本記事ではこんな疑問にお答えする為、VIG(バンガード・米国増配株式ETF)について紹介します
VIGとは、米国のバンガード社が提供する連続増配株ETF(上場投資信託)です。
米国の10年以上連続で増配する銘柄で構成されていて、連続増配にフォーカスしたETFです。
高い増配率に加え、キャピタルゲイン(値上がり益)もインカムゲイン(配当収入)も両方を狙えるETFだと言えます。
この記事ではVIGの基本情報、配当金、株価の情報に加え、メリット・デメリットを押さえた上で、VIGがどんな方におすすめ出来るかについてもご紹介します。
私は2019年から米国連続増配株をメインに投資しています
- 2019年金融資産約200万円程度→2023年 2000万円達成
- 1億円貯めてセミリタイヤが目標
結論:VIGとは:配当,株価,銘柄情報とメリット・デメリット
まず最初に本記事でわかる結論からご紹介します。
VIGとは、米国のバンガード社が提供する連続増配株ETF(上場投資信託)です。
米国の10年以上連続で増配する銘柄で構成されていて、連続増配にフォーカスしたETFです。
配当利回りは2%前後程度ですが、高く安定した増配率によって長期的な運用を続けることで将来もらえる配当金に期待することが出来ます。
さらに、トータルリターンでもS&P500とほぼ同等の数値を残しています。
その為、長期で運用することにより、キャピタルゲイン(株価の値上がり益)とインカムゲイン(配当収入)の両方をバランスよくもらいたい人におすすめできます。
ではこれ以降は、上記結論に対する詳細内容をご紹介します。
VIGとは
VIGとは、米国のバンガード社が提供する連続増配株ETF(上場投資信託)です。
配当(分配)利回りは約2%程度で高くはありませんが、米国の10年以上連続で増配する銘柄で構成されていて、連続増配にフォーカスしています。
ここではより詳しい情報として、
- 基本的な情報
- 構成銘柄
- 構成セクター
についてご紹介します。
VIGの基本情報
VIGの基本的な情報は下記です。
※バンガード社のH.P.より情報を引用
ティッカー(正式名称) | VIG(バンガード・米国増配株式ETF) |
運用会社 | Vanguard社(バンガード社) |
ベンチマーク | S&P USディビデンド・グロワーズ・インデックス |
構成銘柄数 | 340銘柄※1 |
ファンド純資産 | 789.9億ドル※1 |
配当時期 | 年4回(3/6/9/12月) |
株価 | 176.91ドル※2 |
配当利回り | 1.84%※2 |
経費率 | 0.06% |
設定日 | 2006年4月21日 |
上記の基本情報から以下のようなポイントがわかります。
- 300銘柄以上に広く分散されている
- 経費率が非常に安い
- 設定日は古く、歴史が長い(暴落を複数回経験済み)
VIG 構成銘柄(組み入れ上位10銘柄)
VIGを構成する約340銘柄の内、上位10銘柄を示します。(2024.3.31時点)
銘柄(ティッカー) | 組み入れ割合 | 配当利回り※ |
---|---|---|
マイクロソフト(MSFT) | 4.02 % | 0.73 % |
アップル(AAPL) | 3.68 % | 0.57 % |
ブロードコム(AVGO) | 3.35 % | 1.68 % |
JPモルガン・チェース(JPM) | 3.34 % | 2.39 % |
エクソンモービル(XOM) | 2.68 % | 3.13 % |
ユナイテッドヘルス・グループ(UNH) | 2.64 % | 1.54 % |
ビザ(V) | 2.43 % | 0.75 % |
マスターカード(MA) | 2.30 % | 0.57 % |
ホーム・デポ(HD) | 2.69 % | 2.65 % |
プロクター・アンド・ギャンブル(PG) | 2.48 % | 2.49 % |
- 均等割ではなく、組み入れ割合は強弱がある
- しかし一銘柄毎の組み入れ割合は少ない(分散が効いている)
- 配当(分配)利回りがあまり高くない銘柄も組み入れている(分配利回りだけで銘柄を選択していない)
VIG セクター比率
VIGを構成する約340銘柄の、セクター比率を示します。(2024.3.31時点)
セクター名称 | 組み入れ割合 |
---|---|
情報技術 | 22.1 % |
金融 | 20.2 % |
ヘルスケア | 16.3 % |
資本財 | 12.6 % |
生活必需品 | 11.4 % |
一般消費財 | 6.7 % |
素材 | 4.4 % |
エネルギー | 3.2 % |
公益事業 | 2.1 % |
通信サービス | 1.0 % |
不動産 | 0.0 % |
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VIGは新NISAでも買える
VIGは新NISAの成長投資枠でも購入できます。
ただし、新NISAでVIGに投資したい場合は取り扱いのある証券会社を選びましょう。
なお、つみたて投資枠ではVIGは購入できません。
つみたて投資枠は原則として投資信託商品を対象としていて、海外ETFは投資対象に含まれていないからです。
新NISA口座開設は手数料が安く簡単に開設できるネット証券にしましょう!
代表的なネット証券を紹介します。
SBI証券 | 楽天証券 | マネックス証券 | |
取引 手数料 | 約定代金の0.495% (最低0円、上限22ドル) | 約定代金の0.495% (最低0円、上限22ドル) | 約定代金の0.495% (最低0円、上限22ドル) |
為替 手数料 | 買付:0銭 売却:0銭 | 買付:0銭 売却:0銭 | 買付:0銭 売却:25銭 |
米国取扱銘柄数 | 約5,600銘柄 | 約4,900銘柄 | 約5,000銘柄 |
特定口座/ NISA口座 | 〇 対応 | 〇 対応 | 〇 対応 |
取引ツールの使いやすさ | シンプルでわかりやすい取引画面 | シンプルでわかりやすい取引画面 | 玄人好みで豊富な機能の取引画面 |
口座開設 | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
興味あり
VIGは情報技術セクターが多いんだね!
そうなると配当金は少ないのかな?
では配当金について紹介します
VIGの配当金(分配金)情報
続いて、配当金(分配金)に関する情報を紹介します。
ここでは、
- 配当(分配)利回りの推移
- 配当(分配)額の推移
- 年増配率の推移
について紹介します。
※ETFや投資信託などの配当金のことは「分配金」と呼ばれています。
VIGの配当(分配)利回りの推移
VIGの2011年以降における年間分配利回りの推移です。
※年間配当(分配)利回り = 年間配当金(分配金) ÷ 年末株価 で計算しています
- 配当(分配)利回りは約1.5%~2.5%の水準で推移
VIGの配当(分配)額の推移
VIGの2011年以降における分配額の数値及び推移です。
- 配当(分配)額は全体的に右肩上がりで順調に増加傾向
VIGの増配率の推移
VIGの2012年以降における年間増配率の数値及び推移です。
- 減配は2013年のみで、その他は上記平均で約9%の高い増配率をキープ
- 年度毎で変動は大きい
興味あり
利回りは高くはないけど安定してるし、しっかり増配してるね!
株価はどうかな?
では株価情報についてご紹介します
VIGの株価
ここでは、
- VIGの最新株価
- S&P500とのトータルリターンの比較
についてご紹介します。
VIGの株価
VIGの週足リアルタイムチャートです。
※チャートを操作することで表示期間等の変更も可能です。
- コロナショック前の株価を超え、最高値付近で推移
VIGとS&P500のトータルリターンの比較
VIGと、S&P500に連動するETFであるSPYとを比較しました。
VIG設定後の2007年から2024年3月末までの期間で、配当再投資込みでの比較です。
- 長期におけるトータルリターンで市場平均のS&P500とほぼ同等
興味あり
株価の成長はS&P500とあまり差はないんだね!
他のETFとはどう違うのかな?
ではVIGと似た特徴がある高配当ETFであるVYMとの比較情報について紹介します
VIGと他のETFとの比較
ここでは、
- VIGとVYMの比較
- VIGとDGRWの比較
についてご紹介します。
VIGとVYMの比較
高配当ETFの内、安定性、増配の高さも兼ね備えたETFであるVYMと比較してみましょう。
ティッカー(正式名称) | VIG(バンガード・米国増配株式ETF) | VYM(バンガード・米国高配当株式ETF) |
運用会社 | Vanguard | Vanguard |
ベンチマーク | S&P USディビデンド・グロワーズ・インデックス | FTSE ハイディビデンド・イールド指数 |
構成銘柄数 | 340銘柄 | 約557銘柄 |
ファンド純資産 | 789.9億ドル※1 | 548.2億ドル※1 |
配当時期 | 年4回(3/6/9/12月) | 年4回(3/6/9/12月) |
株価 | 176.91ドル※2 | 111.97ドル※3 |
配当利回り | 1.84%※2 | 2.97%※3 |
経費率 | 0.06% | 0.06% |
設定日 | 2006年4月21日 | 2006年11月10日 |
どちらも経費率は低く、数百銘柄に分散していて安定感も高いです。
VIGは「10年以上連続して増配の実績を持つ米国普通株」で構成されているのに対し、VYMは「大型株の中でも予想配当利回りが市場平均を上回る銘柄」を重点的に組入れされています。
その結果、配当利回りなど、少しずつ違いが出てきています。
さらに詳しい情報は以下の記事で比較しています。
VIGとDGRWの比較
配当の成長性にフォーカスしたETFであるDGRWと比較してみましょう。
ティッカー(正式名称) | VIG(バンガード・米国増配株式ETF) | DGRW(ウィズダムツリー 米国株クオリティ配当成長ファンド) |
運用会社 | Vanguard社 | WISDOM TREE社 |
ベンチマーク | S&P USディビデンド・グロワーズ・インデックス | ウィズダムツリー米国株クオリティ配当成長インデックス |
構成銘柄数 | 340銘柄※1 | 299銘柄※3 |
ファンド純資産 | 789.9億ドル※1 | 127.0 億ドル※3 |
配当(分配) 時期 | 年4回(3/6/9/12月) | 毎月 |
株価 | 176.91ドル※2 | 76.65ドル※4 |
配当(分配金) 利回り | 1.84%※2 | 1.63%※4 |
経費率 | 0.06% | 0.28% |
設定日 | 2006年4月21日 | 2013年5月22日 |
VIGは米国の10年以上連続で増配する銘柄で構成されていて、連続増配にフォーカスしたETFです。
それに対しDGRWは配当の成長性にフォーカスした銘柄で構成されたETFです。
どちらも増配を重視していて似ている点が多いですが、少しずつ異なる特徴があります。
さらに詳しい情報は以下の記事で比較しています。
興味あり
どのETFもそれぞれ特徴があるね!
結局VIGはどんなメリットがあるのかな?
ではVIGのメリットだけじゃなく、デメリットも含めて紹介します
VIGを購入するメリット
VIGを購入する主なメリットは以下です。
一つずつ紹介します。
1つのETFで十分な分散投資が可能
VIGは300銘柄以上に広く分散投資されています。
その為、1つのETFを持つだけで十分な分散効果があり、その結果が株価の安定性に繋がっていると考えられます。
また、設定日は2006年で歴史もあり、暴落も複数回経験したデータがある点も安心材料に繋がります。
経費率が低い
VIGの経費率は0.06%で、VYMと同じ非常に低い数値です。
例えばVIGに100万円投資していれば、年間600円の経費がかかるということです。
どうしても経費が発生する為、長期で高額を運用するほど、この経費率は重要な管理ポイントになります。
株価の上昇も増配も両方に期待できる
VIGは配当だけではなく、値上がり益(キャピタルゲイン)も期待できるETFです。
設定来で年平均約+9%以上のトータルリターンを記録(配当再投資込み)し、S&P500とも近い結果を残しています。(VIGとS&P500のトータルリターンの比較はこちら)
配当金(分配金)だけでなく、株価の上昇もどちらも安定して得られる点で、非常に優良なETFです。
VIGを購入するデメリット
では逆に、VIGを購入する主なデメリットについても紹介します。
一つずつ紹介します。
VYM、SPYD、HDVと比べると、配当利回りは低い
VIGはVYMや高配当ETFのSPYD、HDVと比べると利回りは相対的に低めの水準です。
おおよその配当利回りの水準として、VIGは2%前後、VYMは3%前後、HDVは3%半ば〜4%程度、SPYDは4%前後程度の利回りがあります。(VIGの配当利回りの推移はこちら)
ただしVIGは増配率で優れている為、将来的には株価だけではなく配当金でも他の高配当ETFを上回る可能性を持っています。(VIGの増配率の推移はこちら)
個別株と比べると、経費率分は損をする
VIGに限らず、ETFはどうしても経費はかかり、個別株と比べるとその分はロスになります。
しかし個別株は銘柄選定、管理が大変だったり、倒産などのリスクもある為万人にはおすすめできません。
ただ、長期で増配を続ける比較的優良な銘柄もあります。
そんな連続増配銘柄は以下の記事で紹介しているので、良ければ参考にしてみてください。
興味あり
メリットだけじゃなくてデメリットもあるんだね。
私には向いてるのかな?
ではおすすめ出来る方の傾向を紹介します
VIGはこんな方におすすめ
これまで紹介した情報から、VIGがおすすめ出来るのはこんな方だと考えられます。
一つずつ紹介します。
キャピタルゲイン(株価の値上がり益)とインカムゲイン(配当収入)の両方をバランスよくもらいたい人
VIGはS&P500に近いトータルリターン/株価の上昇も得られ、その上で配当金も得られるバランスの良さがあります。
ただし目先の配当利回りは高いとは言えない水準ですが、連続増配銘柄を組み入れることで増配率が安定して高い為、長期で運用することで将来的に配当金にも期待が出来ます。
長期で持ち続けるなら、非常にバランスが良いETFだと言えます。
個別株を分析、管理するのは面倒な人
興味あり
株価の値上がりも配当金も両方ほしい!
となっても、その手段は様々あります。
色んな個別株を探して、銘柄分析/管理を楽しめる方もいれば、それを面倒だと感じる方もいます。
ETFは個別株に比べると、やることは少ないです。
相場に応じて勝手に銘柄の組み替えもしてくれるので、個別銘柄の分析や決算のチェック等も不要だからです。
それを楽で便利だと考える方は、VIGが選択肢の一つになり得ます。
暴落時にも安心して持ち続けたい人
興味あり
VIGを長期で運用したい!!
となっても、持ち続けられるかは暴落が来た時に試されます。
VIGはコロナショック時の下落率はS&P500とほとんど差はなく、高配当ETFのSPYDと比べると少ない下落率でした。
ハイテク銘柄も含め、広く分散投資されていることが影響しているかと考えられます。
このように、ETFで配当金が欲しいけど、暴落時にも安心して持ち続けたい方に、VIGはおすすめ出来ると考えられます。
目先の高配当よりも、長期目線で将来的に成長した配当を受け取りたい人
興味あり
私の投資目的に合ってる!!VIGを買おうかな~
ここまでご覧頂いて、「VIGを買ってみようかな~」と思った方は、まだ重要なポイントの確認が必要です。
それは「VIGは目先の分配金利回りがVYM、SPYD、HDVと比べると劣る」ということです。
株価、分配金の変動により日々変わりますが、分配金利回りは大体以下のレンジが相場で、VIGはやや少なくなります。
- VIG:2%前後
- VYM:3%前後
- HDV:3%半ば〜4%程度
- SPYD:4%前後
ただし、VIGは10年以上連続で増配する銘柄で構成され、増配率は高く安定している為、目先の高配当よりも長期で安定して成長していく配当を受け取りたい人に、VIGをおすすめできると考えられます。
興味あり
やっぱりVIGを買いたい!
どうやって買えばいいの?
ではVIGの買い方について紹介します
VIGの買い方
VIGを買う手順は以下の流れです。
VIGを購入する為には、まずVIGを扱っている証券口座を開設する必要があります。
また外国株なので、口座開設時に外国株式口座も同時に申し込んでおきましょう。
あとは入金、買い付け注文をするだけで簡単に購入できます。
ただし口座開設は窓口では行わず、手数料が低いネット証券がおすすめです。
VIGが購入できるおすすめのネット証券
VIGを取り扱っている中でも、おすすめのネット証券会社は、以下のとおりです。
SBI証券 | 楽天証券 | マネックス証券 | |
取引 手数料 | 約定代金の0.495% (最低0円、上限22ドル) | 約定代金の0.495% (最低0円、上限22ドル) | 約定代金の0.495% (最低0円、上限22ドル) |
為替 手数料 | 買付:0銭 売却:0銭 | 買付:0銭 売却:0銭 | 買付:0銭 売却:25銭 |
米国取扱銘柄数 | 約5,600銘柄 | 約4,900銘柄 | 約5,000銘柄 |
特定口座/ NISA口座 | 〇 対応 | 〇 対応 | 〇 対応 |
取引ツールの使いやすさ | シンプルでわかりやすい取引画面 | シンプルでわかりやすい取引画面 | 玄人好みで豊富な機能の取引画面 |
口座開設 | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
3社共にVIGだけではなく、数多くの米国株を取り扱っています。
また、取引手数料には差は無く、どれも低い水準です。
さらに、為替手数料はどれも買付時は手数料0銭で、SBI証券、楽天証券は売却時も含めて0銭の設定でコストを抑えることが可能です。
ただし、マネックス証券は情報量が多く、「銘柄スカウター」という機能でしっかりと情報を確認して銘柄選定をすることが可能です。
各証券口座の比較は以下の記事で詳しく紹介しています。
まとめ
本記事では、
- VIGとは何?(基本情報、構成銘柄、構成セクター)
- VIGの配当金はどのくらいもらえる?(利回り、増配率)
- VIGの株価は?(株価チャート、トータルリターンのS&P500との比較)
- VIGとVYMはどう違うの?
- VIGのメリットは? デメリットは?
- VIGはどんな人におすすめ?
- VIGはどうやって買えばいい?
について解説しました。
VIGとは、米国のバンガード社が提供する連続増配株ETF(上場投資信託)です。
米国の10年以上連続で増配する銘柄で構成されていて、連続増配にフォーカスしたETFです。
配当利回りは2%前後程度ですが、高く安定した増配率によって長期的な運用を続けることで将来もらえる配当金に期待することが出来ます。
さらに、トータルリターンでもS&P500とほぼ同等の数値を残しています。
その為、長期で運用することにより、キャピタルゲイン(株価の値上がり益)とインカムゲイン(配当収入)の両方をバランスよくもらいたい人におすすめできます。
皆さんの投資目的に合った銘柄選定に、少しでも参考になれば嬉しいです。
最後までご覧頂きありがとうございました!
他のETF、投資信託はこちら👇
無料で確認、比較できる投資アプリ
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