興味あり
アメリカのエマソン・エレクトリックは配当金をどれくらいもらえるの?
株価は?業績は?詳しく知りたい!
こんな疑問にお答えする為、本記事ではエマソン・エレクトリック(EMR)について銘柄分析を行いました
エマソン・エレクトリック(EMR)はアメリカに拠点を持つ、産業分野、商業分野、一般顧客向けなどの幅広い市場に対してエンジニアリング・サービスを提供しているコングロマリット(複合企業)です。
配当金による株主還元に積極的で、連続増配年数は67年という驚異的な数値を記録し、米国連続増配銘柄の上位に位置しています。
私は2019年から米国株投資を実践しています。
愛する米国連続増配株に関する情報をブログでまとめています。
配当王、配当貴族といった米国の連続増配銘柄を以下の記事でまとめています。
同じ資本財セクターの「ロッキード・マーチン(LMT)」、「キャタピラー(CAT)」、「スリーエム(MMM)」、「ユニオン・パシフィック(UNP)」、「ドーバー(DOV)」も紹介しています。
結論:[連続増配67年]エマソン・エレクトリック:EMRの配当,株価,銘柄分析と今後の見通し
まず最初に本記事でわかる結論からご紹介します。
エマソン・エレクトリック(EMR)は米国ミズーリ州に本社を置く、「自動化ソリューション」、「商業及び住宅ソリューション」という2つのコアプラットフォームから成るコングロマリット(複合企業)です。
配当金による株主還元に積極的で、連続増配年数は67年という驚異的な数値を記録し、米国連続増配銘柄の上位に位置しています。
また、業績は減少する年度もありますが、全体的には売上高、営業利益共増加傾向を示しています。
今後も米国の米国の産業用自動化(オートメーション)市場の成長に乗り、緩やかながらも継続した成長が期待されます。
ではこれ以降は、上記結論に対する詳細内容をご紹介します。
エマソン・エレクトリック:EMRの配当金情報
それでは早速、配当金に関する情報からご紹介します。
ここでは、
- 配当利回りの推移
- 配当額の推移
- 年増配率の推移
- 配当性向の推移
についてご紹介します。
EMRの配当利回りの推移
エマソン・エレクトリック(EMR)の2010年以降における年間配当利回りの推移です。
※年間配当利回り = 年間配当金 ÷ 年末株価 で計算しています
- 約2.0%~4.0%の水準で推移
EMRの配当額の推移
エマソン・エレクトリック(EMR)の2010年以降における配当額の数値及び推移です。
- 緩やかながら全体的に増加傾向
EMRの増配率の推移
エマソン・エレクトリック(EMR)の2011年以降における年間増配率の数値及び推移です。
- 近年は約+1%~2%の低水準で推移
EMRの配当性向の推移
エマソン・エレクトリック(EMR)の2011年以降における年間配当性向の数値及び推移です。
※配当性向 = 年度毎の(1株当たり配当金÷1株当たり調整後希薄化EPS)×100 で計算
- 約40%~80%の水準で推移
最近の増配率は低めなんだね。。。
株価はどうかな?
では株価関係の情報についてご紹介します
エマソン・エレクトリック:EMRの株価情報
ここでは
- 株価
- S&P500とのトータルリターンの比較
- 高配当ETFとのトータルリターンの比較
- 連続増配ETFとのトータルリターンの比較
についてご紹介します。
EMRの株価
エマソン・エレクトリック(EMR)の週足リアルタイムチャートです。
※チャートを操作することで表示期間等の変更も可能です。
- コロナショック前の最高値は更新しているが、’21年後半以降、株価は停滞
EMRとS&P500とのトータルリターンの比較
エマソン・エレクトリック(EMR)と、S&P500に連動するETFであるSPYとを比較しました。
2001年以降から2023年4月末までの期間で、配当再投資込みでの比較です。
- 長期におけるトータルリターンで市場平均のS&P500をやや下回る
EMRと高配当ETFとのトータルリターンの比較
エマソン・エレクトリック(EMR)と、高配当ETFであるVYM、SPYDとを比較しました。
SPYDが設定された’15年からの比較です。
- 高配当ETFのVYM、SPYDに対しトータルリターンで上回る
EMRと連続増配ETFとのトータルリターンの比較
エマソン・エレクトリック(EMR)と、連続増配ETFであるVIGとを比較しました。
VIGが設定された’06年以降からの比較です。
- 連続増配ETFのVIGに対しトータルリターンで下回る
S&P500、連続増配ETFよりもトータルリターンは低いんだね。。
どんな会社なの?
では銘柄に関する情報についてご紹介します
エマソン・エレクトリック:EMRの銘柄分析
ここでは
- 基本的な情報
- 事業内容
- 業績
についてご紹介します。
EMRの基本情報
エマソン・エレクトリック(EMR)の基本的な情報です。
ティッカー(正式名称) | EMR(エマソン・エレクトリック) |
本社所在地 | 米国ミズーリ州セントルイス |
設立日 | 1890年 |
従業員数 | 約85,000人 |
セクター | 資本財 |
配当時期(支払い月) | 年4回(3/6/9/12月) |
株価 | 84.40 ドル※ |
配当利回り | 2.51 %※ |
連続増配年数 | 67年 |
主要採用指数 | S&P500 |
エマソン・エレクトリック(EMR)はアメリカに拠点を持つ、産業分野、商業分野、一般顧客向けなどの幅広い市場に対してエンジニアリング・サービスを提供しているコングロマリット(複合企業)です。
連続増配年数は67年で、米国連続増配銘柄の上位に位置しています。
EMRの主な事業内容
エマソン・エレクトリック(EMR)の主力商品は以下の通りです。
エマソン・エレクトリックは「自動化ソリューション」、「商業及び住宅ソリューション」という2つのコアプラットフォームから成るコングロマリット(複合企業)です。
産業分野、商業分野、一般顧客向けなどの幅広い市場に対してエンジニアリング・サービスを提供しています。
特に産業の自動化(オートメーション)に対するソフトウェア、設備の提供が主力事業になっています。
同社の長い歴史の中で積極的に事業の取捨選択を行い、時代のニーズに合った課題解決を進めています。
EMRの業績(売上高、営業利益、営業利益率)
エマソン・エレクトリック(EMR)の業績の推移は以下の通りです。
- 減少する年度もあるが、全体的には売上高、営業利益共増加傾向
EMRのEPS(1株当たり利益)
エマソン・エレクトリック(EMR)のEPSの推移は以下の通りです。
※EPS = 調整後希薄化EPS を使用
- 横ばい~やや増加傾向
興味あり
業績は悪くは無さそうだね
今後はどうなるのかな?
では今後の見通しについて紹介します
エマソン・エレクトリック:EMRの今後の見通し
エマソン・エレクトリック(EMR)は主に以下の理由から、今後も緩やかながらも成長が期待できると考えられます。
- 米国の産業用自動化(オートメーション)市場は今後も拡大が予想される
- 時代に即し強みを生かした事業ポートフォリオ構築ができる柔軟性
米国の産業用自動化(オートメーション)市場は、下記のグラフの通り、2030年にかけて年率約+10%程度での成長が予想されています。
その市場の拡大に伴い、エマソン・エレクトリックも継続した成長が期待されます。
さらにコングロマリット(複合企業)として、時代のニーズに合った事業再編を実践してこれている点は強みになります。
まとめ
本記事では、
- エマソン・エレクトリックの配当金情報(利回り、増配率、配当性向)
- エマソン・エレクトリックの株価情報(現状・S&P500との比較・高配当ETFとの比較・連続増配ETFとの比較)
- エマソン・エレクトリックの銘柄分析(基本情報、事業内容、業績)
- エマソン・エレクトリックの今後の見通し
について解説しました。
エマソン・エレクトリック(EMR)は米国ミズーリ州に本社を置く、「自動化ソリューション」、「商業及び住宅ソリューション」という2つのコアプラットフォームから成るコングロマリット(複合企業)です。
配当金による株主還元に積極的で、連続増配年数は67年という驚異的な数値を記録し、米国連続増配銘柄の上位に位置しています。
また、業績は減少する年度もあるが、全体的には売上高、営業利益共増加傾向を示しています。
今後も米国の米国の産業用自動化(オートメーション)市場の成長に乗り、緩やかながらも継続した成長に期待されます。
皆さんの投資目的に合った銘柄選定に、少しでも参考になれば嬉しいです。
最後までご覧頂きありがとうございました!
配当王、配当貴族といった米国の連続増配銘柄を以下の記事でまとめています。
同じ資本財セクターの「ロッキード・マーチン(LMT)」、「キャタピラー(CAT)」、「スリーエム(MMM)」、「ユニオン・パシフィック(UNP)」、「ドーバー(DOV)」も紹介しています。
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