
興味あり
米国のロッキード・マーチン(LMT)は配当金をどれくらいもらえるの?
株価は?業績は?詳しく知りたい!

こんな疑問にお答えする為、本記事ではロッキード・マーチン(LMT)について銘柄分析を行いました
ロッキード・マーチン(LMT)はアメリカに拠点を持つ、世界最大級の軍事企業です。
軍事企業の為、一般の方には馴染みがないかもしれません。
しかしロッキード・マーチンは21年という連続増配年数と、高い増配率を両立している配当金も魅力である企業です。
- ロッキード・マーチンの配当金情報(利回り、増配率、配当性向)
- ロッキード・マーチンの株価情報(現状・S&P500との比較・高配当ETFとの比較・連続増配ETFとの比較)
- ロッキード・マーチンの銘柄分析(基本情報、事業内容、業績)
- ロッキード・マーチンの今後の見通し
私は2019年から米国株投資を実践しているブロガーです。
愛する米国連続増配・高配当株をメインに資産運用中です。
配当王、配当貴族といった米国の連続増配銘柄を以下の記事でまとめています。
同じ資本財セクターの「キャタピラー(CAT)」「スリーエム(MMM)」、「ユニオン・パシフィック(UNP)」も紹介しています。
結論:[連続増配21年]ロッキード・マーチン:LMTの配当,株価,銘柄分析と今後の見通し
まず最初に本記事でわかる結論からご紹介します。
<ロッキード・マーチンの配当金情報>
- 利回り:約2%~4.5%の間で推移
- 増配率:近年は約7%~15%程度の水準で推移
- 配当性向:約30~60%前後の水準で推移
<ロッキード・マーチンの株価情報>
- 株価:コロナショック前の株価を超え、最高値を更新
- トータルリターン:S&P500、高配当ETF、連続増配ETFを上回る
<ロッキード・マーチンの銘柄分析>
- 事業:世界最大級の軍事企業
- 業績:売上高は右肩上がりだが、営業利益は横ばいの傾向
<ロッキード・マーチンの今後の見通し>
- 米国の軍事費拡大予測に伴い、今後も継続した成長に期待
ロッキード・マーチンは米国メリーランド州に本社を置く、世界最大級の軍事企業です。
1995年にロッキード社とマーティン・マリエッタ社が合併して生まれました。
高い増配率、S&P500、高配当ETFを上回る高いトータルリターンが魅力です。
米国の軍事費は世界最大の規模で、今後も継続した増加が予測されている点で、ロッキード・マーチンの収益も継続して伸びていくことが期待出来ます。
ただし、以下のような点には注意が必要です。
- ロシアによるウクライナ侵攻のような急激な需要の増加、変動
- 大統領が変わることによる軍事費に対する方針の変更
ではこれ以降は、上記結論に対する詳細内容をご紹介します。
ロッキード・マーチン:LMTの配当金情報
それでは早速、配当金に関する情報からご紹介します。
ここでは、
- 配当利回りの推移
- 配当額の推移
- 年増配率の推移
- 配当性向の推移
についてご紹介します。
LMTの配当利回りの推移
ロッキード・マーチン(LMT)の2010年以降における年間配当利回りの推移です。
※年間配当利回り = 年間配当金 ÷ 年末株価 で計算しています

- 約2%~4.5%の間で推移
LMTの配当額の推移
ロッキード・マーチン(LMT)の2010年以降における配当額の数値及び推移です。

- 全体的に右肩上がりで順調に増加傾向
LMTの増配率の推移
ロッキード・マーチン(LMT)の2011年以降における年間増配率の数値及び推移です。

- 近年は約7%~15%程度の水準で推移
LMTの配当性向の推移
ロッキード・マーチン(LMT)の2010年以降における年間配当性向の数値及び推移です。
※配当性向 = 年度毎の(1株当たり配当金÷1株当たり調整後希薄化EPS)×100 で計算

- 約30~60%前後の水準で推移

興味あり
増配率は高めでいいね!
株価はどうかな?

では株価関係の情報についてご紹介します
ロッキード・マーチン:LMTの株価情報
ここでは
- 株価
- S&P500とのトータルリターンの比較
- 高配当ETFとのトータルリターンの比較
- 連続増配ETFとのトータルリターンの比較
についてご紹介します。
LMTの株価
ロッキード・マーチン(LMT)の週足リアルタイムチャートです。
※チャートを操作することで表示期間等の変更も可能です。
- コロナショック前の株価を超え、最高値を更新
LMTとS&P500とのトータルリターンの比較
ロッキード・マーチン(LMT)と、S&P500に連動するETFであるSPYとを比較しました。
2001年以降から2023年6月末までの期間で、配当再投資込みでの比較です。

- 長期におけるトータルリターンで市場平均のS&P500を上回る
LMTと高配当ETFとのトータルリターンの比較
ロッキード・マーチン(LMT)と、高配当ETFであるVYM、SPYDとを比較しました。
SPYDが設定された’15年以降の比較です。

- 高配当ETFのVYM、SPYDに対しトータルリターンで上回る
LMTと連続増配ETFとのトータルリターンの比較
ロッキード・マーチン(LMT)と、連続増配ETFであるVIGとを比較しました。
VIGが設定された’06年以降からの比較です。

- 連続連続増配ETFのVIGに対しトータルリターンで上回る

S&P500、高配当ETF、連続増配ETFよりいいリターンなんだね!!
どんな会社なの?

では銘柄に関する情報についてご紹介します
ロッキード・マーチン:LMTの銘柄分析
ここでは
- 基本的な情報
- 事業内容
- 業績
についてご紹介します。
LMTの基本情報
ロッキード・マーチン(LMT)の基本的な情報です。
ティッカー(正式名称) | LMT(ロッキード・マーチン) |
本社所在地 | 米国メリーランド州 |
設立日 | 1995年 |
従業員数 | 約11.6万人 |
セクター | 資本財 |
配当時期(支払い月) | 年4回(3/6/9/12月) |
株価 | 464.31 ドル※ |
配当利回り | 2.57 %※ |
連続増配年数 | 21年 |
採用指数 | S&P500 |
ロッキード・マーチンは資本財セクターの大型銘柄です。
連続増配年数は21年で長期にわたります。
LMTの主な事業内容
ロッキード・マーチン(LMT)の主力商品は以下の通りです。
ロッキードマーチンは世界最大級の軍事企業です。
米国防総省や他国の政府が主な顧客となります。
最先端のステルス戦闘機であるF-22やF-35等の開発・製造を行っていることで有名です。
LMTの業績(売上高、営業利益、営業利益率)
ロッキード・マーチン(LMT)の業績の推移は以下の通りです。

- 売上高は右肩上がりだが、営業利益は横ばいの傾向
LMTのEPS(1株当たり利益)
ロッキード・マーチン(LMT)のEPSの推移は以下の通りです。
※EPS = 調整後希薄化EPS を使用

- 全体的に右肩上がりの傾向で推移

業績は悪くなさそうだね
今後はどうなるのかな?

では今後の見通しについて紹介します
ロッキード・マーチン:LMTの今後の見通し
ロッキード・マーチンは主に以下の理由から、今後も成長が期待できると考えられます。
- 米国の軍事費は世界最大、かつ今後も継続して増加が予測される
ロッキード・マーチンは軍事企業の為、米国防総省や他国の政府が主な顧客となります。
特に米国の軍事費は世界最大の規模で、下記のグラフのように今後も継続した増加が予測されている点で、ロッキード・マーチンの収益も継続して伸びていくことが期待出来ます。
ただし、以下のような点には注意が必要です。
- ロシアによるウクライナ侵攻のような急激な需要の増加、変動
- 大統領が変わることによる軍事費に対する方針の変更
ロシアによるウクライナ侵攻では、各国が軍事費の見直しを図りロッキード・マーチンとしては追い風ですが、安定しない急激な需要の変動はリスクにもなり得ます。
また、大統領の方針によっては急激に軍事費を圧縮される可能性もある為、注意が必要です。


まとめ

本記事では、
- ロッキード・マーチンの配当金情報(利回り、増配率、配当性向)
- ロッキード・マーチンの株価情報(現状・S&P500との比較・高配当ETFとの比較・連続増配ETFとの比較)
- ロッキード・マーチンの銘柄分析(基本情報、事業内容、業績)
- ロッキード・マーチンの今後の見通し
について解説しました。
<ロッキード・マーチンの配当金情報>
- 利回り:約2%~4.5%の間で推移
- 増配率:近年は約7%~15%程度の水準で推移
- 配当性向:約30~60%前後の水準で推移
<ロッキード・マーチンの株価情報>
- 株価:コロナショック前の株価を超え、最高値を更新
- トータルリターン:S&P500、高配当ETF、連続増配ETFを上回る
<ロッキード・マーチンの銘柄分析>
- 事業:世界最大級の軍事企業
- 業績:売上高は右肩上がりだが、営業利益は横ばいの傾向
<ロッキード・マーチンの今後の見通し>
- 米国の軍事費拡大予測に伴い、今後も継続した成長に期待
ロッキード・マーチンは米国メリーランド州に本社を置く、世界最大級の軍事企業です。
1995年にロッキード社とマーティン・マリエッタ社が合併して生まれました。
高い増配率、S&P500、高配当ETFを上回る高いトータルリターンが魅力です。
米国の軍事費は世界最大の規模で、今後も継続した増加が予測されている点で、ロッキード・マーチンの収益も継続して伸びていくことが期待出来ます。
ただし、以下のような点には注意が必要です。
- ロシアによるウクライナ侵攻のような急激な需要の増加、変動
- 大統領が変わることによる軍事費に対する方針の変更
皆さんの投資目的に合った銘柄選定に、少しでも参考になれば嬉しいです。

最後までご覧頂きありがとうございました!
配当王、配当貴族といった米国の連続増配銘柄を以下の記事でまとめています。
同じ資本財セクターの「キャタピラー(CAT)」、「スリーエム(MMM)」、「ユニオン・パシフィック(UNP)」も紹介しています。
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