興味あり
アメリカのジェニュイン・パーツは配当金をどれくらいもらえるの?
株価は?業績は?詳しく知りたい!
こんな疑問にお答えする為、本記事ではジェニュイン・パーツ(GPC)について銘柄分析を行いました
ジェニュイン・パーツ(GPC)はアメリカに拠点を持つ、主に自動車部品を取り扱う小売りチェーンです。
配当金による株主還元に積極的で、アメリカン・ステーツ・ウォーター(AWR)、ドーバー(DOV)に次ぐ連続増配年数68年を記録し、米国連続増配銘柄の上位に位置しています。
私は2019年から米国株投資を実践しています。
愛する米国連続増配株に関する情報をブログでまとめています。
配当王、配当貴族といった米国の連続増配銘柄を以下の記事でまとめています。
同じ一般消費財セクターの「ホーム・デポ」、「ロウズ・カンパニーズ」、「マクドナルド」も紹介しています。
結論:[連続増配68年]ジェニュイン・パーツ:GPCの配当,株価,銘柄分析と今後の見通し
まず最初に本記事でわかる結論からご紹介します。
ジェニュイン・パーツ(GPC)は米国ジョージア州に本社を置く、主に自動車部品を取り扱う小売りチェーンです。
配当金による株主還元にも積極的で、アメリカン・ステーツ・ウォーター(AWR)、ドーバー(DOV)に次ぐ連続増配年数68年を記録し、米国連続増配銘柄の上位に位置しています。
また、トータルリターンではS&P500、高配当ETF、連続増配ETFを上回る成績を残しています。
今後も米国の自動車部品市場の拡大に伴い、継続した成長が期待されます。
ではこれ以降は、上記結論に対する詳細内容をご紹介します。
ジェニュイン・パーツ:GPCの配当金情報
それでは早速、配当金に関する情報からご紹介します。
ここでは、
- 配当利回りの推移
- 配当額の推移
- 年増配率の推移
- 配当性向の推移
についてご紹介します。
GPCの配当利回りの推移
ジェニュイン・パーツ(GPC)の2010年以降における年間配当利回りの推移です。
※年間配当利回り = 年間配当金 ÷ 年末株価 で計算しています
- 約2.0%~3.5%の水準で推移
GPCの配当額の推移
ジェニュイン・パーツ(GPC)の2010年以降における配当額の数値及び推移です。
- 全体的に順調に右肩上がりで増加傾向
GPCの増配率の推移
ジェニュイン・パーツ(GPC)の2011年以降における年間増配率の数値及び推移です。
- 約+3%~10%の水準で推移
GPCの配当性向の推移
ジェニュイン・パーツ(GPC)の2011年以降における年間配当性向の数値及び推移です。
※配当性向 = 年度毎の(1株当たり配当金÷1株当たり調整後希薄化EPS)×100 で計算
- 約40%~60%の水準で安定して推移
全体的に安定感があっていいね
株価はどうかな?
では株価関係の情報についてご紹介します
ジェニュイン・パーツ:GPCの株価情報
ここでは
- 株価
- S&P500とのトータルリターンの比較
- 高配当ETFとのトータルリターンの比較
- 連続増配ETFとのトータルリターンの比較
についてご紹介します。
GPCの株価
ジェニュイン・パーツ(GPC)の週足リアルタイムチャートです。
※チャートを操作することで表示期間等の変更も可能です。
- コロナショック以降、株価は上昇傾向で最高値を更新中
GPCとS&P500とのトータルリターンの比較
ジェニュイン・パーツ(GPC)と、S&P500に連動するETFであるSPYとを比較しました。
2001年以降から2023年4月末までの期間で、配当再投資込みでの比較です。
- 長期におけるトータルリターンで市場平均のS&P500を上回る
GPCと高配当ETFとのトータルリターンの比較
ジェニュイン・パーツ(GPC)と、高配当ETFであるVYM、SPYDとを比較しました。
SPYDが設定された’15年からの比較です。
- 高配当ETFのVYM、SPYDに対しトータルリターンで上回る
GPCと連続増配ETFとのトータルリターンの比較
ジェニュイン・パーツ(GPC)と、連続増配ETFであるVIGとを比較しました。
VIGが設定された’06年以降からの比較です。
- 連続増配ETFのVIGに対しトータルリターンで上回る
S&P500、高配当ETF、連続増配ETFよりもトータルリターンはいいんだね!
どんな会社なの?
では銘柄に関する情報についてご紹介します
ジェニュイン・パーツ:GPCの銘柄分析
ここでは
- 基本的な情報
- 事業内容
- 業績
についてご紹介します。
GPCの基本情報
ジェニュイン・パーツ(GPC)の基本的な情報です。
ティッカー(正式名称) | GPC(ジェニュイン・パーツ) |
本社所在地 | 米国ジョージア州アトランタ |
設立日 | 1928年 |
従業員数 | 約58,000人 |
セクター | 一般消費財 |
配当時期(支払い月) | 年4回(1/4/7/10月) |
株価 | 168.32 ドル※ |
配当利回り | 2.26 %※ |
連続増配年数 | 68年 |
主要採用指数 | S&P500 |
ジェニュイン・パーツ(GPC)はアメリカに拠点を持つ、自動車部品の小売りチェーンです。
連続増配年数は68年で、アメリカン・ステーツ・ウォーター(AWR)、ドーバー(DOV)に次ぎ、米国連続増配銘柄の上位に位置しています。
GPCの主な事業内容
ジェニュイン・パーツ(GPC)の主力商品は以下の通りです。
ジェニュイン・パーツの主力は自動車用部品の小売り事業です。
北米、欧州、オーストラレーシア※自動車の交換部品、アクセサリー、サービスアイテムを販売しています。
また、北米のモーションインダストリーズに代表される小売りチェーンによって、産業用の商品も取り扱っています。
※オーストラリア大陸 ・ ニュージーランド北島 ・ ニュージーランド南島 ・ ニューギニア島 およびその近海の諸島( インドネシア の領域を含む)を指す地域区分
GPCの業績(売上高、営業利益、営業利益率)
ジェニュイン・パーツ(GPC)の業績の推移は以下の通りです。
- 減少する年度もあるが、全体的には売上高、営業利益共増加傾向
GPCのEPS(1株当たり利益)
ジェニュイン・パーツ(GPC)のEPSの推移は以下の通りです。
※EPS = 調整後希薄化EPS を使用
- 全体的には増加傾向
興味あり
業績は順調そうだね
今後はどうなるのかな?
では今後の見通しについて紹介します
ジェニュイン・パーツ:GPCの今後の見通し
ジェニュイン・パーツ(GPC)は主に以下の理由から、今後も緩やかながらも成長が期待できると考えられます。
- 米国の自動車部品市場は今後も増加が予想される
米国の自動車部品市場は、2027年にかけても年率約+7%程度での成長が予想されています。
その市場の拡大に伴い、ジェニュイン・パーツも継続した成長が期待されます。
ただし、オンライン販売の拡大も続き、既に参入しているアマゾン等の競合の動向には注意が必要です。
まとめ
本記事では、
- ジェニュイン・パーツの配当金情報(利回り、増配率、配当性向)
- ジェニュイン・パーツの株価情報(現状・S&P500との比較・高配当ETFとの比較・連続増配ETFとの比較)
- ジェニュイン・パーツの銘柄分析(基本情報、事業内容、業績)
- ジェニュイン・パーツの今後の見通し
について解説しました。
ジェニュイン・パーツ(GPC)は米国ジョージア州に本社を置く、主に自動車部品を取り扱う小売りチェーンです。
配当金による株主還元にも積極的で、アメリカン・ステーツ・ウォーター(AWR)、ドーバー(DOV)に次ぐ連続増配年数68年を記録し、米国連続増配銘柄の上位に位置しています。
また、トータルリターンではS&P500、高配当ETF、連続増配ETFを上回る成績を残しています。
今後も米国の自動車部品市場の拡大に伴い、継続した成長が期待されます。
皆さんの投資目的に合った銘柄選定に、少しでも参考になれば嬉しいです。
最後までご覧頂きありがとうございました!
配当王、配当貴族といった米国の連続増配銘柄を以下の記事でまとめています。
同じ一般消費財セクターの「ホーム・デポ」、「ロウズ・カンパニーズ」、「マクドナルド」も紹介しています。
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