興味あり
米国のコンソリデーテッド・エジソン(ED)は配当金をどれくらいもらえるの?
株価は?業績は?詳しく知りたい!
こんな疑問にお答えする為、本記事ではコンソリデーテッド・エジソン(ED)について銘柄分析を行いました
コンソリデーテッド・エジソン(ED)はアメリカ ニューヨーク州に拠点を持つ、大手電力会社です。
配当金による株主還元にも積極的で、連続増配は50年に渡ります。
私は2019年から米国連続増配株をメインに投資しているブロガーです。
- 2019年資産約200万円程度→2023年資産2000万円達成
- 1億円貯めてセミリタイヤするのが目標
- 30代、妻、息子(4歳、1歳)と4人暮らし
結論:[連続増配50年]コンソリデーテッド・エジソン:EDの配当,株価,銘柄分析と今後の見通し
まず最初に本記事でわかる結論からご紹介します。
コンソリデーテッド・エジソン(ED)はアメリカニューヨーク州を中心とし、電力、ガスを供給する公益事業会社です。
50年もの長期に渡って連続増配を続ける配当還元意識が高い企業です。
公益事業なので好不況の影響は受けにくく、人口が増えた分だけ収益は増えていくことが予測できます。
ただし逆に大幅な成長は見込めない点は注意が必要です。
ではこれ以降は、上記結論に対する詳細内容をご紹介します。
コンソリデーテッド・エジソン:EDの配当金情報
それでは早速、配当金に関する情報からご紹介します。
ここでは、
- 配当利回りの推移
- 配当額の推移
- 年増配率の推移
- 配当性向の推移
についてご紹介します。
EDの配当利回りの推移
コンソリデーテッド・エジソン(ED)の2010年以降における年間配当利回りの推移です。
※年間配当利回り = 年間配当金 ÷ 年末株価 で計算しています
- 配当利回りは約3%~5%の水準で推移
EDの配当額の推移
コンソリデーテッド・エジソン(ED)の2010年以降における配当額の数値及び推移です。
- 緩やかながらも、右肩上がりで推移
EDの増配率の推移
コンソリデーテッド・エジソン(ED)の2011年以降における年間増配率の数値及び推移です。
- 増配率は約0.8%~4%程度の低めの水準で推移
EDの配当性向の推移
コンソリデーテッド・エジソン(ED)の2010年以降における年間配当性向の数値及び推移です。
※配当性向 = 年度毎の(1株当たり配当金÷1株当たり調整後希薄化EPS)×100 で計算
- 約60~70%前後の水準で安定して推移
興味あり
利回りが高めで安定していていいね!
株価はどうかな?
では株価関係の情報についてご紹介します
コンソリデーテッド・エジソン:EDの株価情報
ここでは
- 株価
- S&P500とのトータルリターンの比較
- 高配当ETFとのトータルリターンの比較
- 連続増配ETFとのトータルリターンの比較
についてご紹介します。
EDの株価
コンソリデーテッド・エジソン(ED)の週足リアルタイムチャートです。
※チャートを操作することで表示期間等の変更も可能です。
- コロナショック前の最高値は更新しているが、2022年頃からは横ばいの傾向
EDとS&P500とのトータルリターンの比較
コンソリデーテッド・エジソン(ED)と、S&P500に連動するETFであるSPYとを比較しました。
2001年以降から2023年11月末までの期間で、配当再投資込みでの比較です。
- 長期におけるトータルリターンで市場平均のS&P500を上回る
EDと高配当ETFとのトータルリターンの比較
コンソリデーテッド・エジソン(ED)と、高配当ETFであるVYM、SPYDとを比較しました。
SPYDが設定された’15年以降の比較です。
- トータルリターンは高配当ETFのVYMを下回り、SPYDを上回る
EDと連続増配ETFとのトータルリターンの比較
コンソリデーテッド・エジソン(ED)と、連続増配ETFであるVIGとを比較しました。
VIGが設定された’06年以降からの比較です。
- 連続増配ETFのVIGとトータルリターンでやや下回る
S&P500よりいいリターンなんだね!!
どんな会社なの?
では銘柄に関する情報についてご紹介します
コンソリデーテッド・エジソン:EDの銘柄分析
ここでは
- 基本的な情報
- 事業内容
- 業績
についてご紹介します。
EDの基本情報
コンソリデーテッド・エジソン(ED)の基本的な情報です。
ティッカー(正式名称) | ED(コンソリデーテッド・エジソン) |
本社所在地 | 米国ニューヨーク州 |
設立日 | 1884年 |
従業員数 | 約1.4万人 |
セクター | 公益事業 |
配当時期(支払い月) | 年4回(3/6/9/12月) |
株価 | 89.68 ドル※ |
配当利回り | 3.63 %※ |
連続増配年数 | 50年 |
採用指数 | S&P500 |
コンソリデーテッド・エジソン(ED)はアメリカ ニューヨーク州に拠点を持ち、長期の歴史を持つ大手電力会社です。
また配当利回りは4%程度で十分な水準を確保しつつ、連続増配年数は50年と長期に渡る実績を持っています。
EDの主な事業内容
コンソリデーテッド・エジソン(ED)の主力サービスは以下の通りです。
コンソリデーテッド・エジソン(ED)は、アメリカニューヨーク州を中心とし、電力、ガスを供給する公益事業会社です。
主力のCECONYは、ニューヨーク州などに電力で約360万件、ガスで約110万件の顧客を抱えます。
またクリーンエネルギー事業に関しては23年3月、ドイツのRWEに売却しました。
選択と集中をすることで、事業の効率UPを進めています。
EDの業績(売上高、営業利益、営業利益率)
コンソリデーテッド・エジソン(ED)の業績の推移は以下の通りです。
- 売上高、営業利益共に全体的には緩やかに増加傾向
EDのEPS(1株当たり利益)
コンソリデーテッド・エジソン(ED)のEPSの推移は以下の通りです。
※EPS = 調整後希薄化EPS を使用
- 全体的に緩やかに右肩上がりで順調に推移
EDのキャッシュフロー(営業CF、フリーCF、営業CFマージン)
コンソリデーテッド・エジソン(ED)のキャッシュフローの推移は以下の通りです。
※営業CFマージン = 営業CF ÷ 売上高
- 営業CFは全体的には緩やかに増加傾向
- フリーCFは近年マイナス
- 営業CFは20~25%前後で高水準
業績は派手さはないけど安定的だね!!
今後はどうなるのかな?
では今後の見通しについて紹介します
コンソリデーテッド・エジソン:EDの今後の見通し
コンソリデーテッド・エジソン(ED)は主に以下の理由から、今後も緩やかながら安定した成長が期待できると考えられます。
- 米国の人口は今後も拡大が予測され、電力需要は増加傾向
公益事業なので好不況の影響は受けにくく、人口が増えた分だけ収益は増えていくことが予測できます。
ただし逆に大幅な成長は見込めない点は注意が必要です。
投資する際は大幅な成長を期待するのではなく、安定した配当を目的にして投資すべき対象です。
まとめ
本記事では、
- コンソリデーテッド・エジソンの配当金情報(利回り、増配率、配当性向)
- コンソリデーテッド・エジソンの株価情報(現状・S&P500との比較・高配当ETFとの比較・連続増配ETFとの比較)
- コンソリデーテッド・エジソンの銘柄分析(基本情報、事業内容、業績)
- コンソリデーテッド・エジソンの今後の見通し
について解説しました。
コンソリデーテッド・エジソン(ED)はアメリカニューヨーク州を中心とし、電力、ガスを供給する公益事業会社です。
50年もの長期に渡って連続増配を続ける配当還元意識が高い企業です。
公益事業なので好不況の影響は受けにくく、人口が増えた分だけ収益は増えていくことが予測できます。
ただし逆に大幅な成長は見込めない点は注意が必要です。
皆さんの投資目的に合った銘柄選定に、少しでも参考になれば嬉しいです。
最後までご覧頂きありがとうございました!
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また、配当王、配当貴族といった米国の連続増配銘柄を以下の記事でまとめていますので良ければ参考にしてみてください。
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