
興味あり
米国のランカスター・コロニー(LANC)は配当金をどれくらいもらえるの?
株価は?業績は?詳しく知りたい!

こんな疑問にお答えする為、本記事ではランカスター・コロニー(LANC)について銘柄分析を行いました
ランカスター・コロニー(LANC)はアメリカ オハイオ州に拠点を持ち、小売店や外食産業向けに専門食品を製造・販売する企業です。
配当金による株主還元に積極的で、連続増配年数は62年という驚異的な数値を記録し、米国連続増配銘柄の上位に位置しています。
- ランカスター・コロニーの配当金情報(利回り、増配率、配当性向)
- ランカスター・コロニーの株価情報(現状・S&P500との比較・高配当ETFとの比較・連続増配ETFとの比較)
- ランカスター・コロニーの銘柄分析(基本情報、事業内容、業績)
- ランカスター・コロニーの今後の見通し
私は2019年から米国株投資を実践しているブロガーです。
愛する米国連続増配・高配当株をメインに資産運用中です。
配当王、配当貴族といった米国の連続増配銘柄を以下の記事でまとめています。
同じ生活必需品セクターの「プロクター・アンド・ギャンブル」、「アルトリア・グループ」、「コカ・コーラ」、「ウォルマート」、「コストコホールセール」、「フィリップモリスインターナショナル」、「ペプシコ」なども紹介しています。
結論:[連続増配62年]ランカスター・コロニー:LANCの配当,株価,銘柄分析と今後の見通し
まず最初に本記事でわかる結論からご紹介します。
<ランカスター・コロニーの配当金情報>
- 利回り:約2%前後の水準で推移し、一部の年で特別配当あり
- 増配率:約6%~11%程度の水準で推移
- 配当性向:約40~75%前後の水準で推移
<ランカスター・コロニーの株価情報>
- 株価:コロナショック前の株価は更新し、最高値付近で推移
- トータルリターン:S&P500、連続増配ETFを上回り、高配当ETFのVYMとほぼ同等
<ランカスター・コロニーの銘柄分析>
- 事業:小売店や外食産業向けに専門食品を製造・販売する企業
- 業績:売上高は右肩上がりだが、営業利益は横ばいの傾向
<ランカスター・コロニーの今後の見通し>
- 米国のフードサービス市場の成長に伴い、緩やかながらも継続した成長に期待
ランカスター・コロニー(LANC)はアメリカ オハイオ州に拠点を持ち、小売店や外食産業向けに専門食品を製造・販売する企業です。
配当金による株主還元に積極的で、連続増配年数は62年という驚異的な数値を記録し、米国連続増配銘柄の上位に位置しています。
米国のフードサービス市場は今後も拡大が予測され、ランカスター・コロニーも市場の成長に乗り、緩やかながらも成長に期待できると考えられます。
ただし特に外食産業は景気の影響を受けやすいため、今後の景気動向には注意が必要です。
ではこれ以降は、上記結論に対する詳細内容をご紹介します。
ランカスター・コロニー:LANCの配当金情報
それでは早速、配当金に関する情報からご紹介します。
ここでは、
- 配当利回りの推移
- 配当額の推移
- 年増配率の推移
- 配当性向の推移
についてご紹介します。
LANCの配当利回りの推移
ランカスター・コロニー(LANC)の2010年以降における年間配当利回りの推移です。
※年間配当利回り = 年間配当金 ÷ 年末株価 で計算しています

- 標準の配当利回りは約2%前後の水準
- 特別配当が出た年(’12年、’15年)は利回りが大幅に上昇
LANCの配当額の推移
ランカスター・コロニー(LANC)の2010年以降における配当額の数値及び推移です。
特別配当を含めると下のグラフになります。

以下は特別配当を除いたグラフです。

- 右肩上がりで順調に推移
LANCの増配率の推移
ランカスター・コロニー(LANC)の2011年以降における年間増配率の数値及び推移です。

- 増配率は約6%~11%程度の水準で推移
LANCの配当性向の推移
ランカスター・コロニー(LANC)の2010年以降における年間配当性向の数値及び推移です。
※配当性向 = 年度毎の(1株当たり配当金÷1株当たり調整後希薄化EPS)×100 で計算

- 約40~75%前後の水準で推移

興味あり
増配率が高めでいいね!
株価はどうかな?

では株価関係の情報についてご紹介します
ランカスター・コロニー:LANCの株価情報
ここでは
- 株価
- S&P500とのトータルリターンの比較
- 高配当ETFとのトータルリターンの比較
- 連続増配ETFとのトータルリターンの比較
についてご紹介します。
LANCの株価
ランカスター・コロニー(LANC)の週足リアルタイムチャートです。
※チャートを操作することで表示期間等の変更も可能です。
- コロナショック前の株価は更新し、最高値付近で推移
LANCとS&P500とのトータルリターンの比較
ランカスター・コロニー(LANC)と、S&P500に連動するETFであるSPYとを比較しました。
2001年以降から2023年5月末までの期間で、配当再投資込みでの比較です。

- 長期におけるトータルリターンで市場平均のS&P500を上回る
LANCと高配当ETFとのトータルリターンの比較
ランカスター・コロニー(LANC)と、高配当ETFであるVYM、SPYDとを比較しました。
SPYDが設定された’15年以降の比較です。

- トータルリターンは高配当ETFのVYMとほぼ同等で、SPYDを上回る
LANCと連続増配ETFとのトータルリターンの比較
ランカスター・コロニー(LANC)と、連続増配ETFであるVIGとを比較しました。
VIGが設定された’06年以降からの比較です。

- 連続増配ETFのVIGに対しトータルリターンで上回る

S&P500、連続増配ETFよりいいリターンなんだね!!
どんな会社なの?

では銘柄に関する情報についてご紹介します
ランカスター・コロニー:LANCの銘柄分析
ここでは
- 基本的な情報
- 事業内容
- 業績
についてご紹介します。
LANCの基本情報
ランカスター・コロニー(LANC)の基本的な情報です。
ティッカー(正式名称) | LANC(ランカスター・コロニー) |
本社所在地 | 米国オハイオ州 |
設立日 | 1884年 |
従業員数 | 約3200人 |
セクター | 生活必需品 |
配当時期(支払い月) | 年4回(3/6/9/12月) |
株価 | 200.87 ドル※ |
配当利回り | 1.69 %※ |
連続増配年数 | 62年 |
採用指数 |
ランカスター・コロニー(LANC)はアメリカ オハイオ州に拠点を持ち、小売店や外食産業向けに専門食品を製造・販売する企業です。
連続増配年数は62年で、米国連続増配銘柄の上位に位置しています。
LANCの主な事業内容
ランカスター・コロニー(LANC)の主力商品は以下の通りです。
- マルゼッティ ディップ、ドレッシング、クルトン
- ニューヨークブランドベーカリーパン、クルトン
- シスターシューベルトの自家製ロールパン
ランカスター・コロニー(LANC)は、小売店や外食産業向けに専門食品を製造・販売する企業です。
取り扱う商品はサラダドレッシング、クルトン、ソース、フルーツシロップ、ディップ、冷凍ロールパン、卵乾麺、冷凍麺、パスタ等多岐に渡ります。
売上の9割以上はアメリカです。

LANCの業績(売上高、営業利益、営業利益率)
ランカスター・コロニー(LANC)の業績の推移は以下の通りです。

- 売上高は右肩上がりだが、営業利益は横ばいの傾向
LANCのEPS(1株当たり利益)
ランカスター・コロニー(LANC)のEPSの推移は以下の通りです。
※EPS = 調整後希薄化EPS を使用

- ばらつきはあるが、全体的には緩やかに右肩上がりの傾向

売り上げは安定しているね
今後はどうなるのかな?

では今後の見通しについて紹介します
ランカスター・コロニー:LANCの今後の見通し
ランカスター・コロニー(LANC)は主に以下の理由から、今後も緩やかながら成長が期待できると考えられます。
- 米国では既にコロナウイルスによる行動制限は緩和し、外食産業も活発化している
- 米国の人口は今後も拡大が予測され、小売り、外食産業の底上げが期待できる
- 米国のフードサービス市場は今後も継続した成長が予測される
日本でもそうですが、既にコロナウイルスによる行動制限は緩和されていますので、外食産業は一時の停滞からは脱却しています。
さらに、下記のように米国のフードサービス市場は2022年~2027年の間で年率約6%程度の成長が予測されています。
ランカスター・コロニー(LANC)は、市場の成長に乗り食品需要も増加し、緩やかながらも成長に期待できると考えられます。
ただし特に外食産業は景気の影響を受けやすいため、今後の景気動向には注意が必要です。

まとめ

本記事では、
- ランカスター・コロニーの配当金情報(利回り、増配率、配当性向)
- ランカスター・コロニーの株価情報(現状・S&P500との比較・高配当ETFとの比較・連続増配ETFとの比較)
- ランカスター・コロニーの銘柄分析(基本情報、事業内容、業績)
- ランカスター・コロニーの今後の見通し
について解説しました。
<ランカスター・コロニーの配当金情報>
- 利回り:約2%前後の水準で推移し、一部の年で特別配当あり
- 増配率:約6%~11%程度の水準で推移
- 配当性向:約40~75%前後の水準で推移
<ランカスター・コロニーの株価情報>
- 株価:コロナショック前の株価は更新し、最高値付近で推移
- トータルリターン:S&P500、連続増配ETFを上回り、高配当ETFのVYMとほぼ同等
<ランカスター・コロニーの銘柄分析>
- 事業:小売店や外食産業向けに専門食品を製造・販売する企業
- 業績:売上高は右肩上がりだが、営業利益は横ばいの傾向
<ランカスター・コロニーの今後の見通し>
- 米国のフードサービス市場の成長に伴い、緩やかながらも継続した成長に期待
ランカスター・コロニー(LANC)はアメリカ オハイオ州に拠点を持ち、小売店や外食産業向けに専門食品を製造・販売する企業です。
配当金による株主還元に積極的で、連続増配年数は62年という驚異的な数値を記録し、米国連続増配銘柄の上位に位置しています。
米国のフードサービス市場は今後も拡大が予測され、ランカスター・コロニーも市場の成長に乗り、緩やかながらも成長に期待できると考えられます。
ただし特に外食産業は景気の影響を受けやすいため、今後の景気動向には注意が必要です。
皆さんの投資目的に合った銘柄選定に、少しでも参考になれば嬉しいです。

最後までご覧頂きありがとうございました!
配当王、配当貴族といった米国の連続増配銘柄を以下の記事でまとめています。
同じ生活必需品セクターの「プロクター・アンド・ギャンブル」、「アルトリア・グループ」、「コカ・コーラ」、「ウォルマート」、「コストコホールセール」、「フィリップモリスインターナショナル」、「ペプシコ」なども紹介しています。
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