興味あり
アメリカのノードソンは配当金をどれくらいもらえるの?
株価は?業績は?詳しく知りたい!
こんな疑問にお答えする為、本記事ではノードソン(NDSN)について銘柄分析を行いました
ノードソン(NDSN)はアメリカに拠点を持つ、接着剤、コーティング、シーラント、バイオマテリアルや、それらを塗布する為の機器等の製品を設計、製造、販売する企業です。
配当金による株主還元に積極的で、連続増配年数は61年という驚異的な数値を記録し、米国連続増配銘柄の上位に位置しています。
私は2019年から米国株投資を実践しています。
愛する米国連続増配株に関する情報をブログでまとめています。
配当王、配当貴族といった米国の連続増配銘柄を以下の記事でまとめています。
同じ資本財セクターの「ロッキード・マーチン(LMT)」、「キャタピラー(CAT)」、「スリーエム(MMM)」、「ユニオン・パシフィック(UNP)」、「ドーバー(DOV)」、「エマソン・エレクトリック(EMR)」も紹介しています。
結論:[連続増配61年]ノードソン:NDSNの配当,株価,銘柄分析と今後の見通し
まず最初に本記事でわかる結論からご紹介します。
ノードソン(NDSN)は米国オハイオ州に本社を置く、接着剤、コーティング、シーラント、バイオマテリアルや、それらを塗布する為の機器等の製品を設計、製造、販売する企業です。
配当金による株主還元に積極的で、連続増配年数は61年という驚異的な数値を記録し、米国連続増配銘柄の上位に位置しています。
またトータルリターンはS&P500、高配当ETF、連続増配ETFを上回り、高いパフォーマンスを示しています。
今後も米国の接着剤、シーラント市場の成長に乗り、緩やかながらも継続した成長が期待されます。
ではこれ以降は、上記結論に対する詳細内容をご紹介します。
ノードソン:NDSNの配当金情報
それでは早速、配当金に関する情報からご紹介します。
ここでは、
- 配当利回りの推移
- 配当額の推移
- 年増配率の推移
- 配当性向の推移
についてご紹介します。
NDSNの配当利回りの推移
ノードソン(NDSN)の2010年以降における年間配当利回りの推移です。
※年間配当利回り = 年間配当金 ÷ 年末株価 で計算しています
- 約0.7%~1.5%程度の低めの水準で推移
NDSNの配当額の推移
ノードソン(NDSN)の2010年以降における配当額の数値及び推移です。
- ばらつきはあるが、右肩上がりで順調に増加傾向
NDSNの増配率の推移
ノードソン(NDSN)の2011年以降における年間増配率の数値及び推移です。
- 増配率は約5%~30%程度の水準で推移
NDSNの配当性向の推移
ノードソン(NDSN)の2011年以降における年間配当性向の数値及び推移です。
※配当性向 = 年度毎の(1株当たり配当金÷1株当たり調整後希薄化EPS)×100 で計算
- 約15%~30%の低めの水準で推移
利回りは低めだけど、増配率が高いのがいいね!
株価はどうかな?
では株価関係の情報についてご紹介します
ノードソン:NDSNの株価情報
ここでは
- 株価
- S&P500とのトータルリターンの比較
- 高配当ETFとのトータルリターンの比較
- 連続増配ETFとのトータルリターンの比較
についてご紹介します。
NDSNの株価
ノードソン(NDSN)の週足リアルタイムチャートです。
※チャートを操作することで表示期間等の変更も可能です。
- コロナショック前の最高値は更新済
NDSNとS&P500とのトータルリターンの比較
ノードソン(NDSN)と、S&P500に連動するETFであるSPYとを比較しました。
2001年以降から2023年6月末までの期間で、配当再投資込みでの比較です。
- 長期におけるトータルリターンで市場平均のS&P500を大きく上回る
NDSNと高配当ETFとのトータルリターンの比較
ノードソン(NDSN)と、高配当ETFであるVYM、SPYDとを比較しました。
SPYDが設定された’15年からの比較です。
- 高配当ETFのVYM、SPYDに対しトータルリターンで大きく上回る
NDSNと連続増配ETFとのトータルリターンの比較
ノードソン(NDSN)と、連続増配ETFであるVIGとを比較しました。
VIGが設定された’06年以降からの比較です。
- 連続増配ETFのVIGに対しトータルリターンで大きく上回る
S&P500、高配当ETF、連続増配ETFよりもトータルリターンはかなり高いだね!!
どんな会社なの?
では銘柄に関する情報についてご紹介します
ノードソン:NDSNの銘柄分析
ここでは
- 基本的な情報
- 事業内容
- 業績
についてご紹介します。
NDSNの基本情報
ノードソン(NDSN)の基本的な情報です。
ティッカー(正式名称) | NDSN(ノードソン) |
本社所在地 | 米国オハイオ州ウェストレイク |
設立日 | 1954年 |
従業員数 | 約7,200人 |
セクター | 資本財 |
配当時期(支払い月) | 年4回(1/3/6/9月) |
株価 | 247.00 ドル※ |
配当利回り | 1.04 %※ |
連続増配年数 | 61年 |
主要採用指数 | S&P500 |
ノードソン(NDSN)は米国オハイオ州に本社を置く、接着剤、コーティング、シーラント、バイオマテリアルや、それらを塗布する為の機器等の製品を設計、製造、販売する企業です。
連続増配年数は61年で、米国連続増配銘柄の上位に位置しています。
NDSNの主な事業内容
ノードソン(NDSN)の主力商品は以下の通りです。
ノードソンは接着剤、コーティング、シーラント、バイオマテリアルや、それらを塗布する為の機器等の製品を設計、製造、販売しています。
主力の事業は「先端技術ソリューション(ATS)」、「医療及び液体ソリューション(MFS)」、「産業用精密ソリューション(IPS)」の3つのグローバル事業セグメントで構成されています。
下記資料の通り、収益の半分を「産業用精密ソリューション(IPS)」が占めています。
また米国オハイオ州ウェストレイクに本社を置き、35か国以上に事業所とサポートオフィスを構えています。
NDSNの業績(売上高、営業利益、営業利益率)
ノードソン(NDSN)の業績の推移は以下の通りです。
- 減少する年度もあるが、全体的には売上高、営業利益共増加傾向
NDSNのEPS(1株当たり利益)
ノードソン(NDSN)のEPSの推移は以下の通りです。
※EPS = 調整後希薄化EPS を使用
- 全体的に右肩上がりで増加傾向
興味あり
業績は良さそうだね!
今後はどうなるのかな?
では今後の見通しについて紹介します
ノードソン:NDSNの今後の見通し
ノードソン(NDSN)は主に以下の理由から、今後も緩やかながらも成長が期待できると考えられます。
- 米国の接着剤、シーラント市場は今後も拡大が予想される
米国の接着剤、シーラント市場は、下記のグラフの通り、2030年にかけて年率約+4.8%程度での成長が予想されています。
接着剤、シーラント等は特に製品を製造する際に必ずと言っていいほど必要になりますので、この傾向は世界的にも続いていくことが予想できます。
その市場の拡大に伴い、ノードソンも継続した成長が期待されます。
まとめ
本記事では、
- ノードソンの配当金情報(利回り、増配率、配当性向)
- ノードソンの株価情報(現状・S&P500との比較・高配当ETFとの比較・連続増配ETFとの比較)
- ノードソンの銘柄分析(基本情報、事業内容、業績)
- ノードソンの今後の見通し
について解説しました。
ノードソン(NDSN)は米国オハイオ州に本社を置く、接着剤、コーティング、シーラント、バイオマテリアルや、それらを塗布する為の機器等の製品を設計、製造、販売する企業です。
配当金による株主還元に積極的で、連続増配年数は61年という驚異的な数値を記録し、米国連続増配銘柄の上位に位置しています。
またトータルリターンはS&P500、高配当ETF、連続増配ETFを上回り、高いパフォーマンスを示しています。
今後も米国の接着剤、シーラント市場の成長に乗り、緩やかながらも継続した成長が期待されます。
皆さんの投資目的に合った銘柄選定に、少しでも参考になれば嬉しいです。
最後までご覧頂きありがとうございました!
配当王、配当貴族といった米国の連続増配銘柄を以下の記事でまとめています。
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