興味あり
米国のマイクロソフト(MSFT)は配当金をどれくらいもらえるの?
株価は?業績は?詳しく知りたい!
こんな疑問にお答えする為、本記事ではマイクロソフト(MSFT)について銘柄分析を行いました
マイクロソフト(MSFT)は言わずと知れたGAFAMの一角で、ソフトウェアを開発、販売しています。
高成長銘柄なので株価の伸びが注目されがちですが、実は連続増配年数22年の記録を持っています。
私は2019年から米国連続増配株をメインに投資しているブロガーです。
- 2019年資産約200万円程度→2023年資産2000万円達成
- 1億円貯めてセミリタイヤするのが目標
- 30代、妻、息子(4歳、1歳)と4人暮らし
結論:[連続増配22年]マイクロソフト:MSFTの配当,株価,銘柄分析と今後の見通し
まず最初に本記事でわかる結論からご紹介します。
マイクロソフトは米国ワシントン州に本社を置く、ソフトウェアを開発、販売する会社です。
言わずと知れたGAFAMの一角で、S&P500格付けにおいて、世界で2社しかない最高評価のAAAを与えられている内の1社です(残りの1社はジョンソンエンドジョンソン)。
世界のクラウド市場は今後も継続した拡大が予測されており、それに伴いマイクロソフトの「Azure」等のクラウド事業は今後も継続して成長することが期待できます。
さらに、ChatGPTと自社サービスとの融合など、他社に先駆けて新たな技術への投資を積極的に行う点も好感が持てます。
ではこれ以降は、上記結論に対する詳細内容をご紹介します。
マイクロソフト:MSFTの配当金情報
それでは早速、配当金に関する情報からご紹介します。
ここでは、
- 配当利回りの推移
- 配当額の推移
- 年増配率の推移
- 配当性向の推移
についてご紹介します。
MSFTの配当利回りの推移
マイクロソフト(MSFT)の2010年以降における年間配当利回りの推移です。
※年間配当利回り = 年間配当金 ÷ 年末株価 で計算しています
- 配当利回りは約0.5%~3%の水準で、やや低下傾向(後述の株価の上昇が要因)
MSFTの配当額の推移
マイクロソフト(MSFT)の2010年以降における配当額の数値及び推移です。
- 配当額は右肩上がりで順調に増加傾向
MSFTの増配率の推移
マイクロソフト(MSFT)の2011年以降における年間増配率の数値及び推移です。
- 近年は約+10%程度の水準で推移
MSFTの配当性向の推移
マイクロソフト(MSFT)の2010年以降における年間配当性向の数値及び推移です。
※配当性向 = 年度毎の(1株当たり配当金÷1株当たり調整後希薄化EPS)×100 で計算
- 約30~50%前後で推移
興味あり
配当利回りは低めだけど、増配率が高くていいね!
株価はどうかな?
では株価関係の情報についてご紹介します
マイクロソフト:MSFTの株価情報
ここでは
- 株価
- S&P500とのトータルリターンの比較
- 高配当ETFとのトータルリターンの比較
- 連続増配ETFとのトータルリターンの比較
についてご紹介します。
MSFTの基本情報
マイクロソフト(MSFT)の基本的な情報です。
ティッカー(正式名称) | MSFT(マイクロソフト) |
本社所在地 | 米国ワシントン州レドモンド |
設立日 | 1975年 |
従業員数 | 約22万人 |
セクター | 情報技術 |
配当時期(支払い月) | 年4回(3/6/9/12月) |
株価 | 375.28 ドル※ |
配当利回り | 0.80 %※ |
連続増配年数 | 22年 |
採用指数 | S&P500、NYダウ |
マイクロソフトは情報技術セクターの大型銘柄です。
連続増配年数は22年で長期にわたります。
MSFTの株価
マイクロソフト(MSFT)の週足リアルタイムチャートです。
※チャートを操作することで表示期間等の変更も可能です。
- 2023年初頃から上昇し、最高値付近で推移
MSFTとS&P500とのトータルリターンの比較
マイクロソフト(MSFT)と、S&P500に連動するETFであるSPYとを比較しました。
2001年以降から2023年11月末までの期間で、配当再投資込みでの比較です。
- 長期におけるトータルリターンで市場平均のS&P500を大きく上回る
MSFTと高配当ETFとのトータルリターンの比較
マイクロソフト(MSFT)と、高配当ETFであるVYM、SPYDとを比較しました。
SPYDが設定された’15年以降の比較です。
- 高配当ETFのVYM、SPYDに対しトータルリターンで大きく上回る
MSFTと連続増配ETFとのトータルリターンの比較
マイクロソフト(MSFT)と、連続増配ETFであるVIGとを比較しました。
VIGが設定された’06年以降からの比較です。
- 連続増配ETFのVIGに対しトータルリターンで大きく上回る
S&P500、高配当ETF、連続増配ETFよりもトータルリターンは高いんだね!!
どんな会社なの?
では銘柄に関する情報についてご紹介します
MSFTの主な事業内容
マイクロソフト(MSFT)の主力商品は以下の通りです。
マイクロソフトはパソコンのOSであるWindows等を開発提供している会社です。
WindowsというOS中心のビジネスモデルから、Office365の月額課金制サブスクリプションモデルを導入し、クラウドを利用したクラウドビジネスを確立させ、売り上げ、利益を伸ばしています。
さらに話題の生成AIに関しては、Bing検索エンジンをChatGPTに統合し、グーグルに対して攻勢をしかけています。
MSFTの業績(売上高、営業利益、営業利益率)
マイクロソフト(MSFT)の業績の推移は以下の通りです。
- 売上高、営業利益共に右肩上がりで順調に推移
- 営業利益率は30~40%程度で高収益
MSFTのEPS(1株当たり利益)
マイクロソフト(MSFT)のEPSの推移は以下の通りです。
※EPS = 調整後希薄化EPS を使用
- 右肩上がりで順調に推移
MSFTのキャッシュフロー(営業CF、フリーCF、営業CFマージン)
マイクロソフト(MSFT)のキャッシュフローの推移は以下の通りです。
※営業CFマージン = 営業CF ÷ 売上高
- 営業CF、フリーCF共に右肩上がりで順調に推移
- 営業CFマージンは40%越えの高収益
業績は順調だね!!
今後はどうなるのかな?
では今後の見通しについて紹介します
マイクロソフト:MSFTの今後の見通し
マイクロソフトは主に以下の理由から、今後も成長が期待できると考えられます。
- 世界のクラウド市場は今後も拡大が予測される
- テレワークは定着し、ビジネスチャットツールの需要は増加
米国のクラウド市場は、下記のグラフのように2021年から2030年で約4倍以上に増加すると予測されています。
そんな市場全体の成長の恩恵を受けて、マイクロソフトの「Azure」等のクラウド事業は今後も継続して成長することが期待できます。
またテレワークの定着に伴い、「Microsoft Teams」の利用者も増加することが予測されます。
さらに生成AIを開発したOpenAIへの巨額投資、自社製品との融合等、新たな技術への投資も積極的に進める点も好感が持てます。
まとめ
本記事では、
- マイクロソフトの配当金情報(利回り、増配率、配当性向)
- マイクロソフトの株価情報(現状・S&P500との比較・高配当ETFとの比較・連続増配ETFとの比較)
- マイクロソフトの銘柄分析(基本情報、事業内容、業績)
- マイクロソフトの今後の見通し
について解説しました。
マイクロソフトは米国ワシントン州に本社を置く、ソフトウェアを開発、販売する会社です。
言わずと知れたGAFAMの一角で、S&P500格付けにおいて、世界で2社しかない最高評価のAAAを与えられている内の1社です(残りの1社はジョンソンエンドジョンソン)。
世界のクラウド市場は今後も継続した拡大が予測されており、それに伴いマイクロソフトの「Azure」等のクラウド事業は今後も継続して成長することが期待できます。
さらに、ChatGPTと自社サービスとの融合など、他社に先駆けて新たな技術への投資を積極的に行う点も好感が持てます。
皆さんの投資目的に合った銘柄選定に、少しでも参考になれば嬉しいです。
最後までご覧頂きありがとうございました!
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また、配当王、配当貴族といった米国の連続増配銘柄を以下の記事でまとめていますので良ければ参考にしてみてください。
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