興味あり
アメリカのカリフォルニア・ウォーター・サービスは配当金をどれくらいもらえるの?
株価は?業績は?詳しく知りたい!
こんな疑問にお答えする為、本記事ではカリフォルニア・ウォーター・サービス(CWT)について銘柄分析を行いました
カリフォルニア・ウォーター・サービス(CWT)は米国ニューヨーク州に本社を持つ、上下水道サービスの持株会社です。
配当金による株主還元に積極的で、連続増配年数は56年を記録し、米国連続増配銘柄の上位に位置しています。
私は2019年から米国株投資を実践しています。
愛する米国連続増配株に関する情報をブログでまとめています。
配当王、配当貴族といった米国の連続増配銘柄を以下の記事でまとめています。
同じ公益事業セクターの「コンソリデーテッド・エジソン」、「サザンカンパニー」、「ネクステラ・エナジー」、「アメリカン・ステーツ・ウォーター」も紹介しています。
結論:[連続増配56年]カリフォルニア・ウォーター・サービス:CWTの配当,株価,銘柄分析と今後の見通し
まず最初に本記事でわかる結論からご紹介します。
カリフォルニア・ウォーター・サービス(CWT)は米国ニューヨーク州に本社を持つ、上下水道サービスの持株会社です。
配当金による株主還元に積極的で、連続増配年数は56年を記録し、米国連続増配銘柄の上位に位置しています。
また今後も米国の人口増加に伴う一般家庭および産業、公共などの水道需要増加により、緩やかながらも継続した成長が期待されます。
ただし公益セクターは良くも悪くも安定的なので、逆に急激な業績の伸び、急激な成長も期待できない点は考慮が必要です。
さらに、景気の悪化による工場稼働率の低下、一般家庭の使用量低下に伴う水道需要の低下にも注意が必要です。
実際にコロナショックの際には一時的に需要が低下し、安定的な運用を期待した投資家を失望させる事態も起きています。
ではこれ以降は、上記結論に対する詳細内容をご紹介します。
カリフォルニア・ウォーター・サービス:CWTの配当金情報
それでは早速、配当金に関する情報からご紹介します。
ここでは、
- 配当利回りの推移
- 配当額の推移
- 年増配率の推移
- 配当性向の推移
についてご紹介します。
CWTの配当利回りの推移
カリフォルニア・ウォーター・サービス(CWT)の2010年以降における年間配当利回りの推移です。
※年間配当利回り = 年間配当金 ÷ 年末株価 で計算しています
- 近年は約1%~2%程度の水準で推移
CWTの配当額の推移
カリフォルニア・ウォーター・サービス(CWT)の2010年以降における配当額の数値及び推移です。
- 全体的に緩やかながら右肩上がりで増加傾向
CWTの増配率の推移
カリフォルニア・ウォーター・サービス(CWT)の2011年以降における年間増配率の数値及び推移です。
- 近年右肩上がりで上昇傾向
CWTの配当性向の推移
カリフォルニア・ウォーター・サービス(CWT)の2011年以降における年間配当性向の数値及び推移です。
※配当性向 = 年度毎の(1株当たり配当金÷1株当たり調整後希薄化EPS)×100 で計算
- 約40%~70%の水準で推移
増配率が上がっていってるのはいい感じだね!
株価はどうかな?
では株価関係の情報についてご紹介します
カリフォルニア・ウォーター・サービス:CWTの株価情報
ここでは
- 株価
- S&P500とのトータルリターンの比較
- 高配当ETFとのトータルリターンの比較
- 連続増配ETFとのトータルリターンの比較
についてご紹介します。
CWTの株価
カリフォルニア・ウォーター・サービス(CWT)の週足リアルタイムチャートです。
※チャートを操作することで表示期間等の変更も可能です。
- 2022年以降、株価は停滞傾向
CWTとS&P500とのトータルリターンの比較
カリフォルニア・ウォーター・サービス(CWT)と、S&P500に連動するETFであるSPYとを比較しました。
2001年以降から2023年7月末までの期間で、配当再投資込みでの比較です。
- 長期におけるトータルリターンで市場平均のS&P500を上回る
CWTと高配当ETFとのトータルリターンの比較
カリフォルニア・ウォーター・サービス(CWT)と、高配当ETFであるVYM、SPYDとを比較しました。
SPYDが設定された’15年からの比較です。
- 高配当ETFのVYM、SPYDに対しトータルリターンで上回る
CWTと連続増配ETFとのトータルリターンの比較
カリフォルニア・ウォーター・サービス(CWT)と、連続増配ETFであるVIGとを比較しました。
VIGが設定された’06年以降からの比較です。
- 連続増配ETFのVIGに対しトータルリターンでやや下回る
S&P500、高配当ETFよりもいい成績なんだね!
どんな会社なの?
では銘柄に関する情報についてご紹介します
カリフォルニア・ウォーター・サービス:CWTの銘柄分析
ここでは
- 基本的な情報
- 事業内容
- 業績
についてご紹介します。
CWTの基本情報
カリフォルニア・ウォーター・サービス(CWT)の基本的な情報です。
ティッカー(正式名称) | CWT(カリフォルニア・ウォーター・サービス) |
本社所在地 | 米国カリフォルニア州 |
設立日 | 1926年 |
従業員数 | 約1200人 |
セクター | 公益事業 |
配当時期(支払い月) | 年4回(2/5/8/11月) |
株価 | 53.02 ドル※ |
配当利回り | 1.96 %※ |
連続増配年数 | 56年 |
主要採用指数 |
カリフォルニア・ウォーター・サービス(CWT)は米国ニューヨーク州に本社を持つ、上下水道サービスの持株会社です。
配当金による株主還元に積極的で、連続増配年数は56年を記録し、米国連続増配銘柄の上位に位置しています。
CWTの主な事業内容
カリフォルニア・ウォーター・サービス(CWT)の主力商品、サービスは以下の通りです。
カリフォルニア・ウォーター・サービス(CWT)は、子会社を通じて上下水道事業およびその他の関連サービスを提供する持株会社です。
カリフォルニア、ハワイ、メキシコ、テキサス、ワシントンに5つの子会社を持ち、それらを通じて、約2万人以上に高品質の上下水道サービスを提供しています。
一般家庭だけではなく、産業、公共、農業、防火用水の浄水、購入、貯水、消毒、水質検査、配水、給水を行っています。
また地方自治体や民間企業に水道システムの運営・管理、請求書発送、検針などのサービスを提供しています。
CWTの業績(売上高、営業利益、営業利益率)
カリフォルニア・ウォーター・サービス(CWT)の業績の推移は以下の通りです。
- 年毎のばらつきはあるが、全体的には売上高、営業利益共に増加傾向
CWTのEPS(1株当たり利益)
カリフォルニア・ウォーター・サービス(CWT)のEPSの推移は以下の通りです。
※EPS = 調整後希薄化EPS を使用
- 年毎のばらつきはあるが、全体的には増加傾向
興味あり
業績は順調そうだね
今後はどうなるのかな?
では今後の見通しについて紹介します
カリフォルニア・ウォーター・サービス:CWTの今後の見通し
カリフォルニア・ウォーター・サービス(CWT)は主に以下の理由から、今後も緩やかながらも成長が期待できると考えられます。
- 米国の人口は今後も増加が予想される
- 人口の増加に伴い、家庭用、および産業、公共などの水道需要は増加していく
米国の人口は移民等の影響で今後も増加が予想されています。
その中で、カリフォルニア・ウォーター・サービスが手掛ける上下水道事業は生活インフラの為、人口の増加に伴い緩やかながら使用量は増加していくことが予想されます。
またそれは一般家庭用だけではなく、産業、公共などの水需要の増加にも繋がっていくと考えられます。
ただし公益セクターは良くも悪くも安定的なので、逆に急激な業績の伸び、急激な成長も期待できない点は考慮が必要です。
さらに、景気の悪化による工場稼働率の低下、一般家庭の使用量低下に伴う水道需要の低下にも注意が必要です。
実際にコロナショックの際には一時的に需要が低下し、安定的な運用を期待した投資家を失望させる事態も起きています。
まとめ
本記事では、
- カリフォルニア・ウォーター・サービスの配当金情報(利回り、増配率、配当性向)
- カリフォルニア・ウォーター・サービスの株価情報(現状・S&P500との比較・高配当ETFとの比較・連続増配ETFとの比較)
- カリフォルニア・ウォーター・サービスの銘柄分析(基本情報、事業内容、業績)
- カリフォルニア・ウォーター・サービスの今後の見通し
について解説しました。
カリフォルニア・ウォーター・サービス(CWT)は米国ニューヨーク州に本社を持つ、上下水道サービスの持株会社です。
配当金による株主還元に積極的で、連続増配年数は56年を記録し、米国連続増配銘柄の上位に位置しています。
また今後も米国の人口増加に伴う一般家庭および産業、公共などの水道需要増加により、緩やかながらも継続した成長が期待されます。
ただし公益セクターは良くも悪くも安定的なので、逆に急激な業績の伸び、急激な成長も期待できない点は考慮が必要です。
さらに、景気の悪化による工場稼働率の低下、一般家庭の使用量低下に伴う水道需要の低下にも注意が必要です。
実際にコロナショックの際には一時的に需要が低下し、安定的な運用を期待した投資家を失望させる事態も起きています。
皆さんの投資目的に合った銘柄選定に、少しでも参考になれば嬉しいです。
最後までご覧頂きありがとうございました!
配当王、配当貴族といった米国の連続増配銘柄を以下の記事でまとめています。
同じ公益事業セクターの「コンソリデーテッド・エジソン」、「サザンカンパニー」、「ネクステラ・エナジー」、「アメリカン・ステーツ・ウォーター」も紹介しています。
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