
興味あり
米国のブラックロック(BLK)は配当金をどれくらいもらえるの?
株価は?業績は?詳しく知りたい!

こんな疑問にお答えする為、本記事ではブラックロック(BLK)について銘柄分析を行いました
ブラックロック(BLK)はアメリカに拠点を持つ、世界最大級の資産運用会社です。
投資信託やETFを選ぶ際に、競合であるバンガード、ステート・ストリートと共に目にすることもあるのではないでしょうか?
この3社でETF市場のおよそ8割を占めている状態です。
さらに実はブラックロックは15年という連続増配年数と、高い増配率を両立している配当金も魅力です。
- ブラックロックの配当金情報(利回り、増配率、配当性向)
- ブラックロックの株価情報(現状・S&P500との比較・高配当ETFとの比較・連続増配ETFとの比較)
- ブラックロックの銘柄分析(基本情報、事業内容、業績)
- ブラックロックの今後の見通し
私は2019年から米国株投資を実践しているブロガーです。
愛する米国連続増配・高配当株をメインに資産運用中です。
配当王、配当貴族といった米国の連続増配銘柄を以下の記事でまとめています。
結論:[連続増配15年]ブラックロック:BLKの配当,株価,銘柄分析と今後の見通し
まず最初に本記事でわかる結論からご紹介します。
<ブラックロックの配当金情報>
- 利回り:約2%~3%程度の間で推移
- 増配率:約5%~20%程度の水準で推移
- 配当性向:約40%~60%の水準で推移
<ブラックロックの株価情報>
- 株価:コロナショック前の株価は更新しているが、2022年頃からは停滞傾向
- トータルリターン:S&P500、高配当ETF、連続増配ETFを上回る
<ブラックロックの銘柄分析>
- 事業:世界最大級の資産運用会社
- 業績:売上高、営業利益共に全体的には右肩上がりで推移
<ブラックロックの今後の見通し>
- 世界のETF市場の拡大に伴い、今後も継続した成長に期待
ブラックロックは米国ニューヨーク州に本社を置く、世界最大級の資産運用会社です。
高い増配率、S&P500、高配当ETF、連続増配ETFを上回る高いトータルリターンが魅力です。
ブラックロックの主力商品であるETF、今後もさらに世界全体の市場の成長が予測されています。
世界全体の伸びに連動し、ブラックロックの収益も継続して伸びていくことが期待されます。
ただし金融銘柄の為、暴落時の株価下落の大きさには注意が必要です。
ではこれ以降は、上記結論に対する詳細内容をご紹介します。
ブラックロック:BLKの配当金情報
それでは早速、配当金に関する情報からご紹介します。
ここでは、
- 配当利回りの推移
- 配当額の推移
- 年増配率の推移
- 配当性向の推移
についてご紹介します。
BLKの配当利回りの推移
ブラックロック(BLK)の2010年以降における年間配当利回りの推移です。
※年間配当利回り = 年間配当金 ÷ 年末株価 で計算しています

- 配当利回りは約2%~3%程度の間で推移
BLKの配当額の推移
ブラックロック(BLK)の2010年以降における配当額の数値及び推移です。

- 全体的に右肩上がりで順調に増加傾向
BLKの増配率の推移
ブラックロック(BLK)の2011年以降における年間増配率の数値及び推移です。

- 増配率は約5%~20%程度の水準で推移(2011年を除く)
BLKの配当性向の推移
ブラックロック(BLK)の2010年以降における年間配当性向の数値及び推移です。
※配当性向 = 年度毎の(1株当たり配当金÷1株当たり調整後希薄化EPS)×100 で計算

- 約40%~60%の水準で推移

興味あり
増配率が高くていいね!
どんな会社なの?

では企業情報、株価についてご紹介します
ブラックロック:BLKの株価情報
ここでは
- 株価
- S&P500とのトータルリターンの比較
- 高配当ETFとのトータルリターンの比較
- 連続増配ETFとのトータルリターンの比較
についてご紹介します。
BLKの株価
ブラックロック(BLK)の週足リアルタイムチャートです。
※チャートを操作することで表示期間等の変更も可能です。
- コロナショック前の株価は更新しているが、2022年頃からは停滞傾向
BLKとS&P500とのトータルリターンの比較
ブラックロック(BLK)と、S&P500に連動するETFであるSPYとを比較しました。
2001年以降から2023年6月末までの期間で、配当再投資込みでの比較です。

- 長期におけるトータルリターンで市場平均のS&P500を大きく上回る
BLKと高配当ETFとのトータルリターンの比較
ブラックロック(BLK)と、高配当ETFであるVYM、SPYDとを比較しました。
SPYDが設定された’15年以降の比較です。

- 高配当ETFのVYM、SPYDに対しトータルリターンで上回る
BLKと連続増配ETFとのトータルリターンの比較
ブラックロック(BLK)と、連続増配ETFであるVIGとを比較しました。
VIGが設定された’06年以降からの比較です。

- 連続増配ETFのVIGに対しトータルリターンで上回る

S&P500、高配当ETF、連続増配ETFよりいいリターンなんだね!!
どんな事業をしている会社なの?

では事業内容、業績についてご紹介します。
ブラックロック:BLKの銘柄分析
ここでは
- 基本的な情報
- 事業内容
- 業績
についてご紹介します。
BLKの基本情報
ブラックロック(BLK)の基本的な情報です。
ティッカー(正式名称) | BLK(ブラックロック) |
本社所在地 | 米国ニューヨーク州 |
設立日 | 1988年 |
従業員数 | 約1.9万人 |
セクター | 金融 |
配当時期(支払い月) | 年4回(3/6/9/12月) |
株価 | 696.17 ドル※ |
配当利回り | 2.92 %※ |
連続増配年数 | 15年 |
採用指数 | S&P500 |
ブラックロックは金融セクターの大型銘柄です。
連続増配年数は15年で長期にわたります。
BLKの主な事業内容
ブラックロック(BLK)の主力商品、サービスは以下の通りです。
- ETF、投資信託
iシェアーズ(iShares)ETF
- 資産管理システム
アラディン(Aladdin)
ブラックロックは世界最大級の資産運用会社です。
特にiシェアーズETF(上場投資信託)では日本でも有名です。
アメリカの資産運用業界、特にインデックス運用においては寡占化が進んでいて、上位3社であるブラックロック、バンガード・グループ、ステート・ストリートは「ビッグ・スリー」と呼ばれています。
BLKの業績(売上高、営業利益、営業利益率)
ブラックロック(BLK)の業績の推移は以下の通りです。

- 売上高、営業利益共に全体的には右肩上がりで推移
- 特に営業利益率は35%~40%程度で、非常に高収益
BLKのEPS(1株当たり利益)
ブラックロック(BLK)のEPSの推移は以下の通りです。
※EPS = 調整後希薄化EPS を使用

- 全体的には右肩上がりで推移

業績は順調に増加してるし、営業利益率がすごすぎる!!
今後はどうなるのかな?

では今後の見通しについて紹介します
ブラックロック:BLKの今後の見通し
ブラックロックは主に以下の理由から、今後も成長が期待できると考えられます。
- 世界のETF市場は今後も継続した成長が予測される
ブラックロックの主力商品であるETF(上場投資信託)は近年非常に需要が伸びてきていますが、今後もさらに世界全体の市場の成長が予測されています。
世界全体の伸びに連動し、ブラックロックの収益も継続して伸びていくことが期待されます。
下のグラフでは、世界のETF資産が2024年末までに14兆米ドルに達する見込みを示しています。
ただし金融銘柄の為、暴落時の株価下落の大きさには注意が必要です。
S&P500指数と比較しても大きめの値動きをする傾向にあります。

まとめ

本記事では、
- ブラックロックの配当金情報(利回り、増配率、配当性向)
- ブラックロックの株価情報(現状・S&P500との比較・高配当ETFとの比較・連続増配ETFとの比較)
- ブラックロックの銘柄分析(基本情報、事業内容、業績)
- ブラックロックの今後の見通し
について解説しました。
<ブラックロックの配当金情報>
- 利回り:約2%~3%程度の間で推移
- 増配率:約5%~20%程度の水準で推移
- 配当性向:約40%~60%の水準で推移
<ブラックロックの株価情報>
- 株価:コロナショック前の株価は更新しているが、2022年頃からは停滞傾向
- トータルリターン:S&P500、高配当ETF、連続増配ETFを上回る
<ブラックロックの銘柄分析>
- 事業:世界最大級の資産運用会社
- 業績:売上高、営業利益共に全体的には右肩上がりで推移
<ブラックロックの今後の見通し>
- 世界のETF市場の拡大に伴い、今後も継続した成長に期待
ブラックロックは米国ニューヨーク州に本社を置く、世界最大級の資産運用会社です。
高い増配率、S&P500、高配当ETF、連続増配ETFを上回る高いトータルリターンが魅力です。
ブラックロックの主力商品であるETF、今後もさらに世界全体の市場の成長が予測されています。
世界全体の伸びに連動し、ブラックロックの収益も継続して伸びていくことが期待されます。
ただし金融銘柄の為、暴落時の株価下落の大きさには注意が必要です。
皆さんの投資目的に合った銘柄選定に、少しでも参考になれば嬉しいです。

最後までご覧頂きありがとうございました!
配当王、配当貴族といった米国の連続増配銘柄を以下の記事でまとめています。
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