興味あり
米国のコルゲート・パルモリブ(CL)は配当金をどれくらいもらえるの?
株価は?業績は?詳しく知りたい!
こんな疑問にお答えする為、本記事ではコルゲート・パルモリブ(CL)について銘柄分析を行いました
コルゲート・パルモリブ(CL)はアメリカ ニューヨーク州に拠点を持ち、石鹸、洗剤、歯磨き粉、ペットフードなど日常生活用品を開発、製造、販売する企業です。
配当金による株主還元に積極的で、連続増配年数は61年という驚異的な数値を記録し、米国連続増配銘柄の上位に位置しています。
私は2019年から米国株投資を実践しているブロガーです。
愛する米国連続増配・高配当株をメインに資産運用中です。
配当王、配当貴族といった米国の連続増配銘柄を以下の記事でまとめています。
同じ生活必需品セクターの「プロクター・アンド・ギャンブル」、「アルトリア・グループ」、「コカ・コーラ」、「ウォルマート」、「コストコホールセール」、「フィリップモリスインターナショナル」、「ペプシコ」なども紹介しています。
結論:[連続増配61年]コルゲート・パルモリブ:CLの配当,株価,銘柄分析と今後の見通し
まず最初に本記事でわかる結論からご紹介します。
コルゲート・パルモリブ(CL)はアメリカ ニューヨーク州に拠点を持つ、石鹸、洗剤、歯磨き粉、ペットフードなど日常生活用品を開発、製造、販売する企業です。
配当金による株主還元に積極的で、連続増配年数は61年という驚異的な数値を記録し、米国連続増配銘柄の上位に位置しています。
米国のオーラルケア市場は今後も拡大が予測され、コルゲート・パルモリブも市場の成長に乗り、緩やかながらも成長に期待できると考えられます。
ただし生活必需品は急激な需要増加も考えにくい為、成長は緩やかになる点は注意が必要です。
ではこれ以降は、上記結論に対する詳細内容をご紹介します。
コルゲート・パルモリブ:CLの配当金情報
それでは早速、配当金に関する情報からご紹介します。
ここでは、
- 配当利回りの推移
- 配当額の推移
- 年増配率の推移
- 配当性向の推移
についてご紹介します。
CLの配当利回りの推移
コルゲート・パルモリブ(CL)の2010年以降における年間配当利回りの推移です。
※年間配当利回り = 年間配当金 ÷ 年末株価 で計算しています
- 約2%~3%の水準で推移
CLの配当額の推移
コルゲート・パルモリブ(CL)の2010年以降における配当額の数値及び推移です。
- 緩やかだが、右肩上がりで順調に推移
CLの増配率の推移
コルゲート・パルモリブ(CL)の2011年以降における年間増配率の数値及び推移です。
- 近年は約2%~4%程度のやや低めの水準で推移
CLの配当性向の推移
コルゲート・パルモリブ(CL)の2010年以降における年間配当性向の数値及び推移です。
※配当性向 = 年度毎の(1株当たり配当金÷1株当たり調整後希薄化EPS)×100 で計算
- 約45~65%程度の水準で、やや上昇傾向
興味あり
増配率があんまり高くないんだね。。
株価はどうかな?
では株価関係の情報についてご紹介します
コルゲート・パルモリブ:CLの株価情報
ここでは
- 株価
- S&P500とのトータルリターンの比較
- 高配当ETFとのトータルリターンの比較
- 連続増配ETFとのトータルリターンの比較
についてご紹介します。
CLの株価
コルゲート・パルモリブ(CL)の週足リアルタイムチャートです。
※チャートを操作することで表示期間等の変更も可能です。
- コロナショック前の株価付近で横ばいの傾向
CLとS&P500とのトータルリターンの比較
コルゲート・パルモリブ(CL)と、S&P500に連動するETFであるSPYとを比較しました。
2001年以降から2023年6月末までの期間で、配当再投資込みでの比較です。
- 長期におけるトータルリターンで市場平均のS&P500を下回る
CLと高配当ETFとのトータルリターンの比較
コルゲート・パルモリブ(CL)と、高配当ETFであるVYM、SPYDとを比較しました。
SPYDが設定された’15年以降の比較です。
- 高配当ETFのVYM、SPYDに対しトータルリターンで下回る
CLと連続増配ETFとのトータルリターンの比較
コルゲート・パルモリブ(CL)と、連続増配ETFであるVIGとを比較しました。
VIGが設定された’06年以降からの比較です。
- 連続増配ETFのVIGに対しトータルリターンで下回る
S&P500、高配当ETF、連続増配ETFの全部にリターンで負けてるね。。
どんな会社なの?
では銘柄に関する情報についてご紹介します
コルゲート・パルモリブ:CLの銘柄分析
ここでは
- 基本的な情報
- 事業内容
- 業績
についてご紹介します。
CLの基本情報
コルゲート・パルモリブ(CL)の基本的な情報です。
ティッカー(正式名称) | CL(コルゲート・パルモリブ) |
本社所在地 | 米国ニューヨーク州 |
設立日 | 1806年 |
従業員数 | 約33800人 |
セクター | 生活必需品 |
配当時期(支払い月) | 年4回(2/5/8/11月) |
株価 | 75.86 ドル※ |
配当利回り | 2.55 %※ |
連続増配年数 | 61年 |
採用指数 | S&P500 |
コルゲート・パルモリブ(CL)はアメリカ ニューヨーク州に拠点を持つ、石鹸、洗剤、歯磨き粉、ペットフードなど日常生活用品を開発、製造、販売する企業です。
連続増配年数は61年で、米国連続増配銘柄の上位に位置しています。
CLの主な事業内容
コルゲート・パルモリブ(CL)の主力商品は以下の通りです。
コルゲート・パルモリブ(CL)は、日本では聞き慣れませんが、石鹸、洗剤、歯磨き粉、ペットフードなどの生活必需品を開発、製造、販売する企業です。
4つの商品群に分かれていますが、下記のグラフの通り主力はオーラルケア部門です。
また下記の通り、アメリカを主としつつも世界各地で販売を行っています。
CLの業績(売上高、営業利益、営業利益率)
コルゲート・パルモリブ(CL)の業績の推移は以下の通りです。
- 売上高は右肩上がりだが、営業利益は横ばいの傾向
CLのEPS(1株当たり利益)
コルゲート・パルモリブ(CL)のEPSの推移は以下の通りです。
※EPS = 調整後希薄化EPS を使用
- 全体的に横ばいの傾向
売り上げは上がってるけど、利益率は下がっていってるね。。
今後はどうなるのかな?
では今後の見通しについて紹介します
コルゲート・パルモリブ:CLの今後の見通し
コルゲート・パルモリブ(CL)は主に以下の理由から、今後も緩やかながら成長が期待できると考えられます。
- 米国の人口は今後も拡大が予測され、生活必需品市場の底上げが期待できる
- 米国のオーラルケア市場は今後も継続した成長が予測される
生活必需品セクターは景気に左右されにくく、人口増加に伴い売り上げも増加していくことが予測されます。
さらに、下記のように米国のオーラルケア市場は2020年~2030年の間で年率約5.0%程度の成長が予測されています。
コルゲート・パルモリブ(CL)は市場の成長に乗り、主力であるオーラルケア部門の売り上げを今後も増加させ、緩やかながらも成長に期待できると考えられます。
ただし生活必需品は急激な需要増加も考えにくい為、成長は緩やかになる点は注意が必要です。
まとめ
本記事では、
- コルゲート・パルモリブの配当金情報(利回り、増配率、配当性向)
- コルゲート・パルモリブの株価情報(現状・S&P500との比較・高配当ETFとの比較・連続増配ETFとの比較)
- コルゲート・パルモリブの銘柄分析(基本情報、事業内容、業績)
- コルゲート・パルモリブの今後の見通し
について解説しました。
コルゲート・パルモリブ(CL)はアメリカ ニューヨーク州に拠点を持つ、石鹸、洗剤、歯磨き粉、ペットフードなど日常生活用品を開発、製造、販売する企業です。
配当金による株主還元に積極的で、連続増配年数は61年という驚異的な数値を記録し、米国連続増配銘柄の上位に位置しています。
米国のオーラルケア市場は今後も拡大が予測され、コルゲート・パルモリブも市場の成長に乗り、緩やかながらも成長に期待できると考えられます。
ただし生活必需品は急激な需要増加も考えにくい為、成長は緩やかになる点は注意が必要です。
皆さんの投資目的に合った銘柄選定に、少しでも参考になれば嬉しいです。
最後までご覧頂きありがとうございました!
配当王、配当貴族といった米国の連続増配銘柄を以下の記事でまとめています。
同じ生活必需品セクターの「プロクター・アンド・ギャンブル」、「アルトリア・グループ」、「コカ・コーラ」、「ウォルマート」、「コストコホールセール」、「フィリップモリスインターナショナル」、「ペプシコ」なども紹介しています。
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