダムツリー 米国株クオリティ配当成長ファンド)VIG(バンガード・米国増配株式ETF)
運用会社WISDOM TREE社Vanguard社

VIGを運用する「Vanguard社」は資産総額で世界1、2を争う大手運用会社で、設立は1975年で歴史もあり、さらにその資産規模は2022年時点で約8.1兆ドルもあります。

それに対してDGRWを運用する「WISDOM TREE社」は、設立は2006年でまだ歴史も浅く、資産規模は2023年時点で約86億ドルです。

2社を比較すると、やはり「Vanguard社」の安定感、安心感は一つのポイントになります。

ベンチマークの比較

ティッカー(正式名称)    DGRW(ウィズダムツリー 米国株クオリティ配当成長ファンド)VIG(バンガード・米国増配株式ETF)
ベンチマークウィズダムツリー米国株クオリティ配当成長インデックスNASDAQ USディビデンド・アチーバーズ・セレクト・インデックス

DGRWは「ウィズダムツリー米国株クオリティ配当成長インデックス」をベンチマークとしていて、配当の成長性が期待できる、利益の成長性も重視した大型企業で構成されています。

それに対してVIGは「NASDAQ USディビデンド・アチーバーズ・セレクト・インデックス」をベンチマークとしていて、10年以上連続して増配の実績を持つ米国普通株で構成されています。

構成銘柄数の比較

ティッカー(正式名称)    DGRW(ウィズダムツリー 米国株クオリティ配当成長ファンド)VIG(バンガード・米国増配株式ETF)
構成銘柄数297銘柄314銘柄

どちらも300銘柄近くの銘柄数で構成していて、分散は十分で、差は無いと考えられます。

配当(分配)時期

ティッカー(正式名称)    DGRW(ウィズダムツリー 米国株クオリティ配当成長ファンド)VIG(バンガード・米国増配株式ETF)
配当(分配)時期毎月年4回(3/6/9/12月)

VIGは年4回の四半期毎の分配金支払いなのに対して、DGRWは毎月分配となっています。

配当金を毎月受け取りたいという方には大きなポイントになるかと思います。

配当利回りの比較

ティッカー(正式名称)    DGRW(ウィズダムツリー 米国株クオリティ配当成長ファンド)VIG(バンガード・米国増配株式ETF)
配当(分配金)利回り1.76※21.90%※2
※2:’24.1.7時点

どちらも2%前後の利回りで差は無く、あまり高い水準ではありません。

経費率の比較

ティッカー(正式名称)    DGRW(ウィズダムツリー 米国株クオリティ配当成長ファンド)VIG(バンガード・米国増配株式ETF)
経費率0.28%0.06%

経費率はVIGの安さに軍配が上がります。

DGRWも一般的に見て決して高い数値ではありませんが、VIGと比べてしまうと割高になります。

毎月分配を実施していることなども影響しているのかもしれません。

例えばDGRW、VIGそれぞれに100万円ずつ投資していたとすると

  • DGRWの経費率の支払い:約2800円/年
  • VIGの経費率の支払い:約600円/年

この差が毎年続くことになります。

設定日の比較

ティッカー(正式名称)    DGRW(ウィズダムツリー 米国株クオリティ配当成長ファンド)VIG(バンガード・米国増配株式ETF)
設定日2013年5月22日2006年4月21日

DGRWに対してVIGは歴史が長く、リーマンショック、コロナショックの2回の暴落を経験しているデータがあるということはポイントになります。

今回のコロナショックでは下落幅に大きな差は見られませんでしたが、別の暴落になるとどうなるかはわからないためです。

  

DGRWとVIGに興味あり
DGRWとVIGに興味あり

基本的な違いはわかったけど、肝心の配当(分配)についてもっと詳しく知りたい!

米国連続増配株全力マン
米国連続増配株全力マン

では続いて配当(分配)利回り、増配率の推移を比較します。

DGRW、VIGの配当(分配)利回り、増配率の推移の比較

ここではDGRW、VIGの配当(分配)利回り、増配率を、それぞれ重ね合わせたグラフで比較していきます。

配当(分配)利回り

DGRW、VIGのこれまでの年間配当(分配)利回りの数値及び推移です。

※配当利回り = 年間配当(分配) ÷ 年末株価 で計算しています

DGRW、VIGの年間配当(分配)利回りの推移

  

ポイント
  • 利回りはどちらも約1.5~2.5%で同水準

   

配当(分配)増配率

DGRW、VIGのこれまでの年間増配率の数値及び推移です。

DGRW、VIGの年間増配率の推移

  

ポイント
  • 年毎の変動はDGRWの方が大きめ
  • 2015年以降の期間での年平均増配率はDGRW:+10.0%、VIG:+8.3%

  

配当(分配)金の推移

DGRW、VIGのこれまでの年間分配金の推移です。(増配を考慮)

VIG、VYMの年間分配金の推移

  

ポイント
  • VIGは順調に右肩上がり、DGRWはややバラツキあり
  • 分配金額は一時VIGが上回るが、基本的にはDGRW>VIG

  

DGRWとVIGに興味あり
DGRWとVIGに興味あり

利回りにはほとんど差がないんだね

DGRWとVIGに興味あり
DGRWとVIGに興味あり

配当金だけじゃなくて、株価も合わせるとどうなるの??

米国連続増配株全力マン
米国連続増配株全力マン

では配当再投資込みのトータルリターンを比較しましょう

DGRW、VIGのトータルリターンの比較

DGRW、VIGのトータルリターンの推移を比較しました。

DGRW設定後の2014年から2023年12月末までの期間で、配当再投資込みでの比較です。

DGRW、VIGの配当金再投資込みトータルリターン

  

ポイント
  • DGRWの方がVIGよりトータルリターンでやや上回る

  

DGRWとVIGに興味あり
DGRWとVIGに興味あり

大きな差ではないけど、トータルリターンだとDGRWの方が上なんだね!

DGRWとVIGに興味あり
DGRWとVIGに興味あり

こんな違いが生まれるのは、構成セクターが影響しているのかな??

米国連続増配株全力マン
米国連続増配株全力マン

そうですね、構成セクターの違いも影響しています。

では続いて構成セクター比率も比較しましょう

DGRW、VIGの構成セクター比率の比較

DGRW/VIGを構成するセクター比率を比較します。

下記のグラフは、縦軸に2つ共同じ順番でセクターを並べ、比率を示しています。

(DGRW:2023.9.30時点、VIG:2023.11.30時点)

DGRW、VIGの構成セクター比率の比較

  

ポイント
  • セクターの構成は近い(どちらも情報技術がトップ)
  • DGRWはVIGに対して情報技術の比率がさらに高く、生活必需品の比率も高い

   ⇒DGRWの方がコロナ後の情報技術セクターの伸びをより享受し、’22年以降の生活必需品セクターの安定もより強く受けている

  

米国連続増配株全力マン
米国連続増配株全力マン

それぞれの構成比率が高いセクターの将来性をどう考えるかが、どのETFを選ぶかの重要なポイントになりますね

DGRWとVIGに興味あり
DGRWとVIGに興味あり

詳しくわかったけど、結局私はどれを買ったらいいの??

おすすめを教えて!!

米国連続増配株全力マン
米国連続増配株全力マン

では投資目的別のおすすめ銘柄をご紹介します

投資目的別のおすすめ銘柄はどっち?

まずはこれまでの結果を一覧にまとめます。

ティッカー         DGRW      VIG   
分散(構成銘柄数)
経費率
配当(分配)利回り
増配率の高さ
不況耐性
トータルリターン

どちらもバランスが良いETFなので、大きな欠点は見当たりません。

ただ、2つを比較した際に少しずつ優劣がつくので、そのポイントをご紹介します。

米国連続増配株全力マン
米国連続増配株全力マン

どちらがみなさんの投資目的に沿っているかを見極めることが重要です

ということで、各投資目的別のおすすめ銘柄をご紹介します。

とにかく経費率を安くしたい方

そんなあなたには「VIG」がおすすめできます。

VIGと比較すると、DGRWの経費率は割高です。

「無駄なお金は少しでも払いたくない!!」という方には経費率が非常に低いVIGはおすすめできます。

ただしDGRWの経費率も他の1%程度あるアクティブファンドなどと比べると決して高すぎる水準ではないので、他の要素も含めてトータルで判断することが重要だと思います。

毎月分配金がほしい方

そんなあなたには「DGRW」がおすすめできます。

配当(分配)金を受け取る目的は人それぞれですが、四半期毎の受け取りよりも毎月受け取った方が、生活費に使う目的でも配当再投資する目的でも使いやすいという方は多いかと思います。

ただしDGRWの毎月支払われる分配金は年間を通じて毎月同じ額が支払われるわけではなく、月ごとにバラバラである点には注意が必要です。

構成する銘柄の配当支払い月が影響しているものだと考えられます。

増配率を重視したい

そんなあなたには「DGRW」がおすすめできます。

前述の通り、2015年以降の期間での年平均増配率はDGRW:+10.0%、VIG:+8.3%で、DGRWが高いという実績を示しています。

ただし、

  • 年毎の変動はDGRWの方が大きい
  • DGRWは歴史が浅い為、実績データが少ない。今後もこの増配率が続くかは注視が必要

こういった点には注意が必要です。

トータルリターンを重視したい方

そんなあなたには現時点では「DGRW」がおすすめできます。

前述の通り、DGRW設定後の2014年からのトータルリターンの比較ではDGRWの方が高い結果を示しています。

ただし現時点ではそこまで大きな差ではなく、値動きの仕方も近いため、今後も値動きを見ていく必要があります

まとめ

本記事では、

について解説しました。

まとめ

<基本情報の比較>

  • 運用会社、ベンチマーク、配当時期、経費率、設定日に差有り

分配金情報(利回り、増配率)の比較

  • 分配利回り約1.5~2.5%で同水準
  • 増配率:平均するとややDGRWの方が高めだが、年毎の変動も大

<トータルリターンの比較>

  • トータルリターン:DGRWがやや上回る

<構成セクター比率の比較>

  • DGRWはVIGに対して情報技術の比率がさらに高く、生活必需品の比率も高い

<投資目的別のおすすめ銘柄はどっち?>

  • どちらもバランスが良いETFだが、どちらを選ぶかは投資目的次第

DGRWは「配当の成長性が期待できる、利益の成長性も重視した大型企業」で構成されているのに対し、VIGは「10年以上連続して増配の実績を持つ米国普通株」で構成されています。

どちらも大きな欠点は無くバランスが良いETFですが、詳細を比較すると差が見えてきます。

どちらに投資するか迷われている場合は「経費率」、「分配時期」、「増配率」「トータルリターン」といったポイントで差があるので良ければ参考にしてみて下さい。

皆さんの投資目的に合った銘柄選定に、少しでも参考になれば嬉しいです。

米国連続増配株全力マン
米国連続増配株全力マン

最後までご覧頂きありがとうございました!

DGRWVIGそれぞれ個別の情報についても詳しくまとめていますので、合わせてご確認下さい。

銘柄同士の簡単な比較:moomooアプリの活用

投資家
投資家

今回の比較はよくわかったけど、もっと他の銘柄同士も比較したい!!

そんな方におすすめなのが「moomooアプリ」です!

moomooアプリを使えば以下のように簡単に株価や財務データを比較することが出来ます

下記の操作は1分もかからず簡単にできて、もちろんETFを含む様々な銘柄を自分好みに組み合わせて比較することが出来ます

投資家
投資家

銘柄比較ってこんなに簡単に出来るんだね!これは便利!!

どうやってダウンロードしたらいいの?

米国連続増配株全力マン
米国連続増配株全力マン

ダウンロードは非常に簡単です

アプリをダウンロード後にメールアドレスか電話番号のどちらかを登録するだけで、すぐに利用できます!

①まずは公式サイトからアプリをダウンロードします。

②メールアドレスor電話番号を登録

たったこれだけです。名前や住所などの登録は不要で、もちろん無料です!

さらに今なら、証券口座の開設&1万円以上の入金で米国株が無料で貰えます!

米国連続増配株全力マン
米国連続増配株全力マン

ハズレなしで全員もらえます!!

アップルやテスラ、コカ・コーラなど、有名企業の株を手に入れるチャンスです!

【人気の米国株or日本株をもらえるまでの流れ】

アプリをダウンロード → ②口座開設 → ③1万円入金(30日間キープ) → ④抽選券GET

キャンペーン終了時期は明示されていないので、いつ終わるかわかりません。

早めに応募しちゃいましょう!

\アプリのダウンロード、口座開設はこちらから/

ツイッターを覗いてみる

コメント

にほんブログ村 株ブログ サラリーマン投資家へ

タイトルとURLをコピーしました