興味あり
米国のアムジェン(AMGN)は配当金をどれくらいもらえるの?
株価は?業績は?詳しく知りたい!
こんな疑問にお答えする為、本記事ではアムジェン(AMGN)について銘柄分析を行いました
アムジェン(AMGN)はアメリカに拠点を持つ、世界最大のバイオ医薬品メーカーです。
’20年8月にはNYダウ構成銘柄にも採用されました。
配当金による株主還元にも積極的で、連続増配は13年に渡ります。
私は2019年から米国株投資を実践しているブロガーです。
愛する米国連続増配・高配当株をメインに資産運用中です。
結論:[連続増配13年]アムジェン:AMGNの配当,株価,銘柄分析と今後の見通し
まず最初に本記事でわかる結論からご紹介します。
アムジェンは米国カリフォルニア州に本社を置く世界最大のバイオ医薬品メーカーです。
’20年からは、NYダウの構成銘柄にも採用されています。
また、増配率は近年も約10%と高い水準を確保し、13年にわたり連続増配を続けています。
今後も先進国の高齢化による医薬品需要の増加、バイオ医薬品市場の拡大に伴い、今後も継続した成長が期待されます。
ではこれ以降は、上記結論に対する詳細内容をご紹介します。
アムジェン:AMGNの配当金情報
それでは早速、配当金に関する情報からご紹介します。
ここでは、
- 配当利回りの推移
- 配当額の推移
- 年増配率の推移
- 配当性向の推移
についてご紹介します。
AMGNの配当利回りの推移
アムジェン(AMGN)の2012年以降における年間配当利回りの推移です。
※年間配当利回り = 年間配当金 ÷ 年末株価 で計算しています
- 配当利回りは約1.5%~3.0%の水準で推移
AMGNの配当額の推移
アムジェン(AMGN)の2012年以降における配当額の数値及び推移です。
- 配当額はきれいな右肩上がりで順調に増加傾向
AMGNの増配率の推移
アムジェン(AMGN)の2013年以降における年間増配率の数値及び推移です。
- 増配率はやや減少傾向だが、直近数年でも約+10%の高い水準を確保
AMGNの配当性向の推移
アムジェン(AMGN)の2014年以降における年間配当性向の数値及び推移です。
※配当性向 = 年度毎の(1株当たり配当金÷1株当たり調整後希薄化EPS)×100 で計算
- 配当性向はやや増加傾向だが、約30~50%前後の水準で安定
興味あり
増配率が高くていいね!
株価はどうかな?
では株価関係の情報についてご紹介します
アムジェン:AMGNの株価情報
ここでは
- 株価
- S&P500とのトータルリターンの比較
- 高配当ETFとのトータルリターンの比較
- 連続増配ETFとのトータルリターンの比較
についてご紹介します。
AMGNの株価
アムジェン(AMGN)の週足リアルタイムチャートです。
※チャートを操作することで表示期間等の変更も可能です。
- 上下を繰り返しながらも、順調に上昇傾向
AMGNとS&P500とのトータルリターンの比較
アムジェン(AMGN)と、S&P500に連動するETFであるSPYとを比較しました。
2001年以降から2023年11月末までの期間で、配当再投資込みでの比較です。
- 市場平均のS&P500に連動したSPYに対してトータルリターンはほぼ同等
AMGNと高配当ETFとのトータルリターンの比較
アムジェン(AMGN)と、高配当ETFであるVYM、SPYDとを比較しました。
SPYDが設定された’15年以降の比較です。
- 高配当ETFのVYMとほぼ同等、SPYDを上回る
AMGNと連続増配ETFとのトータルリターンの比較
アムジェン(AMGN)と、連続増配ETFであるVIGとを比較しました。
VIGが設定された’06年以降からの比較です。
- 連続増配ETFのVIGに対しトータルリターンで上回る
S&P500、VYMと同じくらいで、SPYD、連続増配ETFよりいいリターンなんだね!
どんな会社なの?
では銘柄に関する情報についてご紹介します
アムジェン:AMGNの銘柄分析
ここでは
- 基本的な情報
- 事業内容
- 業績
についてご紹介します。
AMGNの基本情報
アムジェン(AMGN)の基本的な情報です。
ティッカー(正式名称) | AMGN(アムジェン) |
本社所在地 | 米国カリフォルニア州サウザンドオークス |
設立日 | 1980年 |
従業員数 | 約2.5万人 |
セクター | ヘルスケア |
配当時期(支払い月) | 年4回(3/6/9/12月) |
株価 | 271.3 ドル※ |
配当利回り | 3.16 %※ |
連続増配年数 | 13年 |
採用指数 | NYダウ・S&P500 |
アムジェンは米国に本社を置く、ヘルスケアセクターを代表する大型銘柄です。
’20年8月にはNYダウ構成銘柄にも採用されました。
また連続増配年数は現在13年で、連続して増配を続けています。
AMGNの主な事業内容
アムジェン(AMGN)の主力サービス、商品は以下の通りです。
アムジェンは世界最大のバイオ医薬品メーカーです。
特に循環器疾患、腫瘍(がん)、骨疾患、神経疾患、腎臓病、炎症の6つの治療分野に注力しています。
AMGNの業績(売上高、営業利益、営業利益率)
アムジェン(AMGN)の業績の推移は以下の通りです。
- 売上高は全体的に右肩上がり
- 営業利益率は約35~45%程度で非常に高水準
AMGNのEPS(1株当たり利益)
アムジェン(AMGN)のEPSの推移は以下の通りです。
※EPS = 調整後希薄化EPS を使用
- 全体的に右肩上がりで順調に推移
AMGNのキャッシュフロー(営業CF、フリーCF、営業CFマージン)
アムジェン(AMGN)のキャッシュフローの推移は以下の通りです。
※営業CFマージン = 営業CF ÷ 売上高
- 営業CF、フリーCFともに全体的には増加傾向だが、近年は横ばい
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営業利益率約35%はすごいね!
EPSも順調に増加してる!
今後はどうなるのかな?
では今後の見通しについて紹介します
アムジェン:AMGNの今後の見通し
アムジェンは主に以下の理由から、今後も成長が期待できると考えられます。
- 先進国の高齢化による医薬品需要の増加
- バイオ医薬品市場は今後も拡大が見込まれる
日本をはじめ先進国全体として高齢化が進むことで、医薬品市場自体が拡大していくことが予想されます。
さらにその中のバイオ医薬品市場自体も継続的な拡大が予測されています。
ただし、「バイデン大統領が署名したインフレ抑制法において、薬品の価格を段階的に引き下げる改革が盛り込まれている」ことは大きな逆風になる為、今後の動向を注視する必要があります。
ヘルスケアセクターに投資する際は、こういった政治動向や、訴訟リスクにも注意が必要です。
まとめ
本記事では、
- アムジェンの配当金情報(利回り、増配率、配当性向)
- アムジェンの株価情報(現状・S&P500との比較・高配当ETFとの比較・連続増配ETFとの比較)
- アムジェンの銘柄分析(基本情報、事業内容、業績)
- アムジェンの今後の見通し
について解説しました。
アムジェンは米国カリフォルニア州に本社を置く世界最大のバイオ医薬品メーカーです。
’20年からは、NYダウの構成銘柄にも採用されています。
また、増配率は近年も約10%と高い水準を確保し、13年にわたり連続増配を続けています。
今後も先進国の高齢化による医薬品需要の増加、バイオ医薬品市場の拡大に伴い、今後も継続した成長が期待されます。
皆さんの投資目的に合った銘柄選定に、少しでも参考になれば嬉しいです。
最後までご覧頂きありがとうございました!
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また、配当王、配当貴族といった米国の連続増配銘柄を以下の記事でまとめていますので良ければ参考にしてみてください。
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